IPO株の銘柄分析&予想
2019年12月2日 ザイ編集部

「上場直後」のIPO株の中で、アナリストの投資判断が
“買い”か“強気”の5銘柄! 好業績&PER30倍以下で、
株価急騰も期待の「フェイスネットワーク」などを紹介

「IPO(新規公開株)」の抽選に外れても、儲ける方法はある! 「IPO直後の株」の急騰の勢いに乗れ!

発売中のダイヤモンド・ザイ2020年1月号は、特集「“仕組み化”するだけ!【IPO】申し込み&売買ワザ」を掲載! IPO投資というと、「難しそう」「投資の上級者向け?」などと考えている人も多いはず。たしかに面倒な部分もあるが、いったん“仕組み化”してしまえば、IPO投資は実は初心者にも挑戦しやすい。

この特集では、そんなIPO投資の“仕組み化”の手順を紹介。また、IPOしたばかりの株は活発に値動きしやすいため、特集では2018年以降に上場した151銘柄を、「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で診断している。

今回は、2018年以降に上場した151銘柄のうち、アナリストが「買い」「強気」と診断した5銘柄を紹介! 上場後に低迷してしまう株も多い中で、有望株を見つけるポイントも解説する!

IPOの抽選に外れても、IPO投資はできる!
上場直後の銘柄が好業績を発表したタイミングが狙い目!

 「IPO(新規公開株)投資」の王道は、公募価格で買い、初値で売り抜けること。これができれば話は簡単だが、「さまざまな証券会社に口座を開いて、片っ端から申し込んでも当選しない」という人も多いはず。そこで、ダイヤモンド・ザイでは「IPO直後の株」に注目することも提案している。
【※関連記事はこちら!】
⇒「IPO(新規上場)が当選しやすくなる」証券会社の選び方を伝授! 優先すべきは、当選するまで資金が不要な岡三オンライン証券、野村証券などの4社だ!

 そもそも、IPO直後の株は値動きが激しいうえに、上場直後に高値をつけた後、低迷してしまう銘柄も多い。となると、IPO直後の株を狙うのは躊躇してしまいそうだが、IPO株に詳しいフィスコの小林大純さんは、「銘柄選びをしっかりすれば、IPO直後の株で“株価数倍”も狙える」と話す。

 「IPOするのは、成長期待が高い中小型株が多くなっています。また、上場基準が以前に比べて厳しくなったため、利益をしっかり出している企業が増えました。そのため、IPO直後の株が2ケタ増益といった好決算を発表すると、成長株狙いの投資家の注目を集めて、株価が一気に上昇するということがあるのです」

 ただし、好決算を発表しても、すでに「割高」な株は買われにくいと小林さんは指摘する。

 「中小型株全体の株価が好調な時だと、人気が高いIPO株は、PERの水準に関係なく買われることがあります。ですが、中小型株の指数である東証マザーズ指数が2018年の2月から下落しており、最近は相場環境が悪い。そのため、成長期待が高い銘柄でも、PERが高すぎると買われにくいでしょう」

25日移動平均線を活用しよう!

 以上を踏まえて、ダイヤモンド・ザイが上がりやすい株の条件を調べたところ、IPO直後の株の中でも「好決算発表後に、PER30倍以下の株を買う」と、利益を出しやすいことがわかった。

 ただし、売買のタイミングには、ちょっとした工夫が必要。おすすめの買いタイミングは、決算や業績の上方修正を発表した後で、「株価が上向きの25日移動平均線より上にある」ときだ。売り時も簡単で、「25日移動平均線を株価が下回った」ときを目安にすればいい。
【※関連記事はこちら!】
⇒「IPO」の今後のスケジュールをまとめて紹介!「IPO」の上場日や購入申込期間、幹事証券会社、注目度、公開価格などの最新情報を更新中!

アナリストも注目する「IPO直後の株」とは?
PER30倍以下で、急騰も期待できる5銘柄を紹介!

 とはいえ、このような条件を満たす株を、いちいち自力で探すのは大変だ。そこで、ダイヤモンド・ザイ2020年1月号では、「好決算発表後のPER30倍以下の株」をスマホで簡単にチェックできる“仕組みづくり”を提案している。仕組みづくりの詳細はダイヤモンド・ザイ2020年1月号を読んでほしいが、一度、仕組み化してしまえば、面倒な作業を簡略化して利益を上げやすくなるので、モノグサな人ほど試す価値があるだろう。

 なお、IPO直後の株について、ダイヤモンド・ザイでは“IPOから2年以内の株”と定義しており、特集では2018年以降に上場した151銘柄を一挙に紹介。今後、値上がりしそうな銘柄を探すべく、アナリストに「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で診断してもらっている(※銘柄診断はグローバルリンクアドバイザーズの戸松信博さん、フィスコの小林大純さん、フェアトレードの西村剛さん・田村祐一さん、ラカンリチェルカの若杉篤史さん・村瀬智一さん、ラジオNIKKEIの和島英樹さん。株価は11月5日時点)。

 以下に、IPO直後の株で、アナリストに「買い」「強気」と診断され、なおかつPER30倍以下の銘柄を5銘柄抜粋したので、チェックしてみてほしい。

 ■IPO直後の株でPERが30倍以下&
 アナリストが「買い」「強気」と診断した5銘柄を発表!

上場日 投資判断 予想PER 増益率 PBR 増収率 最新の株価
18年3月 ◆フェイスネットワーク(3489・東M)
買い 7.7倍 1.46倍
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【分析コメント】投資用賃貸物件の一棟売りが主力。東京の世田谷・目黒・渋谷の3区に特化し、入居率や家賃を高水準で維持。土地の仕入れから建設、入居者募集、管理まで一貫して提供できる体制が強みで、顧客の4割をリピート・紹介客が占める。今期業績は過去最高を更新へ。
18年4月 ◆コンヴァノ(6574・東M)
強気 18.9倍 43.3% 2.73倍 4.5%
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【分析コメント】低価格・スピーディーがウリのネイルサロン「ファストネイル」を展開。デザイン・価格を含めた予約方式や、独自開発の除去装置などによる高い生産性が強み。業績は好調。ネイリストの採用も順調で機会損失が減少。株価は堅調な推移が期待できる。
18年6月 ◆アイ・ピー・エス(4390・東M)
強気 25.1倍 27.0% 4.88倍 21.1%
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【分析コメント】フィリピンのケーブルテレビ向け通信回線や、国内で通信サービスを提供。今期は2ケタの増収増益で、フィリピンでの大型案件や国内の課金サービスの伸びなどが寄与する。今後は海外での5G浸透にも期待で、株価は戻りを試す展開が続きそうだ。
18年7月 ◆バンク・オブ・イノベーション(4393・東M)
強気 28.2倍 7.78倍
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【分析コメント】ゲームアプリの開発・運営。「幻獣契約クリプトラクト」「ミトラスフィア」などが好調で、20年9月期も増収増益へ。「クリプトラクト」は台湾・香港・マカオ向けの配信を開始し、海外の貢献が本格化する。株価は9月高値から調整したが、日数も経ち、再上昇に期待。
18年9月 ◆イーエムネットジャパン(7036・東M)
強気 28.5倍 24.7% 6.73倍 10.1%
最新の株価情報はこちら(SBI証券ページへ遷移します)
【分析コメント】インターネットの検索連動型広告の運用が主力。ネット広告の需要は地方でも増加しており、地方の広告代理店をパートナーとして協業を進める。今期業績は過去最高を更新へ。来期は訪日客向けの多言語広告にも期待で、株価は徐々に上値を試す展開へ。

【※関連記事はこちら!】
⇒「IPO投資」は、株初心者でも“勝率87%”を実現可能な投資術!「IPO投資」ができる“仕組み”さえ作れれば、機械的な売買をするだけで短期間で儲かるのが魅力!

年金生活のリアルがわかる特集や、ふるさと納税“最旬”情報も!
ダイヤモンド・ザイ1月号をチェック!

ザイ1月号

 今回は、ダイヤモンド・ザイ2020年1月号の特集「“仕組み化”するだけ!【IPO】申し込み&売買ワザ」から、アナリストに「買い」「強気」と診断された、有望な「IPO直後の株」を抜粋した。誌面では、ほかにも有望株を多数取り上げているので、併せてチェックを!

 ダイヤモンド・ザイ2020年1月号の大特集は、「何歳からでも始められる【高配当株】で、あんしん老後」! 年金や老後資金に不安があるなら、早めに「じぶん年金」を確保する算段を立てたい。特集では、「じぶん年金」づくりに向いている「日本株の高配当株」や「米国株」「J-REIT」などの注目銘柄を多数取り上げているので、高利回り商品で“あんしん老後”を設計したい人は必見だ!

 ほかにも、「1万人アンケートでわかった! 65歳からの年金生活のリアル」 を筆頭に、「年末までラストスパート! 駆け込み【ふるさと納税】72」「受け取り方で節税効果に差が! iDeCoの出口戦略」「人気【毎月分配型】100本の分配金速報データ」「ひそかな人気! 社債は買いなの?」、人気連載「定年退職までのロードマップ『シニアだってつみたてNISA』」など、今月も充実の内容でお届けしている。

 また、別冊付録には、大特集「何歳からでも始められる【高配当株】で、あんしん老後」と併せてチェックしたい、「毎月配当カレンダー」が付いてくる!

 ダイヤモンド・ザイ1月号は、全国の書店や楽天ブックスAmazonで好評発売中!