「うまくいかない理由」を並べずに
「うまくいく方法」を探そう

「あー、今日も忙しくて勉強できなかった」
「勉強しようと思っていたのに、寝てしまった」
「明日、勉強すればいいでしょ」

 と、口にしているあなた、黄色信号が灯っています。これがひどくなると、

「勉強しようとしたのに、友だちのせいでできなかった」
「なんで起こしてくれなかったの!?」
「勉強したって、意味ないでしょ」

 と、不平や不満を口にします。勉強する気がないことを示す一番の証拠。不平を並べ立てるのが習慣化すると、「うまくいかない理由」として心の中に凝り固まってしまいます。

 著者は、こう言います。

「うまくいく方法」だけが重要なのです。環境が整っていなくても、周囲の支えがなくても、条件が足りなくても、それでも「うまくいく方法」を見つけ出せれば、うまくいくのです」

 マンガに登場する人は、どちらの方向を向いていたでしょうか。本書では、「不平不満をなくす3つの心構え」を紹介しています。

1.「やったことがない」のと「できない」のは違う
2.「正しい選択」も「誤った選択」も存在しない
3.過ぎたことは全てうまくいったことだ

 勉強は「条件」でするものではなく、「心」でするもの。心は、自分の気持ち次第ということはわかっているはずです。

 そこで、著者からアドバイス!

「うまくいかない理由」を並べ立てることが癖になっている心に、「でも、うまくいくよ!」と語りかけましょう。

「うまくいく方法」にフォーカスすれば、「うまくいく方法」は必ず現れるもの。日々の言動に注意して、今日という1日を人生の中で最高に勉強に適した日にしていきましょう。

(書き手/編集部 武井康一郎)

(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』をベースにした、マンガです)