本格的な夏が到来し、そろそろエアコンをつけ始めた、あるいはエアコンの稼働時間が相当長くなってきたというご家庭も多いはず。そんなとき、気になるのは当然のことながら、電気代です。今回は、その電気代を抑える方法を、あれこれご紹介します。
どの家庭にも大抵ある家電で、特に電気代がかかるものは次の順番のとおりです。
冷蔵庫 > 照明 > テレビ > エアコン > 電気便座 >パソコン……
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上のグラフは2009年の統計なので少し古いですが、冷蔵庫、照明、テレビ、エアコンに電気代がかかることは、今も同じです。上から順に電気代がかさみやすい家電を上げていますが、季節によって順位は変動し、夏場や冬場はエアコンがより上位に入ります。このラインアップを見ると、単純に使用時間が長い電化製品ほど、電気代がかかりがちということを意味しているといっていいでしょう。
まず、冷蔵庫は24時間稼働していますし、照明も長時間つけるのが普通です。テレビは、ほとんどBGM代わりに一日中つけているというご家庭も多いのではないでしょうか? エアコンも、夏真っ盛りになると半日以上つけっぱなしのご家庭が増えるでしょう。
もちろん、洗濯機や食洗機、トイレの電機便座、ポット、炊飯器なども、結構電気代はかかります。しかし、それらは使用時間が短い分、それほど金食い虫にはなりにくいので、優先順位としては冷蔵庫、照明、テレビ、エアコンの節電を心がけるところから始めるべきだといえます。
契約アンペアの見直しは基本! 風通しのよい部屋で
薄着し、省エネ性能の高い家電を使うべし!
ここからは冷蔵庫、照明、テレビ、エアコンの節電方法を紹介していきますが、その前に大前提としてやっておきたいことがいくつかあります。それは、契約アンペアの見直しです。
自分の家の契約アンペアは、ブレーカーに記載されていたり、検針票(電気使用量のお知らせ)に記載されていたりします。まずは、それを確認してみてください。
電力会社に支払う電気代には基本使用料が含まれており、その金額は契約アンペアによって異なります。契約アンペアが高くなるほど、基本使用料はアップします。そのため、現状高すぎる契約になっている場合は、アンペアを低くしましょう。契約している電力会社に連絡すれば通常、無料で変更できます(場合によっては工事が必要なことや、賃貸物件の場合は管理人などに確認が必要なこともあります)。
東京電力の「わが家のアンペアチェック」などを利用すると、適切なアンペアを考える目安になります。1人暮らしで、家にいるときにたくさんの家電を一度に使わないのであれば、30アンペアを20アンペアにしても問題ない場合も多いです。ただし、無理に下げすぎると頻繁にブレーカーが落ちてしまうなどの不便もあるため、まずはシミュレーションして変更を検討してみることがおすすめです。
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続いて、当たり前のことではありますが、夏場は薄着、冬場は厚着をしましょう。これは基本中の基本です。暑い時期のおすすめは、薄着した上で、首の後ろやわきの下など熱がこもりやすい部分に、冷やしたおしぼりをあてることです。おしぼりタオルは百均でもよく売っているので、わが家ではたくさん買ってきて濡らしてよく絞り、冷凍庫に入れています。
のちほど改めて紹介しますが、冷凍庫は中身がぎっしり詰まっているほうが、効率的に電気代を下げることができます。凍ったもの同士がぎゅうぎゅうにくっついていると、お互いを冷やし合うため、庫内が冷えやすいからです。そのため、わが家では冷凍庫の隙間に濡れおしぼりを詰め込んでいます。たくさん入っていれば、帰宅時やお風呂上りなどに気軽に使えますし、来客があったときにも重宝がられます。
また、夏場は部屋の中に風の通り道があると、それだけで多少は涼しさを感じられます。そのため、窓を開けるときには一方向だけではなく、風が通り抜けられるように二方向以上開けてください。なるべく開けた窓と対角線上にある窓なり、ドアなりを開けると、風が通りやすくなります。こういったことは、そもそも物件選びをする段階から気にしておいたほうがいいでしょう。
古い家電を買い替えるのも有効な方法です。昔の製品と比較すると、最近の家電は省エネ性能がアップしています。したがって、買い替えによる初期コストはかかっても、長い目で見ると電気代が安くついて得する場合が多いです。
買い替えをする際には、「しんきゅうさん」というサイトが便利です。
◆しんきゅうさん
⇒http://shinkyusan.com/
「しんきゅうさん」は、今使っている製品と、今後買い替えを検討している製品のメーカー名や型番を入力すると、使用する電気量がどれだけ減り、年間の電気代がいくら安くなるかなどが表示されます。すでに電気店などで下見し、いくつか製品をピックアップしているようなときに使えます。
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【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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