会社名 | リックソフト |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・4429/情報・通信業 |
上場日 | 2月26日 |
申込期間(BB期間) | 2月8日~2月15日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、岡三オンライン証券、DMM.com証券、松井証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
リックソフトが2月26日にIPO(新規上場)!

リックソフトは、2019年1月22日、東京証券取引所に上場承認され、同年2月26日にIPO(新規上場)することが決定した。
リックソフトは2005年1月4日に設立された。調査・分析から設計・構築・稼働・運用に至る一連のサービスを提供する「ツールソリューション事業」を主な事業として取り組んでいる。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
リックソフトのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月7日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 2月8日~2月15日 | |||||
公開価格決定 | 2月18日 | |||||
購入申込期間 | 2月19日~2月22日 | |||||
払込日 | 2月25日 | |||||
上場日 | 2月26日 |
リックソフトのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2019年2月12日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
SMBC日興証券 [最短3日で取引可能] |
―% | |||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
―% | |||||
岡三オンライン証券 [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
DMM.com証券 | ―% | |||||
松井証券 [最短3日後に取引可能] |
-% | |||||
岡三証券 | ―% | |||||
いちよし証券 | ―% | |||||
水戸証券 | ―% |
リックソフトのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 3840円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
3840~4000円 [42.6倍~44.4倍] |
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公募価格 | ―円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 3500円~9000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2019年2月4日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 28.7倍 | |||||
テクマトリックス<3762> | 26.8倍(連) | |||||
セグエ<3968> | 27.6倍(連) | |||||
アズジェント<4288> | 31.8倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。
リックソフトの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 206万3900株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募7万6900株 売出17万9100株 (オーバーアロットメントによる売出3万8400株) |
|||||
想定公開規模(※1) | 11.3億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
リックソフトは開発支援ソフトのライセンス販売が主力
ソフトウェアのライセンス販売と導入支援ならびに、クラウドサービス・トレーニングの提供、ソフトウェア開発等を手掛ける。同社が取り扱うアトラシアン社のソフトウェアは、主にソフトウェア開発の工程管理や課題管理として使用されるが、操作性の良さからその用途は広がりを見せている。
IT関連のマザーズ上場案件は根強い人気がある。足元、ライセンス&SIサービスを中心に好調といい、業績成長率の高さも含めて評価材料となるだろう。ただベンチャーキャピタル保有株が41万7000株(上場時発行済株数の20.2%)とやや多く、そのロックアップが解除される公開価格の1.5倍程度が初値メドとして意識されやすい。
公開規模については11億円程度となる見込み。スケジュール的には、今年2番目のIPOということで投資家の初値買い意欲が高まりやすいだろう。
◆「リックソフト」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
DMM.com証券 | ||||||
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リックソフトの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2015/6 | 502 (―) |
18 (―) |
10 (―) |
|||
2016/6 | 920 (83.0%) |
68 (271.8%) |
57 (469.9%) |
|||
2017/2 | 764 (―) |
85 (―) |
61 (―) |
|||
2018/2 | 1,712 (―) |
126 (―) |
90 (―) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
|||
2017/2 | 764 (―) |
84 (―) |
60 (―) |
|||
2018/2 | 1,728 (126.1%) |
129 (53.0%) |
93 (54.1%) |
|||
2019/2予 | 2,287 (32.3%) |
284 (118.8%) |
186 (99.7%) |
|||
2018/11 3Q | 1,763 (―) |
266 (―) |
177 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:-円 連結:90.12円/-円 | |||||
※ 予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
リックソフトの業績コメント

2019年2月期の業績は、売上高が前期比32.3%増の22.8億円、経常利益が同118.8%増の2.8億円と増収増益の見通しとなっている。
インターネット技術や各種センサー・テクノロジーの進化等を背景に、パソコンやスマートフォンなど従来のネット接続端末に加え、家電や自動車、ビルや工場など、世界中の様々なモノがネットへつながるIoT時代が到来している。階層ごとの市場について、グローバルレベルでの市場規模と成長性を見ると、全体的には、「ネットワーク」「端末」といった下位の階層の市場は、既に世界的に普及している固定・移動体ネットワークサービスを中心としてその規模は大きいが、成長率の観点からはとりわけ「端末」の階層は低く、スマホを中心に急速に成長してきた「人」向けデバイスの成長は今後鈍化することが予想される。
他方「コンテンツ・アプリケーション」や「プラットフォーム」の上位の階層の市場は、現在の市場規模は下位の階層と比べて小さいものの、成長率が高いことから、今後ICT産業の付加価値は全体的に上位の階層の関連へとよりシフトしていく可能性が高くなっている。売上推移を見ると、ライセンス&SI業務を中心に好調で、特に大手製造業の顧客の新規、アップグレード(現在使用中のライセンスのユーザー数を増やして契約更新すること)の案件が多く、業績に大きく貢献した。また、Alfresco製品のライセンス販売も実績が出てきており、同社の課題であるAtlassian製品以外の事業拡大に大きなインパクトをもたらした。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高17.6億円で77.0%、経常利益2.6億円で93.6%となっている。
リックソフトの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目1番1号 大手町野村ビル8階 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役 大貫 浩(昭和45年1月24日生) | |||||
設立 | 平成17年1月4日 | |||||
資本金 | 9505万円(平成31年1月22日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社69人 連結会社69人(平成30年12月31日現在) | |||||
事業内容 | ソフトウェアのライセンス販売と導入支援ならびに、クラウドサービス・トレーニングの提供、ソフトウェア開発等 |
■売上高構成比率(2018/2期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
ライセンス&SIサービス | 1,527 百万円 | 88.4% | ||||
クラウドサービス | 112 百万円 | 6.5% | ||||
ソフトウェア開発 | 89 百万円 | 5.1% | ||||
合計 | 1,728 百万円 | 100.0% |
■大株主上位6位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | HS株式会社 | 100万株 | 50.33% | |||
2 | 大貫 浩 | 37万株 | 18.62% | |||
3 | NVCC7号投資事業有限責任組合 | 25万7000株 | 12.93% | |||
4 | ニッセイ・キャピタル6号投資事業有限責任組合 | 16万株 | 8.05% | |||
5 | 山本 隆一 | 10万株 | 5.03% | |||
5 | 服部 典生 | 10万株 | 5.03% | |||
合計 | 198万7000株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 今後の事業拡大に向けて行うライセンス販売に伴い、お客様要望により発生する導入支援やアドオンソフトの開発を担当するシステムエンジニア等の人員採用費、当該人員等の新規採用後の人件費、当社主力製品のWBSガントチャート for Jiraの機能改善等の既存製品改善及び新製品開発のための研究開発費、基幹システムにかかる設備投資資金、事業拡大及び人員増加に伴う本社増床にかかる保証金及び内装設備等の設備投資資金、米国子会社Ricksoft, Inc.への投融資として充当する予定 | |||||
関係会社 | Ricksoft, Inc. (連結子会社) ツールソリューション事業 | |||||
VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2016年1月1日 | ||||
割当先 | 服部典生 | |||||
発行価格 | 500円 ※株式分割を考慮済み |
◆「リックソフト」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
DMM.com証券 | ||||||
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リックソフトの銘柄紹介
同社グループ(同社及び同社の関係会社)は、同社、連結子会社(Ricksoft,Inc.)の計2社で構成されており、「我々の技術・知識・ノウハウを最高に発揮し、顧客の価値向上と社会の発展に貢献します。」を経営理念として掲げている。
「顧客のビジネスがグローバルでも競争力を持つように、世界のビジネスシーンで活用されている優れたツールを日本企業の方々にも使っていただきたい」という想いや「そこで得られたノウハウから生まれた自社開発ツールを世界に向けて提供したい」という考えを持ち、調査・分析から設計・構築・稼働・運用に至る一連のサービスを提供する「ツールソリューション事業」を主な事業として取り組んでいる。
(1)ライセンス&SIサービス業務
主にAtlassian社のソフトウェアの導入支援を行っており、顧客の課題解決のために提案からライセンス販売、コンサルタントとしてのプロジェクト参画やSI、研修、運用支援(ヘルプデスクによる問い合わせ対応等)まで包括的に行っている。
主な収益モデルとしては、顧客の新規導入時にAtlassian社から同社がライセンスを仕入れ、顧客に対してライセンスを販売している。また、翌年以降の更新時には、毎年保守費用として顧客及びAtlassian社との間で取引が発生する。また、Atlassian社への支払いに関しては、パートナーランクに応じてディスカウントが適用されている。
(2)クラウドサービス業務
顧客へ同社グループで取り扱う製品の稼働環境としてのクラウド環境提供を迅速に行っている。24時間365日対応、取り扱い製品の専任技術者が運用管理するフルマネージドクラウドサービスとなっている。
主な収益モデルとしては、同社のクラウドサービスを利用する顧客に対しては、ライセンス料に加えてクラウド上の運用代行費用を受領しており、利用開始後は毎月売上を計上している。
(3)ソフトウェア開発業務
Atlassian製品の主力製品であるJiraやConfluenceに拡張機能をアドオン製品として自社開発を行い、Atlassian Marketplaceにて販売している。
主な収益モデルとしては、新規購入時には製品ごとの標準価格で販売し、翌年以降に更新された際は、毎年一定の更新料を受領している。なお、Atlassian Marketplaceの使用料として、Atlassian社に対して販売価格の25%の手数料を支払っている。
リックソフトの投資のポイント
IT関連のマザーズ上場案件は根強い人気がある。同社は足元、ライセンス&SIサービスを中心に好調で、特に大手製造業の顧客の新規・アップグレードの案件が多いといい、業績成長率の高さも含めて評価材料となるだろう。年末年始にかけてマザーズ指数がリバウンドを見せたこと、2/22上場の識学<7049>に続く今年2番目のIPOであることなど、上場に当たっての環境も比較的良好とみられる。
ただ公開規模が10億円強あり、ベンチャーキャピタル保有株もやや多い。このため、ベンチャーキャピタル保有株のロックアップが解除される公開価格の1.5倍程度が初値メドとして意識されやすいだろう。
前期実績で売上高の88.4%を占めるライセンス&SIサービスは、主に豪Atlassian(アトラシアン)社のソフトウェア導入支援を行っており、顧客の課題解決のために提案からライセンス販売、コンサルタントとしてのプロジェクト参画やSI(システムインテグレーション)、研修、運用支援まで包括的に行っている。アトラシアンのソフトウェアは、主にソフトウェア開発の工程管理や課題管理として使用される。同社グループの顧客もアトラシアンの製品をソフトウェア開発で利用する企業が多くを占めているが、操作性の良さからその用途は広がりを見せている。
アトラシアンは自社ソフトウェアを取り扱うパートナーに対して技術認定試験を行っており、認定技術者数等に応じてパートナーランクを設定しているが、同社は最も厳しい基準を充足した最高位ランクであるプラチナパートナーを取得している。
同6.5%を占めるクラウドサービスは、顧客へ同社グループが取り扱う製品の稼動環境としてのクラウド環境提供を行っている。
業績面について、2019年2月期は売上高が前期比32.3%増の22.8億円、経常利益が同118.8%増の2.8億円と増収増益の見通しとなっている。アトラシアン製品ライセンスを中心に売上高は順調な増加が見込まれる。第3四半期までの進捗率は経常利益で93.6%と順調に推移している。
想定仮条件水準の今期予想PERは41~44倍程度となる。類似企業としてはソフトウェア製品の輸入販売を手掛ける企業を挙げたが、同社PERはこれらを上回る水準であり、目前に迫った来期(2020年2月期)の業績の伸びを織り込んだ価格設定とみられる。
公開規模については11億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は2社41万7000株(上場時発行済株数の20.2%)あり、前述のとおり公開価格の1.5倍以上または上場日後90日経過でロックアップが解除される。スケジュール的には、約2カ月のIPO空白期間を経て識学が上場、その翌週に同社が上場する予定となっており、投資家の初値買い意欲は高まりやすいだろう。
◆「リックソフト」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
大和証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
SMBC日興証券[最短3日で取引可能] | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能] | ||||||
松井証券[最短3日後に取引可能] | ||||||
DMM.com証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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◆野村證券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
23社 37社 |
27社 38社 |
18社 30社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 532万 ※ |
【ポイント】 取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」や「JR九州」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、絶対に口座を開いておきたい証券会社だ。 ※残あり口座数 |
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
21社 66社 |
13社 71社 |
13社 64社 |
10%:1人1票の平等抽選 | 285万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、2018年は全90社中、実に66社のIPO銘柄を取り扱った。主幹事数も毎年トップクラスで、2018年には988.9%という驚異的な初値騰落率となった「HEROZ」の主幹事も務めた。また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの大型IPOでも、主幹事証券の1社として名を連ねている。1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。 |
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◆大和証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
13社 31社 |
18社 41社 |
15社 34社 |
15%:1人1票の平等抽選 5%:「チャンス当選」 |
299万 ※ |
【ポイント】 毎年、数多くのIPOで主幹事を務め、取扱銘柄数も多い。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売(※2)。 ※残あり口座数 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
11社 87社 |
8社 83社 |
13社 75社 |
70%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジ ポイント」順に配分 |
426万 |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2018年は全90社中87社、実に約97%のIPO銘柄を扱った。SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めるのだ。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。 |
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◆東海東京証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
1社 20社 |
3社 11社 |
5社 15社 |
10%:1単元1票の平等抽選 | 35万 |
【ポイント】 準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの多くのIPO銘柄を扱っており、主幹事も毎年数社で務めている。東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。 |
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◆カブドットコム証券【三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社】 | ||||
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
6社※1 23社 |
4社※1 27社 |
2社※1 19社 |
一定割合:1人1票の平等抽選 | 109万 |
【ポイント】 日本5大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年数件のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが、売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「カブドットコム証券」なら、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。IPO投資に特化したスマホ用アプリ「IPOLab」も便利。 ※1「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」のIPO主幹事数。 |
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◆岡三オンライン証券【岡三証券のグループ会社】 | ||||
グループ会社の主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2018 | 2017 | 2016 | ||
1社※2 45社 |
4社※2 23社 |
0社※2 6社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
17万 |
【ポイント】 「岡三証券」と同じグループに属するネット証券。2017年秋から「岡三証券」が引受シ団に入ったIPO銘柄はすべて「岡三オンライン証券」で取り扱うことに。「岡三証券」がIPOの取扱拡大に乗り出したこともあり、取扱銘柄数が急増。2018年は45社ものIPO株を取り扱った。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 ※1「岡三証券」のIPO主幹事数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2018年3月末時点。 |