iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説[2025年]

「iDeCo」と「つみたてNISA」を併用して“老後資金2000万円問題”を解決する方法を伝授! 節税で浮いたお金を活用すれば、20年で1000万円を準備できる!

2019年8月3日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」の合わせ技で、「老後資金」1000万円を作る方法をマンガで解説!

発売中のダイヤモンド・ザイには、別冊付録「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」がついてくる! 先日、金融庁が「老後に2000万円必要」との報告書を発表して話題になったが、それをきっかけに、改めて「老後資金」を準備する重要性を実感した人は多いはず。その手段として検討したいのが、節税効果が高い「iDeCo」の活用と、「iDeCo」による節税で浮いたお金を「つみたてNISA」で運用するというやり方だ。ダイヤモンド・ザイの別冊付録では、「iDeCo」とつみたてNISAを併用する方法を提案するほか、それぞれの特徴やメリットなどについて、わかりやすく解説している。
【※関連記事はこちら!】
⇒「つみたてNISA」と「一般NISA」と「iDeCo」を 比較して、どれを選ぶべきかを解説! 運用額や目的、住宅ローン控除の有無などで一番得する制度が判明!

今回は、別冊付録の冒頭から、「iDeCo」とつみたて「NISA」で1000万円作る方法をまとめたマンガを抜粋!「iDeCo」やつみたて「NISA」って、聞いたことはあるけど、どう活用すればいいのかよくわからない……」という人は、ぜひ参考にしてほしい!

退職金とは別に「老後資金」として1000万円を準備するなら
節税効果のある「iDeCo」や「つみたてNISA」を活用しよう!

※画像をクリックすると拡大できます。

iDeCoマンガ1ページ目

iDeCoマンガ2ページ目

「iDeCo」で節税した分を「つみたてNISA」に回すだけ!
20年間で無理なく約1000万円の老後資金を準備する方法を伝授!

モデルケース

 「老後に2000万円必要」という金融庁の報告書が、議論を呼んだことは記憶に新しい。これはあくまで平均値で、必要な金額は人によってまちまちだ。とはいえ、できるだけ多く用意するに越したことはない。

 上のマンガで紹介したのは、「iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)」と「つみたてNISA」を組み合わせて老後資金を作る方法。モデルケースは専業主婦の妻がいる45歳サラリーマンで、税込年収は800万円だ。

 「iDeCo」には、積立時の「所得控除」、運用時の「運用益の非課税」、給付時の「公的年金控除(または退職所得控除)」という3つの節税効果があるが、その中でも得に大きいのが積立時の「所得控除」。「iDeCo」に拠出した金額は、所得から丸々差し引けるのだ。マンガの例の場合、年間27万6000円が課税所得から除外される。その結果、何もしなければ徴収されていた約8万円の税金を節税できるのだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒iDeCo(個人型確定拠出年金)の"4つのメリット"を解説! 大きな節税効果に加えて運用の自由度の高さが魅力で、すぐ使う予定のない資金がある人に最適!

 節税で浮いた分は生活費の足しにする手もあるが、元々は手元に残らなかったはずのお金。この8万円を老後資金の足しにするとどうなるか。それをシミュレーションしたのが、マンガ内のグラフだ(以下に抜粋)。

 例では、月々2万3000円を「iDeCo」で運用し(1)、2年目からは節税できた8万円を、「つみたてNISA」を利用して運用している(2)。

 「つみたてNISA」も、中長期にわたり資産を作るのに向いている仕組みだ。「iDeCo」のような所得控除はないが、運用益に対する20%の課税がゼロなのは、「iDeCo」と同じ。年齢や勤め先に関係なく誰でも使える制度なので、使わなければ損だろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒「つみたてNISA」(積立NISA)の8つのメリットを紹介! 少額から長期の積立ができて損しづらく、利益は非課税になるなど、初心者におすすめの理由を解説

 マンガの例では手堅く、年3%の利回りで20年にわたって運用した場合をシミュレーションした。すると、「iDeCo」だけでも758万円に。さらに、「つみたてNISA」で年8万円運用すれば、225万円になり、合わせると約983万円という結果になった。ちなみに現在、「iDeCo」にお金を拠出できる年齢は60歳までだが、これを65歳に引き上げる検討が始まっている。将来的には恐らくそうなるはずなので、45歳からこのプランを始めても間に合うはずだ。

 老後資金に不安を感じつつ、まだ何の対処もできずにいる人は、まず「iDeCo」と「つみたてNISA」の口座開設から始めてみよう!
【※関連記事はこちら!】
⇒「つみたてNISA」と「一般NISA」と「iDeCo」を 比較して、どれを選ぶべきかを解説! 運用額や目的、住宅ローン控除の有無などで一番得する制度が判明!
⇒iDeCoの金融機関&投資信託を選ぶコツを3ステップで解説! 金融機関は口座管理手数料“0円”が最低条件、投資信託は「信託報酬」や「成績」をチェックしよう

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 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイの別冊付録「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」から一部抜粋して紹介した。別冊付録では、「iDeCo」や「つみたてNISA」の特徴や注意点、メリット・デメリットなどをわかりやすく解説しているので、誌面も併せてチェックを!

 ダイヤモンド・ザイの大特集は「減配しない! 持ち続けられる『10年配当株』を買おう!」。過去10年にわたって減配しておらず、今後も継続して配当収入が得られそうな「10年配当株」を紹介するほか、配当株にこだわって億り人になった個人投資家の投資手法も公開している。

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 さらに、別冊付録は「老後資金をゼロから1000万円つくる方法」に加えて、「2019年6月からの新制度対応! ふるさと納税」もついてくる! おすすめの返礼品の情報をたっぷり掲載しているので、2019年のふるさと納税にまだ手を付けていない人は必見だ。

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どの金融機関でiDeCo口座を開設した場合でも、別途、国民年金基金連合会へ支払う加入時手数料2829円、国民年金基金連合会と信託銀行へ支払う手数料合計171円(毎月)かかる。受取時は給付手数料440円(1回毎)を信託銀行に支払う。還付時には、国民年金基金連合会と信託銀行への還付時手数料として合計1488円(1回毎)がかかる。運営機関変更時の手数料は「他の金融機関から」変更の場合で、「他の金融機関に」変更する場合は4400円の手数料が発生する場合がある。下記の金額は掛金を拠出する場合(すべて税込)。
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