相馬留美
第40回
消費財メーカーの中で、ひときわ明確にESG(環境・社会・ガバナンス)戦略を打ち出す花王。経営戦略転換の背景にある、技術革新や若年層の志向の変化をどう見ているのか。澤田道隆社長に聞いた。

第39回
今年4月、花王の澤田道隆長は、ESG(環境・社会・ガバナンス)戦略を経営の柱に据えた。ただ、企業の社会貢献はコスト要素と捉えられがちだ。ESGはビジネスとして成り立つのか。澤田社長に狙いを聞いた。

第36回
回転ずしチェーン最大手のスシローは、2021年9月期までに売上高2400億円、将来的に1兆円を目標に掲げている。総合外食企業を目指し、居酒屋などの新業態にも着手している。スシローの目指す世界観を、水留浩一社長に聞いた。

第35回
回転ずしチェーン最大手のスシローは、自社開発の機器でオペレーションの自動化に取り組むなど、テクノロジーの活用に積極的だ。水留浩一社長に“寿司テック”を推進する狙いを聞いた。

第5回
「異端の経営」の陣頭指揮を執る星野佳路代表へのインタビューをお届けする。独自の組織力を武器に急速な規模拡大を目指す同社の今後の方向性と課題について聞いた。

第4回
星野リゾートの独特な社風と強固な組織は同社の強みである一方、それになじめず退職する社員も存在する。「ヤメ星野」の証言から、同社の課題を探る。

第3回
星野リゾートを支えるのは、「星野のカルチャー」をたたき込まれた人材だ。400点満点という数字で社員を評価し、昇格は立候補制という独特の人事制度を探った。

第2回
時にホテル業界の常識を覆す手段で合理化を追求することで、規模拡大を続けてきた星野リゾート。象徴的な7つの数字を通して、彼らの成長の軌跡を追った。

第1回
リゾートからカジュアルまで、さまざまなホテルを次々と成功させた星野リゾート。アイデアの多くは現場発で、中にはトップの反対を押し切って実現したものもある。なぜそんなことが可能なのか。

業績不振が続く三陽商会。2020年2月期第2四半期の連結決算でも8.6億円の営業損失を計上、6億円の赤字となった。当初は黒字予想を立てていただけに、先行きの不透明さが一段と増す。通期決算で“4期連続最終赤字”を避ける策はあるのか。

第18回
今や、リクルートホールディングスの売上高の約46%が海外事業だ。世界に打って出た同社の次の一手とは。峰岸真澄・リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEOに聞いた。

第17回
2019年3月期決算では過去最高の売上高を叩き出したリクルート。就任時から「リクルートをITカンパニーに変える」と豪語してきた、峰岸真澄・リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEOは、今何を語るのか。

美容クリームが1個10万円を超えるような超高級化粧品市場の争いが激化している。花王率いるカネボウが本格的に戦力強化。資生堂やコーセーなどの日本勢も対抗策をめぐらす。超高級化粧品市場が盛り上がる背景には何があるのか。

フリマアプリ最大手の「メルカリ」上で、薬機法違反の商品が多数販売されている。6000億円を超えた急拡大を続けるフリマアプリ市場で、増え続ける違法出品者対策に国も企業も追い付けていない現状があるようだ。

一般向け新業態「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」がヒットし、業績が絶好調のワークマン。しかし、従来の顧客層であるブルーワーカーの減少や、アパレルの飽和、消費拡大の足踏みなど、環境は決して楽観できない。職人向けアパレルの雄は、どこへ向かおうとしているのか。4月にトップに昇格した小濱英之社長を直撃した。

国内店舗数が839店と“ユニクロ超え“を果たし、25年には1000店の目標を掲げるワークマン。出店増を支えているのが、店舗の約9割に当たるフランチャイズ契約店だ。FC契約の初回継続率はほぼ100%。店の売り上げ1億2000万円の約1割がオーナーの収入になるといい、「ホワイト」フランチャイズだとオーナー希望者が殺到している。

新業態「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」が大ブレークしたワークマン。集客の鍵を握るのはPB(プライベートブランド)商品だ。商品の原価率は65%と高いものの、利益を確実に出し続けるワークマンの商品戦略の秘訣を追った。

「エレベーター渋滞」「会議室不足」という積年の課題に、アナログな方法を駆使して挑んできた株式会社リクルートの佐野敦司・総務統括室室長と総務チーム。そんな彼らが満を持して取り組んだのが「トイレの混雑」の解消だった。

採用、配属、評価制度にリテンション(人材のつなぎとめ)……人事の仕事が膨大に膨れ上がっている。さらには働き方改革の煽りを受け、労務管理の事務作業や問い合わせの対応もひっきりなしだ。そんな中、働き方改革との両輪で人事部の業務の「自動化」を図ったのがサッポロホールディングスだ。RPA(ロボットによる業務の自動化)やAIチャットボットを取り入れた成果は。

第159回
「営業は足で稼ぐ」。そんな日本の商慣習に風穴をあけたサービスがある。相手の端末やブラウザーを問わず、即時にオンラインで商談ができてしまう日本初のサービス「ベルフェイス」だ。1契約当たり月7万2000円から利用でき、法人向け営業の分野で急拡大している。
