クレジットカード活用術
2016年7月8日 菊地祟仁

「LINE Payカード」のチャージで一番得するのは
毎週火・土曜日に「ファミマTカード」を使うこと!
還元率が2%+1%=3%にアップする裏ワザ公開!

【※2017年4月3日 追記】
2017年4月1日より、「ファミマTカード」で「LINE Payカード」にチャージすることができなくなり、この記事の裏ワザは利用できなくなりました。

高還元クレジットカードに代わり、
LINEのプリペイドカード「LINE Payカード」が最強に!?

 今回はクレジットカード業界でも話題になっている「LINE Payカード」について紹介します。

 2016年3月、超高還元クレジットカードとして人気だった「リクルートカードプラス」が新規入会を終了しました。同時に、2016年9月以降は電子マネー「nanaco」チャージでのポイント付与も終了することになり、「リクルートカードプラス」の既存ユーザーも大打撃を受けています。

 それ以前の2015年には「漢方スタイルクラブカード」や「リーダーズカード」「REX CARD」など、1.5~1.75%という高い還元率で人気だったクレジットカードの改悪があり、クレジットカードの還元率競争も終焉を迎えたと思われていました。

 しかし、「リクルートカードプラス」の新規入会の終了が発表された後、彗星の如く現れたのが「LINE Payカード」なのです。今回はこの「LINE Payカード」が最強の決済手段となりうる理由を解説していきます。

還元率2%、「JCB」加盟店で使える「LINE Payカード」は
「リクルートカードプラス」に匹敵する高スペックの決済ツール

 そもそも「LINE Payカード」と何なのでしょうか?

「LINE Payカード」とは、いまや多くの人が利用するインフラとも言えるコミュニケーションアプリ「LINE」のアカウント保有者であれば誰でも申し込める「国際ブランド付きのプリペイドカード」です。事前に入金した金額以上は利用できないプリペイド式なので、クレジットカードとは違って入会審査は不要。未成年でも問題なく保有できるので、理論的には「LINE」のアカウントさえ保有していれば、0歳から利用できる決済ツールとなります。

 国際ブランド「JCB」の加盟店で利用でき、クレジットカードと同じ端末で決済ができるので、利用範囲は通常の「JCB」のクレジットカードとほぼ同じという利便性の高さも魅力です(ただし、毎月自動引き落としの公共料金や本人認証サービスが必要なネットショップなどでは利用できません)。

 そして、最大のメリットは「2%」という驚異的な還元率。国際ブランドは「JCB」で、還元率は2%と、最強クレジットカードと言われた「リクルートカードプラス」と同じスペックながら、年会費は無料で、入会審査も不要なのですから、これだけでもお得で便利なことがわかりますね。

■「LINE Payカード」は「リクルートカードプラス」に匹敵する高スペック!
  LINE Payカード リクルートカードプラス
(新規発行終了)
 カード種別  プリペイドカード  クレジットカード
 審査  不要  必要
 申込条件  LINEアカウント保有  18歳以上
 年会費  無料  2000円(税抜)
 還元率  2%  2%
 貯まるポイント  LINEポイント  リクルートポイント
 国際ブランド  JCB  JCB


 さらに、「LINE Payカード」を使って貯まるのは「LINEポイント」ですが、この「LINEポイント」は「LINE」内でしか使えないポイントではなく、1000 LINEポイントを1000円分の「LINE Payカード」の残高にチャージすることができます。

 つまり、「LINE Payカード」で貯めたポイントは、「JCB」加盟店で「LINE Payカード」を使うことで消費できるので、特定の店舗・サービスに利用が限定される「Tポイント」や「Ponta」などの共通ポイントよりも「LINEポイント」のほうが使い勝手がいいわけですから、「LINE Payカード」は誰でもお得な決済ツールになるというわけです。

「LINEポイント」は「Ponta」にも交換可能で
ローソンの「お試し引換券」を利用すれば還元率5%も!

 「LINEポイント」を「LINE Payカード」の残高に再チャージするという使い方もいいのですが、「LINEポイント」が最強な理由は「LINEポイント」を他社のポイントに交換できる点にあります。

「リクルートカードプラス」で貯まる「リクルートポイント」は「Pontaポイント」に等価交換できましたが、「LINEポイント」も様々なポイントに交換することができます。例えば、現時点では「Pontaポイント」「nanacoポイント」「メトロポイント」、そしてポイントではありませんが「Amazonギフト券」にも交換可能。さらに今後は「WAONポイント」などとの交換も予定されているようです。

 ただし、「LINEポイント」と他社ポイントとの交換は等価交換ではありません。

■「LINEポイント」の各種ポイントへの交換レート
 交換可能ポイント名  交換レート
 nanacoポイント  300 LINEポイント⇒270 nanacoポイント
 Pontaポイント  300 LINEポイント⇒270 Pontaポイント
 メトロポイント  300 LINEポイント⇒270 メトロポイント
 LINEコイン  12 LINEポイント⇒5 LINEコイン
 Amazonギフト券  550 LINEポイント⇒500円分


 まず、「Pontaポイント」と交換した場合を考えてみましょう。「300 LINEポイント」が「270 Pontaポイント」になるので交換率は1:0.9です。「LINE Payカード」の還元率は2%ですので、「Pontaポイント」に交換した場合の還元率は2%×0.9=1.8%となります。

「Pontaポイント」が効率よく貯まるクレジットカードとしては、年会費無料で還元率1.2%の「リクルートカード」があります。「リクルートカード」で貯まる「リクルートポイント」は「Pontaポイント」と等価交換が可能ですので、「リクルートカード」なら1.2%の「Pontaポイント」が貯まります。しかし、「LINE Payカード」で貯めた「LINEポイント」を「Pontaポイント」に交換すると等価交換はできないものの還元率は1.8%と、「リクルートカード」よりも0.6%も多くの「Pontaポイント」を貯めることができるのです。

「Pontaポイント」はローソン内にある端末「Loppi(ロッピー)」で「お試し引換券」と交換することで、1ポイント=2~3円程度で利用することもできるため、「LINE Payカード」で貯めた「LINEポイント」を「Pontaポイント」に交換して利用することで還元率5%にすることも夢ではないのです。「LINE Payカード」、恐るべしですね。

「LINE Payカード」はANAカードよりもANAマイルが貯まる、
ANAマイラーも必携のプリペイドカード!

 さらに、「LINE Payカード」で貯めた「LINEポイント」をANAマイルに高還元で交換することができ、ANAマイルを貯めている人にとっても最強の決済ツールとなります。その方法は次のとおりです。

「メトロポイント」をANAマイルに交換する場合、通常は「1000メトロポイント」が「600マイル」となります。従って、マイルの還元率は以下のようになります。

●2%×0.9(LINEポイントをメトロポイントに交換する場合の交換率)×0.6(メトロポイントをANAマイルに交換する場合の交換率)=1.08%

 これはさほど高い還元率ではありません。しかし、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」を保有している場合、「100メトロポイント」は「90マイル」に交換が可能になります。つまり、マイルの還元率は以下のようになります。

●2%×0.9(LINEポイントをメトロポイントに交換する場合の交換率)×0.9(ソラチカカード保有者がメトロポイントをANAマイルに交換する場合の交換率)=1.62%

 普通に「ソラチカカード」をメインカードとして決済した場合を考えてみましょう。「ソラチカカード」で貯まる「Oki Dokiポイント」を1ポイント=10マイルに交換できる「10マイルコース」で交換する場合、年会費2000円(税抜)に加えて、交換手数料5000円(税抜)が毎年必要になります。「ソラチカカード」の場合は年間利用額に応じて「スターメンバーズ」のボーナスポイントも貯まりますが、ボーナスポイント分は1ポイント=3マイルでの交換となるために、最高ランクの「スターα」でも還元率は1.06%が上限となります。

■ソラチカカードのボーナスポイントも考慮したマイルの還元率
スターメンバーズの
ランク
年間カード利用額 マイルの還元率
スターα 100万円以上 1.06%
スターβ 50万円以上~100万円未満 1.03%
一般 50万円未満 1.00%


 例えば、「ソラチカカード」の年間利用額が毎年100万円だった場合、還元率は1.06%なので、1万600マイルが貯まることになります。一方、前述のように「LINE Payカード」+「ソラチカカード」の場合は、還元率1.62%なので1万6200マイルも貯まります。つまり、「LINE Payカード」+「ソラチカカード」のほうが5600マイルも多く獲得でき、繁忙期でなければ国内はもちろん、日本⇔ソウル間の往復特典航空券に交換できるマイル数が貯まります。

「ファミマTカード(クレジット機能付き)」でチャージすれば
「LINE Payカード」の還元率がさらに0.5~1.0%アップする!

 最後に、「LINE Payカード」にチャージする際に「ファミマTカード(クレジット機能付き)」を使う方法を紹介します。ファミマTカード(クレジット機能付き)」でチャージすることで、ただでさえ還元率が高い「LINE Payカード」をさらにお得に利用することができるようになるのです。

「LINE Payカード」にチャージする方法としては、「銀行口座」「Pay-easy」「コンビニ(ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクス、ミニストップ、セイコーマート)」の3つの方法が用意されています。つまり、クレジットカードで直接「LINE Payカード」にチャージすることはできない仕組みになっています。

 しかし、「コンビニ」でチャージする場合、「ファミリーマート」を利用すればクレジットカードでチャージすることができ、しかもチャージ分のポイントが貯まるのです。このように「LINE Payカード」にチャージができ、ポイントが貯められるクレジットカードは「ファミマTカード(クレジット機能付き)」だけなので、「LINE Payカード」を使うなら「ファミマTカード(クレジット機能付き)」は必須のクレジットカードと言えるでしょう。

ファミマTカード
 還元率  0.5%
おすすめクレジットカード!Tポイントが貯まるファミマTカードファミマTカード公式サイトはこちら
 発行元  ポケットカード
 国際ブランド  JCB
 年会費  無料
 家族カード  あり(年会費無料)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 モバイルSuica


ファミマTカード(クレジット機能付き)」で「LINE Payカード」にチャージする方法は簡単で、ファミリーマートの中に設置されている「Famiポート」という緑色の端末を利用します。「Famiポート」で「代金支払い」メニューを選び、「各種番号をお持ちの方はこちら」⇒「各種番号入力の案内ページ」⇒「番号入力画面に進む」と選択していきます。

 ここで手元のスマホの「LINE」アプリを起動し、「・・・(その他)」をタップ。真ん中に表示される「LINE Pay」⇒「チャージ」⇒「コンビニ」を選択。チャージ金額を入力し「チャージ」ボタンをタップすると、「受付番号(申込番号)」と「支払期限」が表示されます。

 この「受付番号(申込番号)」と「支払期限」を「Famiポート」に入力すると、レシートが印刷されて出てきます。このレシートをレジに持って行き、「ファミマTカード(クレジット機能付き)」で支払いましょう。すると、瞬時に「LINE Payカード」の残高に反映されます。

ファミマTカード(クレジット機能付き)」で「LINE Payカード」にチャージすると、200円につき「Tポイント」が1ポイント貯まります(還元率0.5%)。さらに、ファミリーマートでは火曜日と土曜日は「カードの日」になっており、火曜日と土曜日に「ファミマTカード(クレジット機能付き)」で決済すると「ポイント2倍」で、200円につき2 ポイントが貯まります(還元率1%)。

 つまり、「ファミマTカード(クレジット機能付き)」で「LINE Payカード」にチャージした場合、「ポイントの2重取り」ができるので、通常時でも還元率は2.5%、「カードの日」にチャージすると還元率は3.0%にもなるのです。

 ANAマイルを貯めている場合、「Tポイント」から「ANAマイル」への交換率は「2:1」なので、「ファミマTカード(クレジット機能付き)」で貯めた「Tポイント」をANAのマイルに交換すると、通常時は1.61%+0.25%=1.86%、「カードの日」にチャージした場合は1.62%+0.5%=2.12%となるのです。

 このように「LINE Payカード」と「ファミマTカード(クレジット機能付き)」という最強の組み合わせを使わない手はありません。まだ「LINE Payカード」を持っていない場合は、「LINE」を起動し、「・・・(その他)」のメニューをタップすると真ん中に表示される「LINE Pay」をタップすると申込画面が表示されるので、早めに「LINE Payカード」を申し込みましょう。

ファミマTカード
 還元率  0.5%
おすすめクレジットカード!Tポイントが貯まるファミマTカードファミマTカード公式サイトはこちら
 発行元  ポケットカード
 国際ブランド  JCB
 年会費  無料
 家族カード  あり(年会費無料)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 モバイルSuica
【※2017年4月3日 追記】
2017年4月1日より、「ファミマTカード」で「LINE Payカード」にチャージすることができなくなり、この記事の裏ワザは利用できなくなりました。