儲かる農業堕ちたJA#予告Photo:fcafotodigital/gettyimages

肥料などの価格高騰により、農家の大離農時代がやって来た。しかし、ピンチをチャンスに変える経営力がある農業法人は売上高100億円超を視野に“豪農化”を進めている。他方、農協は本業の農業振興をなおざりにしたまま衰退の道を突き進む。特集『儲かる農業 堕ちたJA』は、5月23日(月)から6月6日(月)までの全17回でお届けする。

#1 5月23日(月)配信
118農協が赤字転落!JA赤字危険度ランキング2022【ワースト510・完全版】

儲かる農業堕ちたJA#1Photo:erhui1979/gettyimages

 農協の大淘汰時代がやって来た。ダイヤモンド編集部の独自試算で、対象農協の「4分の1」に当たる118JAが赤字になることが分かった。農協の経営の危うさを徹底解明する。

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#2 5月23日(月)配信
【スクープ】パナソニックが「畜産DX」参戦へ!トヨタとNTTも狙う畜産デジタル化の巨大市場

儲かる農業堕ちたJA#2Photo:Jose Manuel Espinola Aguayo/EyeEm/gettyimages

 デジタル化が畜産を激変させている。すでにトヨタ自動車やNTTが畜産農家向けの事業を行っている他、パナソニック ホールディングスも近く同事業に参入することが分かった。沸騰する「畜産DX市場」の最前線に迫った。

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#3 5月25日(水)配信
三菱商事「令和の豪農」へ大猛進!食肉ビジネスでJA全農が脅威になれない理由

儲かる農業堕ちたJA#3Photo:David Silverman/gettyimages

 いよいよ農業の構造変化が起きる時が来た。企業は農家の激減を見据え、大淘汰時代を生き抜けるビジネスモデルを築いてきた。その代表例である三菱商事の畜産ビジネスを解剖する。

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#4 5月26日(木)配信
農家が選ぶ「支援を期待できる企業」ランキング!三菱商事やNTTが狙うJA全農包囲網

儲かる農業堕ちたJA#4Photo:Westend61/gettyimages

 農業の生産から販売までを支援するプラットフォーマーの覇権争いが激化している。従来、JA全農が牛耳っていた農業ビジネスにくさびを打ち込もうとする企業の動きに迫った。

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#5 5月26日(木)配信
農業経営で「使える&期待外れ」ツールランキング2022!ソフトバンクが農業界の風雲児に名乗り

儲かる農業堕ちたJA#5写真提供:ソフトバンク

「農業経営に役立ったツール」のランキングを今年も発表する。今年は、農業界の“ゲームチェンジャー”になることを期待できるプレーヤーが複数ランクインした。ソフトバンクが農業で仕掛けるDX戦略とは。

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#6 5月27日(金)配信
農家2300人が選ぶJA「支持率」ランキング2022【ベスト89・完全版】

儲かる農業堕ちたJA#6Photo:Toltek/gettyimages

「JA支持率ランキング」では、農家の支持率100%のトップ農協から支持率が25%しかない下位農協まで大きな格差があることが浮き彫りになった。優勝劣敗が鮮明になった理由を解き明かす。

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#7 5月27日(金)配信
農水省次官レースは保守本流に“先祖返り”、改革派消滅で「人材枯渇」の末期症状

儲かる農業堕ちたJA#7Photo by Hirobumi Senbongi

 食料危機を避けるため農産物を増産するべきなのに、農家数が激減して生産量を維持できない。そんな悪夢が現実味を帯びる中、農水省と自民党農林族は“人材難”に陥っている。

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#8 5月28日(土)配信
「レジェンド農家」ランキング【ベスト20】2冠王の野菜くらぶ代表が語る経営危機からの復活劇

儲かる農業堕ちたJA#8Photo by Takeshi Kubota

 ダイヤモンド編集部が選定する「レジェンド農家ベスト20」を今年も発表する。いずれも農家の激減に備えて準備してきた豪農たちだ。レジェンド農家3位(耕種農家では首位)だった「グリンリーフ」と「野菜くらぶ」(群馬県)を経営する澤浦彰治氏に経営危機からの復活劇を語ってもらった。

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#9 5月29日(日)配信
農産物「儲かる販路」ランキング!食べチョクvsポケットマルシェの順位逆転

儲かる農業堕ちたJA#9Photo by H.S.

 農産物の単価の向上という農家の願いを実現し、成長したポケットマルシェなど、産直アプリへの評価に“異変”が起きている。農家投票に基づく「儲かる販路ランキング」をお届けする。

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#10 5月30日(月)配信
「すごい中小農家」ランキング【ベスト20】1位は三井不動産から転身した山形県の“新星”

儲かる農業堕ちたJA#10Photo by T.K.

 ダイヤモンド編集部が面積当たりの収益性に注目して選ぶ「中小キラリ農家」の首位は、山形県でベビーリーフなどの有機栽培に取り組むYAMAGATA DESIGN AGRI(YDA)だった。慶應義塾大学卒業後、三井不動産でショッピングモールを開発していた山中大介社長のビジネスモデルが、農業界では“規格外”といえる理由とは。

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#11 5月31日(火)配信
元ソフトバンク技術者、IT農業の驚異!イチゴ・メロン栽培で「匠の技コピー」が大成功

儲かる農業堕ちたJA#11Photo by Reiji Murai

 ダイヤモンド編集部が選定する「中小キラリ農家」2位にランクインしたやすぎアグリ(いちごの大森ファーム。島根県)の儲かる秘訣を紹介する。代表の大森雄介氏は元ソフトバンクのIT技術者だ。システムエンジニア(SE)として培ったITの知識をフル活用する農業とは。

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#12 6月1日(水)配信
アイリスオーヤマとセブンを「パクり倒して」変革!日本最大のレタス工場の“先読み力”

儲かる農業堕ちたJA#12写真提供:舞台ファーム

 ダイヤモンド編集部が選定する「レジェンド農家」3位、耕種農家としては最上位となった宮城県の舞台ファームは東北を代表する“豪農”だ。2021年に国内最大級のリーフレタス工場「美里グリーンベース」を完成させた。総投資額は34億円。なぜ農業界で類を見ない巨額投資が可能になったのか。

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#13 6月2日(木)配信
「儲かる農業」を葬祭、建設業のノウハウで!異業種から参入し500ha規模を狙う驚愕農場経営

儲かる農業堕ちたJA#13Photo by H.S.

 異業種からの農業参入組も“儲かる農業”を実践している。新潟県の建設会社の農業部門として、220ヘクタールの農地でコメを作る田中ファーム(レジェンド農家8位)と、葬祭業を中核とする穴太ホールディングスが運営するThe北海道ファーム(レジェンド農家19位)はどのように異業種のノウハウを農業に生かしたのか。

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#14 6月3日(金)配信
神奈川の有名トマト農園3代目が直伝、「大口契約6割」で個人ファンも掴む販売戦略の秘密

儲かる農業堕ちたJA#14Photo by Fusako Asashima

 首都圏近郊のスター的存在になっている農家がある。中小キラリ農家6位となった井出トマト農園代表取締役の井出寿利氏だ。井出氏はなぜ大手小売りチェーンから個人消費者まで、多種多様の固定ファンを獲得できているのか。その販売戦略に迫った。

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#15 6月4日(土)配信
高騰する「飼料米生産」に大転換、コメ農家に新風を吹き込む歌手出身“門外漢”の挑戦

儲かる農業堕ちたJA#15Photo by R.M.

 鳥取市の農地面積の3分の1を集積したい――。その規模は約1000ヘクタール。農業経営の大規模化に野心を燃やすのは、レジェンド農家8位のトゥリーアンドノーフ代表の徳本修一氏だ。農業の門外漢が体当たりで農業に挑戦し、試行錯誤の末に体得した経営哲学を紹介する。

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#16 6月5日(日)配信
円安&穀物高に「飼料自給化」で対抗、北海道の名門酪農家が1000ha牧場を目指せる理由

儲かる農業堕ちたJA#16Photo by Akira Yamamoto

 1904年の創業以来、北海道富良野市の地に根差し、代々酪農業を営んできた藤井牧場(レジェンド農家7位)。約1100頭の乳牛を抱える、道内有数の大規模酪農家だが、その強みは規模だけではない。藤井牧場が大離農時代を生き抜くための独自戦略とは。

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#17 6月6日(月)配信
企業の「レジェンド農場」買い漁り加速!肥料・飼料高騰による赤字農家続出でM&A活況

儲かる農業堕ちたJA#17Photo:Audtakorn Sutarmjam/EyeEm/gettyimages

 肥料などの高騰が農家の経営を直撃している。今後、離農や廃業が相次ぐとみられる。そうした中、活気づくのがM&A(企業の合併・買収)の仕掛け人たちだ。大離農時代にうごめく企業の思惑に迫った。

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Key Visual by Noriyo Shinoda

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