家計再生コンサルティング
【第10回】 2012年9月12日 横山光昭

保険は払い過ぎはもちろん、削り過ぎにも注意!
適正な支払額の考え方とは?

前回までは固定費の中でも影響が大きい住居費や車の維持費について解説しました。今回は保険です。世の中にはたくさんの保険があります。そこでまず、保険選びの基本的な考え方についてお話ししていきたいと思います。

まずは、身近なところでムダな保険を払っていないか確認しよう!

 これまで何の保険にも入ったことがないという人は、案外少ないのではないでしょうか。「縁がないよ」という人でも、実は財布の中に入っているクレジットカードに、何らかの保険が自動で付帯されていることは多いもの

 クレジットカードに付帯される保険は、カードの種類によってさまざまですが、よく付帯されているものに「ショッピングプロテクション」「旅行傷害保険」などがあります。

 ショッピングプロテクションとは、カードを使って購入した商品が、一定期間中に破損したり盗難にあったりしたときに、一定の条件の下で補償してもらえるという保険。「お買い物保険」と呼ぶ場合もあります。

 また、旅行傷害保険は、旅行中のケガなどを補償してもらえる保険。空港に行くと、損害保険会社の販売窓口を見かけますが、ここで販売されているのが旅行傷害保険です。

 カードを持つことで、これらの保険に自動的に入ったことになるにもかかわらず、その事実を知らないでいる人はよくいます。カードである程度補償がついているのに、わざわざ空港で高額の旅行傷害保険に契約したり……(原則として、空港で契約すると高くつきます)。これは本当にムダな出費です。

 また、ちょっとした破損でも、補償してもらえる場合も多いショッピングプロテクションも、存在自体知らない人が多すぎます。存在を知っていれば、新品を破損して落ち込んでも、多少は補償が受けられて気がまぎれる(?)はず。

身近なところでムダな保険を払っていないか確認しよう!ちゃんと確認しよう!【イラスト/斎藤ひろこ】

 みなさんも、まずは身近なところにある保険を見過ごしていないか、ムダな保険を支払っていないか一度チェックしてみましょう。