IPO投資におすすめの証券会社をIPOの達人が伝授!
資金拘束期間やIPOの取り扱い数、抽選割合などを
比較してわかった、IPO投資に強い証券会社を公開!

2017年10月8日公開(2018年5月11日更新)
ザイ・オンライン編集部

IPO株の当選確率を上げるコツをIPOの達人が紹介! 申し込み方法や抽選割合など、IPOを取り扱う証券会社を徹底比較する!

ダイヤモンド・ザイの大特集「今買う10倍株 ベスト67」では、株価10倍も夢じゃない、高い成長力を持った有望銘柄を厳選して取り上げている。

今回は、同特集の「IPOで10倍株をゲットせよ!」から一部を抜粋。IPO株を取り扱う証券会社の申込方法を熟知して、IPO株の当選確率アップを狙おう!

「ブックビルディングのときに資金が必要か」、
「抽選が先か後か」が重要!

 「IPO株の抽選に多く参加するには、資金管理が重要」と力説するのが、IPO株をメインに取引する、公務員投資家の三船達也さんだ。

 上の図が、上場が決まってからIPO株を入手するまでの流れ。一律に論じがちだが、証券会社によって、資金が必要になる時期と、ブックビルディング(BB)から後の流れが、違う点に注意したい。ポイントは、「BB時に資金が必要かどうか」と「抽選と申込のどちらが先か」だ。

 そして、その2つのポイントを整理したのが上の図の中にある、A~Dと書かれた表。矢印が長いほど資金拘束が長い。

【申込パターン】
A:ブックビルディング時に資金は不要+抽選が先
B:ブックビルディング時に資金は不要+申込が先
C:ブックビルディング時に資金が必要+抽選が先
D:ブックビルディング時に資金が必要+申込が先

 Aタイプの会社なら、抽選に当たらない限り資金が不要だが、DだとBB時から上場直前まで、ずっと口座に資金を入れておかなければならない。特に10~12月はIPOが集中するので、CやDタイプの会社ばかりだと資金が枯渇しがちだ。

 Aタイプの証券会社としては岡三オンライン証券ライブスター証券があり、CはSBI証券マネックス証券、Dはカブドットコム証券楽天証券がある。

 億超えの個人投資家で、IPOに詳しいJACKさんは、CタイプのSBI証券は「資金力がものを言う会社」と言う。

 「多くの証券会社は、申込者1人に対して、抽選権を1つ与える『1人1票制』だが、SBI証券は申込単元数が多いほど、当選確率が上がる『1単元1票制』を採用。つまり、たくさんの資金をSBI証券に集め、できる限り多くの株数を申し込んだ方が当たる確率が上がる」(JACKさん)

 また、SBI証券に家族名義の口座を持つ三船さんも「一番現金の多い口座が当たりやすい気がする」と言う。

IPOの取り扱い数や、抽選枠の割合などを比較!

 先ほどから説明している、資金の拘束期間や、抽選タイプなどをまとめたのが、下の表だ。

 まず注目してほしいのが、IPOの取り扱い数。当たり前だが取り扱い数が多いほど、申し込めるチャンスが多いということだ。

 次にチェックしたいのが、抽選への配分。店頭証券だと、抽選以外に、優良顧客(頻繁に取り引きしていたり、保有資産が多い客)に優先的に割り当てる枠があり、そちらがメインになる。一方、ネット専業の証券会社は、割り当てられたほとんどの株を抽選に回している。

 ただし、配分の割合だけで判断するのは間違いと三船さんは指摘する。「野村證券大和証券など大手の会社は、主幹事が多く、会社に割り当てられる母数自体が大きい」からだ。

 上場時は主幹事、(平)幹事、委託の順で多く株が割り当てられる。配分割合は会社によるが、多くは半数以上、場合によっては9割近い株数を主幹事が取る。であれば、割り当て5%の委託証券で100%の抽選を選ぶより、主幹事証券で10%の完全抽選枠に賭ける戦略も大アリだ。

 ちなみに主幹事に野村證券大和証券が多いのは事実だが、実はSMBC日興証券もトップ級で、先の2社に勝るとも劣らない取り扱い数だ。

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 もう一つ、当選したらやったほうがお得な技があると三船さんは言う。

 「当選したIPO株はNISA口座に入れられるんです。値上がり益が非課税になるメリットは大きい」

 NISA口座は一つしか開けないので、都合よくそこで当たるとは限らないが、運よく当たったら、忘れずNISA口座を指定しよう。

【IPO株の取り扱い証券会社を徹底比較!】
  IPO取り扱い実績(※1) 申込
パターン
NISA
利用
2015年 2016年 2017年




◆SBI証券
81 76 46 C
※2
【抽選への配分】抽選70%、ポイント抽選30% 【抽選方式】1単元1票 【優遇抽選】落選ポイント
口座開設はこちら
◆岡三オンライン証券
10 6 5 A
【抽選への配分】抽選10%以上、優遇抽選90%未満(※3) 【抽選方式】1人1票 【優遇抽選】取引実績
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◆カブドットコム証券
18 20 15 D
【抽選への配分】抽選100%(100%でない場合は事前にHPで公表) 【抽選方式】1人1票
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◆GMOクリック証券
1 2 0 B
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1人1票
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◆松井証券
16 11 10 B
【抽選への配分】抽選70%、その他30% 【抽選方式】1人1票
口座開設はこちら
◆マネックス証券
65 52 30 C
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1単元1票
口座開設はこちら
◆ライブスター証券
0 0 3 A
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1人1票
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◆楽天証券
10 8 5 D ×
【抽選への配分】抽選100% 【抽選方式】1単元1票
口座開設はこちら
  IPO取り扱い実績(※1) 申込
パターン
NISA
利用
2015年 2016年 2017年



◆岩井コスモ証券
41 25 25 B ×
【抽選への配分】抽選(ネット)10%、店頭&電話90% 【抽選方式】1人1票
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◆SMBC日興証券
72 62 45 C
【抽選への配分】抽選10%、その他90% 【抽選方式】1人1票
口座開設はこちら
◆大和証券
39 34 22 C
【抽選への配分】抽選15%、優遇抽選5%(※4)、その他80% 【抽選方式】1人1票 【優遇抽選】取引実績
大和証券の詳細サイトはこちら
野村證券
44 30 23 A
【抽選への配分】抽選10%以上、その他90%未満 【抽選方式】1人1票
野村證券の詳細サイトはこちら
◆みずほ証券
65 52 37 C
【抽選への配分】抽選10%以上、その他90%未満 【抽選方式】1人1票
※五十音順。※1 2017年の取り扱い実績は、9月末上場の銘柄まで。※2 正確には、BB時には不要だが抽選までには入金が必要。※3 預かり資産や取引実績でSとAの2階級あり。Sのみの抽選約45%、S+Aの抽選約45%。※4 取引実績や株主優待でもらえるポイント、または預かり資産などで分類のステージがいい人を優遇。

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