土本匡孝
#14
新型コロナウイルスの集団感染で人々の脳裏に刻まれた大型豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号。実は米運航会社日本法人による整理解雇を巡り、激しい争いが東京地裁で繰り広げられている。この労使対立で会社側はホンネをむき出しにした。

#12
コロナ禍による新聞広告減などで2020年度上半期に419億円もの純損失を計上し、さらなるリストラも進める「朝日新聞」。編集、営業、労務などの現場では何が起きているのか。現役社員、元社員らが緊急覆面座談会でホンネと内情を赤裸々に明かした。

#11
リーディングペーパーを自称する「朝日新聞」が1月、100人以上の応募を目標に希望退職者を募集した。「産経新聞」「毎日新聞」、共同通信などでも人員整理が加速している。大手メディアで何が起きているのか。

#9
リストラが繰り返される武田薬品工業の元社員たちがOB・OG組織を立ち上げた。OB・OG組織といっても現役で働く世代が中心。中には現役のタケダ社員もいる。単なる親睦会ではなく、「ヤメタケダ人脈網」を仕事やキャリアで活用しようというのだ。

#7
製薬最大手の武田薬品工業は2020年下期、国内の営業部隊であるMR(医薬情報担当者)を中心に希望退職者を募った。過去のリストラでは、実施していることを社外に明かさず、当事者たちから非難ごうごう。悪行のごとく語られてきたが、今回はやり口を新たにした。

#5
コロナ禍の巣ごもり需要を取り込んで業績絶好調のソニーだが、エレキ部門の一部でひそかに早期退職者を募集した。「黒字リストラ」である。そのやり口はとってもドライ。退職勧奨はある日、突然やって来る。当事者がその実態を明かす。

#4
リコーが人事施策として「PIP(業務改善計画)」なるものを導入していることが分かった。日本企業ではまだなじみはないが、外資系の職場では巧妙なリストラ手法としても使われてきたものだ。「働かないおじさん」撲滅に“効く”ともいわれる。さて、リコーの狙いは?

#3
東芝のグループ傘下企業では、いわゆる「追い出し部屋」裁判が継続中。会社側は退職を促す目的の配置転換や出向ではないと全面否定して争っている。社内失業者の今を追うとともに、ひとごとではない「黒字リストラ」を実施する36社を明らかにした。

#2
容赦ない人員整理の嵐が吹き荒れるのは民間企業だけではない。公務員といっても非正規職員であれば、人ごとではない。コロナ禍の影響で大幅に増員されていたハローワーク相談員は戦々恐々。財政が苦しい地方自治体の事務補助職員しかりだ。

国内ジェネリック(後発)医薬品最大手の日医工に業務停止命令が下った。この「日医工ショック」は同社、ジェネリック業界、業界再編にどんな影響をもたらすのか。今後の動きには三つのシナリオがある。

東芝の主要子会社である東芝デジタルソリューションズの若手社員が2019年末、過労の末に自殺していたことが分かった。三菱電機社員も同年に自殺して、どちらも最近に労災認定された。近年、いわゆる理系職場での過労死、過労自殺、過労の末の長期休職が相次いで表面化している。

国内インフルエンザ治療薬市場は主に、中外製薬、第一三共、塩野義製薬の3社の製品が競合し、シェアは近年目まぐるしく変わってきた。コロナ禍の今シーズン。シェア争いの結果は?

国内製薬最大手である武田薬品工業の国内事業部門責任者が交代することが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。残り少ない生え抜き日本人幹部が近く退任し、次期社長候補の一人となる外部出身の元金融マンにバトンタッチする。

武田薬品の国内責任者に「次期社長候補・元金融マン」、生え抜き去る【スクープ】
国内製薬最大手である武田薬品工業の国内事業部門責任者が交代することが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。残り少ない生え抜き日本人幹部が近く退任し、次期社長候補の一人となる外部出身の元金融マンにバトンタッチする。

化粧品大手ポーラ・オルビスホールディングスの創業家における巨額遺産を巡る裁判で、東京地裁は1月29日、鈴木郷史社長の指示による契約書偽造があった可能性が高いと判断。鈴木社長が保有する同社株4191万株は本来、遺産分割の対象だったとする判決を下した。「株の支配」に変化が起これば、現経営体制は崩壊しかねない。

政府が国民へのコロナワクチン供給計画を着々と具体化させる中、製薬業界ではMR(医薬情報担当者)の求人に特需が生まれている。「短期&低報酬」での募集でありながら、手が挙がるのには理由があった。

#18
華やかな雰囲気漂う航空業界の裏で、パイロットやCA(客室乗務員)は悩み、不満を抱え、そして恋をする。「遊ぶならパイロット、結婚するなら整備士」と語る元CAも。その心は?

#51
新型コロナウイルス感染症は世界で感染者8512万人、死者184万人を超え(1月4日時点)、ワクチン・治療薬が人類全ての関心事だ。開発が進み、2021年は上市ラッシュの予感だが「玉石混交」と慎重に見た方がいい。

#4
ANAが希望退職者を募集し、外資系航空各社は日本でもリストララッシュ。大量の航空人材が労働市場に流れることになる。退職する者が気になるのは次の転職先だ。転職先事情と次なるキャリア形成のすべを転職経験者たちが授ける。

#3
世界の航空会社でリストラの大嵐が吹き荒れる。国際線を飛ばすために日本を含む各国に拠点を置いて雇用してきた外資系各社は、日本でも人員削減の大リストラを断行。労使の間でガチンコバトルが繰り広げられている。
