家計再生コンサルティング
【第15回】 2012年10月12日 横山光昭

ムダな出費は削っていこう!
通信費やATM手数料は”すぐにできる節約”だ!

前回までは、定額を支払う必要がある固定費の見直し方をお話ししてきましたが、今回は、使い方次第で増えたり減ったりする出費について考えていきます。

"チリつも"式節約術がイヤなら、ほかの部分で節約しよう

 この連載の最初のほうで、家計は以下の4種類に分けられるとお話ししました。

(1)毎月必ず定額を支払う費目(いわゆる固定費)
(2)毎月出ていくが、使い方次第で増えたり減ったりする費目(食費や水道光熱費、通信費など)
(3)毎月はかからないが、数カ月に1度は必ず発生する費目(美容院代など)
(4)ごくたまに発生し、節約はできない(するべきではない)費目(医療費など)

 節約というと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが、(2)の食費や水道光熱費を削ることです。

 たしかに、それも重要ですが、(2)が異常なまでに多い場合を除き、一般的には(1)の固定費を削ったほうが節約効果は高いもの。ですから、まずは、これまで連載でお話してきたとおり(1)を削り、それから(2)を見直していくという順番で取り組むのがおすすめです。

 (2)には、食費や水道光熱費、日用品費、通信費、携帯電話代などが含まれます。どれも、自分の努力次第で減らせます。また、銀行のATM手数料や振込手数料、交通費なども(2)、あるいは(3)にカウントしてください。

 では、これらの出費を削るにはどうすればいいのでしょうか? よく質問されることですが、私は「洗濯は風呂の残り湯でやりましょうね」とか「野菜を電子レンジである程度加熱してからガスコンロで炒めると、ガス代が節約になりますよ」というような、節約のノウハウを積極的に語れません。私自身が、家事に関連する"チリつも(チリも積もれば山となる)式"節約が苦手だからです。

自分が得意な方法で頑張ればいい!【イラスト/斎藤ひろこ】

 これは性格的なものだと思いますが、小さいことを積み重ねて節約することを喜びにできる人もいれば、そうではない人もいます。チリつも式は苦手でも、ほかに合った節約の仕方があるはずです。