おすすめの「日本株型」アクティブ投資信託を紹介! 短期・中期・長期のいずれも好成績で、下落相場にも強い「One国内株オープン」と「好配当日本株式オープン」の2本に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ10月号は、特集「星の数でズバッと判定!【投信格付】282本」を掲載! ダイヤモンド・ザイでは人気の投資信託を半年に一度のペースで調査。株に比べると、投信はほったらかしにしがちだが、市場環境の変化やコストの引き下げ競争が目まぐるしいので、半年に一度くらいはチェックが必要だ。この特集では、人気投信の最新の格付けを公表するほか、今おすすめの投信も取り上げているので、保有投信の評価を知りたい人、新たな投資先を検討中の人に役立つはずだ。
今回はこの特集から、日本株を投資対象とする「日本株型」のアクティブ型投信で、実績や値動きの安定感という観点から、おすすめの2本を紹介!
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環境に合わせて機動的にスタイルを変える「自由演技」や
優良な高配当株を組み入れる「好配当ニッポン」に注目
投資信託の中でも「アクティブ型」に分類される商品の場合、選ぶときにもっとも重要になるのは成績だ。運用の方針やファンドマネジャーの手腕によって、アクティブ型投信の成績は大幅に変わってくる。
実力を確かめるには、これまでの実績のチェックが一番。「過去の実績が良くても、将来も良いとは限らない」という意見にも一理あるが「少なくとも、市場平均に比べて運用実績が不振な投信を避けることはできます」(福岡銀行投信調査センターの上野靖史さん)。
ここからは、日本株を投資対象とする「日本株型」のアクティブ型投信で、おすすめの商品を2つ紹介。商品を選定するにあたっては「短期(1年)・中期(3年)・長期(5年)の運用実績が良好であること」を第1条件とした。
ただ、各期間で見た成績が良好でも、年ごとのアップダウンが激しいと、安心して保有しづらい。そこで「直近5年間の成績の平均値が高い(=安定して好成績を出している)こと」と「直近5年間の最大下落率が低い(=下落相場に強い)こと」も、条件に加えて選定している。長期で安心して保有できるアクティブ型投信を探している人は、参考にしてほしい!(※成績比較に用いた指数はTOPIX(配当込み)。分析コメント内における組入れ銘柄数や上位銘柄は、2023年6月末時点)
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最初に紹介するのは「One国内株オープン【愛称】自由演技」だ。
「One国内株オープン【愛称】自由演技」は、成長株重視と割安株重視、大型株重視と中小型株重視など、投資環境の変化に応じて運用スタイルを切り替えるのが特徴。ここまではこの手法がハマり、短期でも中長期でも好成績を維持した。
なお、今後は出遅れ感の強い中小型株の比率を増やす方針だという。「特定の銘柄に依存することなく安定した成績を維持しているのは、 長寿投信の中でも珍しいです」(楽天証券経済研究所の篠田尚子さん)。
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続いて紹介するのは「好配当日本株式オープン【愛称】好配当ニッポン」だ。
「好配当日本株式オープン【愛称】好配当ニッポン」は、配当利回りが高く、中長期で値上がりも狙える銘柄を組み入れる商品。分配金は年4回。成績は良好で、安定性も高い。高配当株は相場の逆風時でも底堅いため、分散先の一つとして持つのも手だろう。
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