韓国で45万部の超ロングセラーが発売から7年、いよいよ日本に上陸。韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、学生の98.4%が「勉強をしたくなった」と証言! なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代~70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。執筆に8年かかったとされる『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。

【ミケランジェロに学ぶ】「やらない人」でも「できない人」でも自分を変える方法Photo: Adobe Stock

答えは自分の中にある

 ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井画を描いていたときの話です。ある日、彼がはしごに登り天井の隅に一人ひとりの人物を精密に描いていると、その様子を見ていた人がこう尋ねました。

「おいおい、そんな隅っこに苦労して絵を描いて、どうしようっていうんだ? 誰も見やしないぞ」

 するとミケランジェロが答えました。

「僕が見るのさ」

―ーチョン・オクピョ、『勝つ習慣』から

 ミケランジェロは、自分を恐れることを知っていたのです。自分で自分を騙すことはできませんから。

 ミケランジェロだけではありません。あなたもよく知っているはずです。自分が「できない」のか、「やらない」だけなのか。何があなたの勉強を邪魔しているのか、どんな習慣を断ち切り、どんな気持ちを引き出せば、「勉強の心臓」を走らせることができるのか。自分が本当に夢見る人生とは、一体どんなものなのか。

 答えは全て自分の中にあります。

 決心とは、なかった答えを作り出すことではありません。自分の中にすでに存在する答えを発見することです。自分を励まし、勇気を出しましょう。答えは自分の中にあるのですから。

(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』の一部抜粋したものです)