
筆者は東急沿線に住んではいないが、ポイントが貯まりやすいので、メインカードとして「JALカード TOKYU POINT ClubQ」を使っている。
近年、東急沿線ではない表参道と銀座のそれぞれに東急プラザがオープンし、話題になっている。そこで今回は、表参道と銀座のそれぞれの東急プラザについて、ポイント獲得という観点から使い勝手を解説したい。
■JALカード TOKYU POINT ClubQ | ||
還元率 | 1.5% ※ 1マイル=1.5円換算、JALカードショッピングマイル・プレミアム加入時 |
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発行元 | JALカード | |
国際ブランド | VISA、Master、DC | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降2000円(JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費3000円) | |
家族カード | あり(年会費1000円、税抜) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
WAON、PASMO |
(関連記事⇒JALカードよりJALマイルが貯まりやすいカードとは?低コスト&無期限の「リクルートカードプラス」か、「JALカード TOKYU POINT ClubQ」でJALマイルを貯めよう!)
表参道の東急プラザは、
TOKYU POINTを獲得しづらい?
2012年4月にオープンした表参道の東急プラザに、興味のあるテナントが複数あったので訪れた。しかし、驚いたことに、「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」、「The SHEL’TTER TOKYO」、「TOMMY HILFIGER」の3店舗が、TOKYU POINTの付与対象外であった。
表参道の東急プラザのフロアマップを確認すると、地下1階から2階までが、このTOKYU POINTの付与対象外の3店舗で構成されている。
実際に神宮前交差点から東急プラザを見ると、この3店舗以外、何が入っているか見えないほどの旗艦店舗である。この3店舗がTOKYU POINTの付与対象外と知り、がっかりしてしまった。
TOKYU POINTの付与対象外ならば、「AMERICAN EAGLE」はお台場店で買ってもお得度は変わらないし、「TOMMY HILFIGER」は渋谷の東急百貨店に行くか、周囲に「JALカード」の特約店が多い元町店に行けば良かったという後悔に襲われた。
少なくとも筆者にとっては、わざわざ表参道の東急プラザで買い物をする価値はほぼないので、今後は表参道の東急プラザに行く機会はあまりないだろう。
東急プラザがオープンしたことで、
銀座での「JALカード TOKYU POINT ClubQ」の使い勝手が向上!
2016年3月、モザイク銀座阪急の跡地に、東急プラザがオープンした。
かねてより買いたいと思っていたが、ポイントが貯まるテナントになかなか出店していないサンダルショップが、銀座の東急プラザに出店したので訪れた。
銀座の東急プラザは、表参道店よりも敷地が広く、また銀座という立地による対象年齢の違いから、飲食店と雑貨を中心に、30代の筆者が訪れたいショップが数多く展開されている。
今まで銀座・丸の内エリアで、「JALカード TOKYU POINT ClubQ」を使って、お得に買い物をしようと思うと、「JALカード」の特約店である大丸とプランタン銀座、TOKYU POINT加盟店である東急ハンズが中心だったため、選択肢が広がったことは非常に喜ばしい。
(関連記事⇒クレジットカードのポイントが貯まりやすい特約店や「ポイント2重取り」ができるショップを活用して、高額商品をお得に購入できる節約術を伝授!)
東急プラザなら、飲食店でも
TOKYU POINTが貯まってお得!
東急百貨店や渋谷ヒカリエなどの東急系の百貨店店舗では、洋服や化粧品といったアイテムのTOKYU POINT付与率は高いのだが、飲食店はポイント付与の対象外となっているのが残念だ。
一方、東急プラザは、ポイント加盟店ページに「おいしい飲食店も充実! お買い物の後のお食事でもポイントが貯まります」と記載があるように、飲食店でもTOKYU POINTが付与される。
銀座で食事をする際は、TOKYU POINTが貯まる東急プラザを積極的に利用したいところだ。
銀座の東急プラザにある「HINKA RINKA」は、
さらにTOKYU POINTが貯まりやすい!
銀座の東急プラザの中には、一部、東急百貨店の店舗が入っている。例えば、イセタンサローネやタカシマヤフードメゾンのような、最近流行りの百貨店主導によるセレクトショップ「HINKA RINKA」がある。
店名だけでは、どのような店だかわからなかったが、アパレルブランドの「セオリー」などが入っている洋服エリアに雑貨エリア、そして靴のエリアもある。
「短時間で服・かばん・靴など一通り揃えたい」といったときなどには、セレクトショップを利用するのも手だと感じた。
「HINKA RINKA」内は、東急百貨店のポイント付与率が適用されるため、東急百貨店のポイント付与率が高い人は、積極的に活用したい。
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「東急プラザポイントカード」を使えば、
ポイントの3重取りも可能!
筆者は、今まで、蒲田の東急プラザに、年に1度か2度行く程度の利用頻度だったが、銀座の東急プラザが使えると判断し、商品購入時に「東急プラザポイントカード」を発行してもらった。
「東急プラザポイントカード」は、100円につき1ポイント貯まり、500ポイント貯めると、500円分の商品券と交換することができる。なお、ポイントの有効期限は、翌年度の3月末となる。
誕生月には、東急プラザ内のポイントステーションで、バースデーポイントとして100ポイントを獲得できるので、ポイントを獲得した翌年度の3月までに、残り400ポイント、つまり、4万円分の買い物をすることで、500円の商品券を発券可能となる。
筆者は、銀座の東急プラザに再訪し、「JALカード TOKYU POINT ClubQ」と「東急プラザポイントカード」を併用し、TOKYU POINT、東急プラザポイント、JALマイルのポイント3重取りを楽しみたいと考えている。
以上、今回は、表参道と銀座のそれぞれの東急プラザについて、ポイント獲得という観点から使い勝手を解説した。「JALカード TOKYU POINT ClubQ」など、「TOKYU CARD」の保有者は、銀座や表参道に立ち寄った際には、上記ポイントに留意して、お得に買い物を楽しんで欲しい。
(関連記事⇒TOKYU POINT ClubQカード保有の女性なら誰でも利用可能!渋谷ヒカリエにある「スイッチ・ラウンジ」は、酸素バーまで用意された“女性限定”の癒しスペース!)
■JALカード TOKYU POINT ClubQ | ||
還元率 | 1.5% ※ 1マイル=1.5円換算、JALカードショッピングマイル・プレミアム加入時 |
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発行元 | JALカード | |
国際ブランド | VISA、Master、DC | |
年会費(税抜) | 初年度無料、2年目以降2000円(JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費3000円) | |
家族カード | あり(年会費1000円、税抜) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
WAON、PASMO |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~5.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 2021年2月に申し込み受付が始まった「三井住友カード」の新しいクレジットカードで、券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率5%に大幅アップ(※)するので、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどを日常的に利用する人におすすめ! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短翌日発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大5%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率5%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード |
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1.0~1.5% (※1) |
1万6500円 | AMEX | - |
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【ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードのおすすめポイント】 2021年3月から発行が始まった、高級ホテル「ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ」との提携カード。ヒルトンの上級会員資格「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」が無条件で付帯し、レイトチェックアウトや部屋のアップグレード(最高でエグゼクティブ)、朝食無料サービスなどを利用できるのが最大の魅力! さらに、年間150万円以上を利用すると「ウィークエンド無料宿泊特典(金・土・日のみ利用可)」がもらえて、ヒルトンやコンラッドなどの1泊3万円以上するような高級ホテルに無料で宿泊できる! また、通常100円につき2ポイント、ヒルトン系列では100円につき3ポイントの「ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント」を獲得でき、貯めたポイントでヒルトン系列のホテルに宿泊することも可能! ※1 ヒルトン系列ホテルの宿泊にポイントを利用した場合。1ポイント=0.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード登場! ヒルトンホテルで朝食無料になる「ゴールド」会員になれるほか、カード利用で無料宿泊も可能に! ◆「ヒルトン・オナーズ・アメックス」のメリットを解説!1泊9万円強の高級ホテルへの無料宿泊特典や朝食無料サービスなど、高額な年会費以上にお得な特典が付帯 ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(ヒルトン・オナーズ アメックスの解説へ) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~5.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
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【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで5%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~5.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」または「nanacoポイント」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% | 初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※1) |
AMEX | Suica |
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【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※2)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※2 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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