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日本電産の後継者問題が象徴、名経営者は「分身探し」を諦めよ
山崎 元
日本電産の永守重信氏の後継者問題が話題になっている。カリスマ経営者の後継者選びが難しいという事例には事欠かない。その理由は、カリスマ経営者が「自分の代わりになる人」を探してきて、自分を代替することにこだわるからではないだろうか。そこで「分身探し」とは別の解決策を提案したい。

日本電産・永守会長が20年前に吐露した「死への恐怖、ポスト永守、『自分より上』の経営者…」
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
『週刊ダイヤモンド』10月22日号の第1特集は「世界を動かす大経済都市 大阪 京都 神戸」です。関西の中核都市である「三都」は、切磋琢磨しながらそれぞれが独自の経済発展を遂げてきました。日本電産、京セラ、サントリー、パナソニック――。実際に、京阪神に本拠を置く企業は、世界で独自のプレゼンスを持つ独創的な企業ばかりです。特集では日本経済“復活”の鍵を握る関西企業の秘密に迫りました。本稿では、京都が生んだ世界的企業、日本電産のスペシャルコンテンツをお届けします。

#18
日本電産を最後に「京都でベンチャーが途絶えた」理由、てこ入れに入山章栄教授が名乗り!
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
京都は、ものづくり技術に強みを持つ“グローバルニッチ企業”の集積地である。歴史的に京都にはチャレンジする土壌が備わっており、江戸時代から現代に至るまで独創性ある企業を誕生させてきた。ところが、京都の財界人が異口同音に述べるのは「1973年に日本電産を輩出したのを最後にベンチャー企業は生まれていない」ということ。この現状に行政も財界も手をこまねいているわけではなく、ベンチャー不毛の地に新風を吹き込もうとしている。京都でベンチャーが途絶えた理由と、京都市が早稲田大学ビジネススクールの入山章栄教授をアドバイザーとして招聘した狙いを明らかにする。

日本電産・永守会長が「早食い・大声」試験で学生の採用を決めた深い理由
永守重信
日本電産を売上高1兆9000億円の巨大企業にした永守重信会長兼CEO。創業当初から従業員の育成について熱心に取り組み、社内にもいろいろな塾や経営人材育成プログラムなどをつくって人材を育ててきました。日本電産で活躍しているのはどのような社員なのでしょうか?また、大声試験、早食いなど一風変わった採用試験を行った理由などを永守氏の著書『大学で何を学ぶか』(小学館新書)より抜粋して紹介します。

#17
稲盛氏、永守氏の後はどうなる?京都財界の「人脈」と「後継者問題」を堀場製作所会長に聞く
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
京セラの稲盛和夫氏が死去し、日本電産では永守重信会長の後継者問題が浮上している。偉大な創業者を持つ京都企業が「代替わり」の節目を迎えている中、堀場製作所は創業家による世襲経営を進めている企業だ。堀場厚会長に、京都財界の人脈や世襲に対する考え方ついて直球で聞いてみた。

#15
日本電産社員が「永守帝国」の実態暴露!目標未達は罪悪、能力不足は情熱で補え、会長退任が不安…
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
永守重信会長の指示・方針は絶対――。実力主義と信賞必罰を徹底していることで知られる日本電産。社員は自社の働き方や企業文化、永守氏の経営方針にどのような思いを持っているのだろうか。日本電産の社員の口コミ情報を基に、「永守帝国」の実態をつまびらかにする。

#13
京都財界、「大手地銀8800億円の含み益」に見る鉄の結束と「ポスト稲盛不在」の前途多難
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
日本だけではなく世界をも動かす“グローバルニッチ企業”の集合体となった京都財界。京都企業をより強くするための「二つの仕掛け」の秘密を解き明かす。また、京都財界を悩ませている大問題についても触れる。

#12
世界を牛耳る「京都企業67社」時価総額ランキング!日本電産、任天堂、村田は何位?
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
国内製造業の停滞が鮮明になる中、京都のものづくり企業が、“グローバルニッチ企業”として世界市場を席巻している。それでは、株式市場は京都企業の独自性をどのように評価しているのか。京都に本拠を置く京都企業を対象に「時価総額ランキング67社」を作成した。任天堂や“京都御三家”とされる村田製作所、日本電産、京セラは何位にランクインしたのか。

#11
日本電産・永守会長の悲願「売上高10兆円計画」達成に暗雲!M&A戦略と車載事業に死角
ダイヤモンド編集部,村井令二
2030年度に売上高10兆円――。日本電産の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が掲げる壮大な構想に暗雲が垂れ込めている。もともとは社員に「夢を持たせる」ために掲げられた目標だったが、足元ではこれを達成するために「25年度に売上高4兆円」という実現不可能といえる計画が進行中だ。「10兆円計画」に漂うハードルの正体に迫る。

#10
世界で勝てる「京都企業50社」ランキング!創業家支配度、金満度…独自6指標で初試算
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
独自の存在感で“世界のグローバルニッチ企業”の座を獲得した京都企業。ダイヤモンド編集部では、京都企業が持つ独自性や独創性を数字で評価するため、独自の6指標を用いて「世界で勝てる京都企業ランキング50社」を作成した。世界市場を席巻する京都企業の“実像”を明らかになった。

#9
京都企業「御三家」が世界を牛耳る理由、高収益の村田・高成長の日本電産・無借金の京セラ
ダイヤモンド編集部,村井令二
京都企業を代表する「御三家」として、村田製作所、日本電産、京セラは、創業者の強烈なリーダーシップで世界企業に躍進した歴史を持つ。3社とも京都企業として初の売上高3兆円の規模に迫ろうとする優良企業だ。その強さの秘密に迫った。

#8
日本電産がメガバンク出身者を「日本一」大量に受け入れる裏事情、三菱UFJだけで20人!
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
三菱UFJ銀行は常時、日本電産に20人程度の転籍者を送り出している。その数はダントツで、日本一多いのだという。三菱UFJ銀行を含めたメガバンクが日本電産に大量の人材を送り込む裏事情を解明する。また、日本電産と金融機関との関係性を探るために、日本電産とグループ子会社10社の「取引先金融機関リスト」を作成。その極秘リストからは、日本電産が銀行を巧みに使いこなす実態が浮き彫りになった。

日本電産・永守会長が明かす「身投げ寸前」の危機と、部下に失敗させる理由
永守重信
経営者として今まで1万人以上の従業員の採用に携わった日本電産の永守重信会長兼CEO。今までたくさんの大学生や院生を採用してきたからこそ、永守会長は今の若い人たちに何が足りないのか、なぜ元気がないのかが分かるそうです。大学進学を考える高校生に向けた著書の中にも、今の時代を生きるビジネスパーソンへの熱く厳しいエールが随所に見られます。永守会長は、若い社員たちに「失敗したくなかったら、たくさん失敗せよ」と伝えています。また「リーダーこそ挫折や失敗を数多く経験しておく必要がある」と言います。その真意とは?『大学で何を学ぶか』(小学館新書)より抜粋して紹介します。

#7
日本電産「エリート幹部大量流出」危機、日産・三菱商事・シャープ出身者に加え生え抜きも
ダイヤモンド編集部,村井令二
日本電産の経営幹部が続々と会社を去っている。永守重信会長兼最高経営責任者が大量に採用した日産自動車、三菱商事、シャープ出身の「エリート幹部」だけではなく、日本電産に新卒で入社して永守氏に忠誠を誓ったはずの「生え抜き」人材も抜けている。その内情に迫る。

日本電産・永守会長が明かす「できる部下」はホテルの出際で分かる理由
永守重信
カリスマ経営者として知られる日本電産の永守重信会長兼CEOは、「人間は基本的に失敗するようになっています。それを防ぐには、異常と思えるくらいのことをやるべきだということです」と説きます。どういうことか、永守会長自身の失敗談を交えながら語ります。

#5
日本電産・島津・オムロン首脳が集う「京都31社会」の正体、三菱UFJ銀が祇園のお茶屋で主催
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
毎年12月、京都の花街・祇園甲部にある最高級お茶屋「一力亭」では、京都の有力企業経営者が一堂に会する秘密の宴が開催される。三菱UFJ銀行が主催する通称「31社会」なるものだ。秘密のベールに包まれた交流会の正体をあらわにするとともに、三菱UFJ銀行と京都企業との密接な関係性を「主力企業の取引先金融機関リスト」で明らかにする。

#4
日本電産「次期社長」ら新体制を大予想!候補は銀行出身と左遷組の“絶対服従子分”ばかり
ダイヤモンド編集部,村井令二
日本電産の永守重信会長が、後継者選びを本格化させる。外部人材で失敗を続けた永守氏は、次の社長を内部から指名する方針だ。その膝元に残った後継候補の実名を明らかにする。

#3
日本電産“社長解任”全真相【後編】関派幹部へ社員から200通超の「社長慰留嘆願メール」
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
日本電産社長だった関潤氏の解任が明らかになると、社内に激震が走った。少なくない社員が関氏の慰留に努めたり、幹部社員が退社を決めたりした。実際に、関氏に近い幹部らには「200通を優に超えるメール」殺到したという。本稿では、社員が決死の覚悟でつづったメールの中身を明らかにする。絶対権力者である永守重信会長に、社員の“悲痛な叫び”が届く日は来るのか。

#2
スクープ!日本電産“社長解任”全真相【前編】、永守会長が関氏に突き付けた「2通の通知書」の中身
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
9月2日、日本電産の関潤社長(当時)が解任された。最初に永守重信会長と関氏の関係が最初にこじれたのは、昨年7月のこと。その後、両者は幾度となく対立と和解を繰り返すことになる。本稿では、1年に及ぶ“2人の攻防”を時系列で追った「解任ドキュメント完全版」をお届けする。そして、運命の日は突然やってきた。今年7月1日と4日、永守氏から関氏の元に「2通の通知書」が届けられたのだ。永守氏が突き付けた最後通牒には何がしたためられていたのか。

#1
世界を牛耳る「京都企業67社」売上高ランキング!日本電産、京セラ、村田の御三家の順位は?
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
海外売上高比率では、村田製作所91%、日本電産88%、任天堂79%、京セラ67%――。東京・大阪圏を地盤とする製造業の停滞が鮮明になる中、京都のものづくり企業が世界市場を席巻している。京都に本拠を置く上場企業を対象に「売上高ランキング」を作成したところ、上位には名だたるエクセレントカンパニーがランクインした。本稿では、ランキング結果を発表する。“京都御三家”とされる村田、日本電産、京セラは何位にランクインしたのか。
