ツムラ(4540)が業績上方修正で孤軍奮闘!
不況に強い漢方薬市場で力強く成長中冷え性に悩む(?)女子アナ(リスト)が見つけたスゴい株!

【第41回】2012年11月15日公開(2013年2月6日更新)
ザイ・オンライン編集部

みなさんこんにちは!マーケットアナリストのさいますみです。最近、エレクトロ二クス業界を中心に暗いニュースが多いですね。ただ、社会の構造変化に着目すれば元気な業界/企業はいくらでも見出せます!今回は、グローバルニッチ企業として静かに成長し続ける漢方薬の大手ツムラを見ていきます!

株価(11/14日終値):2680円 予想PER:13.2倍 PBR:1.88倍 配当利回り:2.31%

2012年8月15日~11月14日・日足 

買い目途: 2500円~2700円(現状の株価水準)

目標株価 3年以内に3500円

厚生労働省『薬事工業生産動態統計年報」・医薬品薬効大分類別生産金額より編集部作成

漢方薬市場が今後も伸長する
3つの理由

 不況の時に強いといえば、収益のブレが小さいといわれる医薬品市場ですが、なかでも、漢方薬市場は順調な伸びを見せています。

 一般的に漢方薬は副作用が少なく、自然治癒力を高めて治癒し、未病治療(病気というほどではないけど、健康ではない状態)に効果的といわれています。

 漢方薬市場が注目される理由の1つは、社会保障費削減に向けて未病治療が浸透しつつあること。

厚生労働省「平成23年度薬事工業生産動態統計年報の概要」より編集部作成

 2つ目の理由は、既に1800年以上前に製法などが公開されており明確な特許が存在せず、薬価基準改定による値下げリスク(薬価改定基準が2年に1度行われ、特許が切れた製薬に対しては国から製薬メーカーへ、強い値下げ圧力がかかる)が小さく、安定的な成長が見込めること。

 そして3つ目の理由ですが、臨床医の数が28万人に対して、漢方薬を処方したことのある医師はまだ15万人ほどといわれており、漢方を扱う医師数に成長性があることです。そうした漢方薬に特化した企業こそが、ツムラ(%%%4540%%%)なのです。

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漢方薬のガリバー的存在だが成長も続く

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