NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2015年12月1日(火)から、従来の「ドコモプレミアクラブ」を「dポイントクラブ」に移行する。またドコモは、同日より一般加盟店でも利用可能な「dポイントカード」の募集を開始するため、ドコモ回線の携帯電話やスマホ利用者以外でも「dポイントクラブ」の会員になることが可能となる。
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現在「ドコモプレミアクラブ」は、ドコモ回線の継続年数またはクレジットカード「DCMX GOLD」の契約の有無に応じて、6段階のステージ制を導入している。しかし、新しい「dポイントクラブ」では、継続年数のほか、6ヶ月間の「dポイント」獲得数や「dカード(旧DCMX)」の契約に応じたステージへと変更される。
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「dポイント」獲得数が6ヶ月間に1万ポイント以上、
または「DCMX GOLD」保有者はなら「ゴールドステージ」に
では、新しい「dポイントクラブ」で、自分がどのステージに位置するかを確認してみよう。ステージの判定内容をまとめたのが下の図だ。
まず、「DCMX GOLD」または「dカード GOLD」の利用者は、自動的に「ゴールドステージ」となる。また、通常の「DCMX」または「dカード」(dポイントカードではない)の利用者は、「ブロンズステージ」以上となる。
次にドコモ回線の継続年数を見ると、15年以上継続している人は「シルバーステージ」、10年以上継続している人は「ブロンズステージ」となる。
さらに、6ヶ月間の「dポイント」獲得数が、1万ポイント以上の場合が「ゴールドステージ」、3000ポイント以上の場合は「シルバーステージ」、600ポイント以上の場合は「ブロンズステージ」となる。
そして、これまで挙げた条件にひとつも当てはまらない人は、「レギュラーステージ」と判定される。
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■DCMX | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降1250円 (ただし、年1回でも利用すれば次年度以降も年会費無料) |
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家族カード | あり (年会費初年度無料、2年目以降400円、税抜) |
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ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
■DCMX GOLD | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
それぞれのステージでは、
回線利用によるポイントや各種クーポンを獲得!
それぞれのステージの特典を見ていこう。
ドコモの回線を利用している場合に貯まるポイントは、「ゴールドステージ」が1000円につき100ポイントと1割のポイントが貯まる。それ以外は 1000円につき10ポイントと、「レギューラーステージ」でも「シルバーステージ」でも同じとなっている。ドコモの通信料金で貯まるポイントとしては、ほとんど改悪と言って良いだろう。
ポイント以外の特典としては、「ドコモクーポン」、「スペシャルクーポン」、「プレミアムクーポン」、「dマーケット特典」があり、それぞれ以下の内容となっている。
【ドコモクーポン】
ファストフード、カフェ、レストラン、ショッピング、旅行など毎日のくらしで使える優待特典を提供
【スペシャルクーポン】
映画館・レジャー・スポーツクラブ・ホテルレストランなどの施設で使える入場券やチケットを優待価格で提供
【プレミアムクーポン】
ホテル宿泊、レストランランチ、JALのおもてなし空間、テーマパークでの優待など、最高級の特典を抽選で進呈
【dマーケット特典】
「dマーケット」での各種コンテンツ利用特典、ショッピングの特別クーポン、イベント招待などを提供
auやソフトバンクの利用者にとっても
「DCMX(dカード)」契約がお得に!
前出の「スペシャルクーポン」は、「クラブオフ(Club Off)」を提供しているリロクラブの提供だ。つまり、「ブロンズステージ」が自動的に付帯する「DCMX(dカード)」を保有していれば、「クラブオフ(Club Off)」を利用できるようになるということだ。「クラブオフ」は、これまでザイ・オンラインでも何度か紹介している「J’sコンシェル」と似たサービスといえば、イメージが湧きやすいだろう。
(関連記事⇒「レックスカード」や「リーダーズカード」など高還元率で人気のジャックス・クレジットカードに「J’sコンシェル」をつけてお得度を大幅アップ!)
「DCMX(dカード)」は、年に1回でも利用すれば年会費が無料となるクレジットカード。さらに2015年6月1日(月)より、ローソンで「DCMX(dカード)」を利用すると、1%の「ドコモポイント(dポイント)」が貯まることに加え、請求時に3%割引となるサービスも開始される。さらに、2015年12月1日(火)からは、ローソンでの買い物時に「dポイントカード」を提示すると1%分の「dポイント」が貯まるため、最大5%のお得となる。
(関連記事⇒ドコモのカード「DCMX」を保有することで携帯電話料金はどれだけ安くできる? ポイント制度の変更点と「DCMX」のメリットとは)
今回のサービス改定により、auやソフトバンク利用者でも「dポイントクラブ」に加入することができるようになるが、さらに「DCMX(dカード)」を保有すれば、「スペシャルクーポン」を利用でき、ローソンでは最大5%のお得になるのだ。
一方、ドコモ利用者や長期利用者に対するメリットは、なぜかほとんどない。15年以上利用している利用者の場合は「プレミアムクーポン」を利用できるとあるが、「抽選で」となっており確実に利用できるものではない。
例えば、『「dカード」の提示で、ドコモ利用者は100円につき1ポイント獲得、ドコモ利用者以外は200円につき1ポイント獲得』といった差別化を図らなければ、ドコモからauやソフトバンクに乗り換えた上で「DCMX(dカード)」を保有する利用者が増える可能性もある。ドコモの契約者、特に長期利用者にメリットがあるようなサービスにしなければ、主力の携帯ビジネスに影響が出てくることになるのではないだろうか?
以上、今回は「ドコモプレミアクラブ」から「dポイントクラブ」に移行した後のステージ制の内容と、移行がユーザーにどのような影響があるかを考察した。
【ドコモのdカード、dカード GOLDの最新情報はコチラの記事にも掲載しています!】
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■DCMX | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降1250円 (ただし、年1回でも利用すれば次年度以降も年会費無料) |
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家族カード | あり (年会費初年度無料、2年目以降400円、税抜) |
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ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
■DCMX GOLD | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費(税抜) | 1万円 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、「イオン銀行Myステージ」が無条件で「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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