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大豆、トウモロコシが24年ぶりの大凶作!商品市場の価格高騰が及ぼす影響とは?穀物価格高騰で上がる株とは?

【第11回】 2012年7月13日公開(2025年6月18日更新)
ワタナベくん
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米国に熱波が襲来していて、トウモロコシや大豆の生産に甚大な被害が出ています。畑は干上がり、1988年以来24年ぶりの大凶作になる見込みとか。商品市場の価格はここ数週間で急騰しています。これは地球の裏側の遠い話ではなく、日本の経済にも、そして私たちの生活にも甚大な影響を及ぼします。

穀物価格高騰は地球の裏側の話じゃない

 普段、天気予報で関心があるのは、自分の住んでいる地域だけです。それ以外は、なんとなく全国の気温を見て「今日、全国でいちばん暑いのはどこかな」とぼんやり思ったりする程度。ましてや世界のお天気など気にもとめません。

 でもここ数日は、ネットで欠かさず米国の天気を見ます。というのも、中西部には記録的な熱波が襲来していて、穀倉地帯がとんでもないことになっているからです。最高気温図は米国全土がオレンジから真っ赤に燃えていて、事態の深刻さをうかがわせます。

 この地域で作られている穀物とえば、トウモロコシ大豆小麦です。特に大豆とトウモロコシの作柄が深刻らしく、米農務省は1988年以来24年ぶりの大凶作になるだろうと言っています。ちなみに24年前も「50年ぶりの大干ばつ」と言われていたので、まさに百年に三回の事態なのです。

米国シカゴコーン先物価格 単位は米ドル 日足・2012年1月~7月
米国シカゴ大豆先物価格 単位は米ドル 日足・2012年1月~7月

 経済に関心のある人なら、北米の穀物価格がどれだけ世界に影響を及ぼし得るか、ご存知だと思います。穀物価格は国際的な相場に連動していますし、このまま熱波が収まらないと、日本の食卓を、いえ世界を揺るがす大問題に発展しかねないのです。

 米国産トウモロコシは世界の出荷量の半分以上を占めており、配合飼料の主原料として世界中に輸出されています。配合飼料というのは家畜のエサですね。ということは、つまり牛・豚・鶏肉と卵が値上がりします。またコーンスターチが使われている、ビールや発泡酒の価格にも影響するでしょう

 米国産大豆の生産量は世界の4割程度ですが、輸出の割合が高めです。日本の食卓は、味噌、豆腐、醤油、納豆など大豆食品に溢れていますが、約7割は米国からの輸入に頼っています。ですが何と言っても影響が大きそうなのは食用油(大豆油)です。サラダ油やマヨネーズも値上がりするでしょう

 トウモロコシや大豆に比べてあまり騒ぎにはなっていないようですが、小麦価格も高騰しています。日本はアジアで2番目の小麦輸入国。パン、パスタ、うどん、お菓子、小麦を使った食品は枚挙にいとまがありません。パンが値上がりすれば代わりにお米や蕎麦を食べようということにもなるので、こちらも値上がりします。つまり、ほとんどの食品が値上がりしてしまいます

似たようなことが4年前にもあった

 皆さん覚えているでしょうか。これと似た事態がちょうど4年前、2007-2008年にも起こったことを。

 発端はオーストラリアがエルニーニョ現象の影響で、2年連続の大干ばつに見舞われたことでした。水源となる大きな川が干上がってコメ、オオムギ、コメの収穫が激減したほか、牧草が枯れて家畜が大打撃を受けました。

 ロシアやウクライナなど欧州の東部は干ばつ、かと思えば北部は収穫期に大洪水に見舞われて作物を流されてしまいました。中国も干ばつと洪水がきて収穫が激減。そして米国も今回と同じように熱波で畑が干上がりました。

 一方で、その頃はBRICsに代表される新興国の成長が凄まじく、原油価格がどんどん値上がりしていました。これから中国やインドで人口が爆発するから、エネルギーと食糧と水は奪い合いになるということで、かなり不安を煽られたのを覚えています。

 これに拍車をかけたのが、当時のブッシュ大統領がぶち上げた「CO2削減のためにトウモロコシからバイオエタノールを作ろう」という政策でした。トウモロコシの価格は急激に値上がりし、アフリカの人たちに回る食糧がなくなって各地で暴動が起こるなど、世界は大混乱に陥ったのです。

 日本でもパンや麺類を始め、ほとんどの食品が値上がりしました。冷凍食品の内容量がちょっとずつ減ったり、小麦粉の代わりに米粉を使った商品が出てきたのもこの頃です。「食糧自給率を引き上げないと大変なことになる」「休耕田を活用しよう」といういつもの話がこのときも叫ばれました。

 で、このときの価格高騰が何で収まったかといえば、そのあと天候に恵まれて大洪水後に植え直した作物が豊作になったことと、リーマンショックで投機マネーが商品市場から撤退したことがあげられます。トウモロコシをバイオエタノール燃料に使うという話も下火になりました。

2008年と違うところも

 ただ、2008年と同じことが、そのまま起こるかと言えば、そうでもないと思います。穀物市場に投機マネーが流入していることは同じですが、現在は欧州の信用不安や新興国の成長鈍化などの不安があり、あの時のようにバブルになってはいません。また、今回は食糧を燃料として使おうなどという、投機材料もありません。

 とはいえ、このまま熱波が収まらないと、あらゆる食品の値上がりは避けられそうにありません。

 例えば最近、弁当チェーン・ほっともっとの「のり弁」が290円→320円に値上がりしたのですが、これも食用油の値上がりが一因だそうです。大豆値上がり→食用油値上がり→のり弁値上がりの図式が、今後あらゆる食品に連鎖するとしたら困ったことです。

 企業の立場でいえば、値上げが実現できれば売上高は増えますし、原材料高の負担が軽減するのでプラス材料になります。が、「値上げします」「はいそうですか」とはいかないのが昨今の景気状況です。

 値上げしたことで売れなくなってしまってはモトも子もありません。大手小売りや外食産業はデフレ競争をしているので、そうやすやすと値上げを受け入れないでしょう。ということで、もし店頭に並んでいる食品の価格が値上がりしていなければ、どこかの段階で泣いている企業があるということです。

 そうしていよいよ消費者に負担が回ってきたら「消費税増税なんてトンデモナイ!」という話にもなるでしょう。モノにもよりますが、原材料価格が最終商品の価格に転嫁されるまでには3ヵ月~半年くらいかかると言われていますから、ちょうど解散総選挙があるかもしれない時期とぶつかります。

 風が吹けば桶屋がナントカと言いますが、米国の熱波が日本の政局にも影響しかねない、ということになります。

株式投資にチャンスはあるか!?

 2008年を参考に関連銘柄を調べてみました。現在の作柄は「かなり深刻な事態になる可能性がある」と伝わっていますが、米中西部に恵みの雨が降ったり、他の国や地域が想定外の大豊作になったりすると、高騰が収まる可能性はあります。ただ、ここらへんは専門家ではないので、テキトーな予測はできません。現実の株価チャートに従っての売買を心掛けたいところです。

 トウモロコシ、大豆、小麦の先物を売買するには商品先物会社に口座が必要ですが、初心者にはややハードルが高いかもしれません。

 東証には各商品価格に連動するように組成されたETFがあり、これなら株の証券口座で売買ができます。ETFSとうもろこし1696)、ETFS大豆1697)、ETFS小麦1695)がそれです。

 ですが、残念なことに、これだけ穀物価格の上昇が話題になっているのに、出来高がほんのわずかしかありません。買いたい価格で買えない、売りたい時に売れないということになりかねないので、おすすめできません。

 ということで、株式投資をするなら関連企業を探したほうが良さそうです。

 肥料・飼料の関連株は低位株が多く、日ごろの出来高も少ないので、ひとたび火が点けば大きく動いてくれるかもしれません。コープケミカル4003)、クミアイ化学4996)、協同飼料(2052)、中部飼料2053)、日本配合飼料(2056)などを見ていますが、いまのところ目立った動きはありません。

クミアイ化学(4996) 日足3カ月チャート 穀物価格上昇で高値を更新

 食用油の関連株は、J-オイルミルズ2613)、日清オイリオ2602)、不二製油2607)などが候補です。すでに断続的に値上げをしていますが、大豆価格の高騰には追いついていないと言われます。小麦粉価格の上昇で上がる株は、日清食品2897)、日清製粉G本社2002)など。

 小麦がダメなら米粉だ!というのでお米が注目されるなら、木徳神糧2700)やヤマタネ9305)でしょうか。あるいは製粉機の明治機械6334)にも連想が及ぶかもしれません。

 加工食品では、日本ハム2282)と伊藤ハム2284)は既に上昇が始まっています。キユーピー2809)は4年前は原材料価格の高騰に値上げが追いつかずに株価が下落してしまいましたが、今回はどうでしょうか。

伊藤ハム(2284)  日足3カ月チャート 穀物価格の急騰とともに株価上昇

 ほかには、山崎製パン2212)、第一屋製パン2215)、日清食品2987)、東洋水産2875)が思い浮かびます。早めに値上げできれば株価にとってはプラスに作用しますが、価格競争もありなかなか踏み切れないでいると収益を減らしてしまう可能性があります。

 個人的には農機メーカーの井関農機6310)とクボタ6326)もはずせないところです。穀物価格が上昇すると農家は儲かりますし、増産させたい国の政府が補助金を出すなどするので追い風になります。農業関連では必ず取り上げられる銘柄です。

粉モノ相場は水モノ相場

 全体的には株式市場への影響はまだ限定的で、関連株にもはっきりそれとわかる動きは出ていないように思いました。米中西部に風が吹いて気温が下がったり、恵みの雨が降ると危機は脱するのでしょうか。文字通り、この相場は風まかせ、株価は水モノです。

 今回、取り上げた銘柄の中には、日ごろの出来高が極端に少なかったり、業績が安定しない低位株も含まれています。絶対に値上がりすると決め付けて、大金を投じるのはおすすめできません。

 2008年に似た値動きになるのなら、実際に株価が動いてからでも遅くはないと思います。また、意図した方向と逆に動いたら、損切りする勇気も必要です。「食糧問題は21世紀のテーマだから」などと言って、塩漬け株にはしないほうがいいと思います。

 食糧問題なんて10年前から言われているテーマですが、関連株が長期的に上げているわけではありません。農産物も株価も生ものですから「旬」を大切にしましょう。農産物には塩漬けにすると美味しいものもありますが、株を塩漬けにするのは健康によろしくありませんので。

【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】
◆WisdomTree とうもろこし上場投資信託(1696)
◆WisdomTree 大豆上場投資信託(1697)
◆WisdomTree 小麦上場投資信託(1695)
◆コープケミカル(4003)
◆クミアイ化学工業(4996)
◆中部飼料(2053)
◆J-オイルミルズ(2613)
◆日清オイリオグループ(2602)
◆不二製油(2607)
◆日清食品HD(2897)
◆日清製粉G本社(2002)
◆木徳神糧(2700)
◆ヤマタネ(9305)
◆明治機械(6334)
◆日本ハム(2282)
◆伊藤ハム(2284)
◆キューピー(2809)
◆山崎製パン(2212)
◆第一屋製パン(2215)
◆タスキ(2987)
◆東洋水産(2875)
◆井関農(6310)
◆クボタ(6326)
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