韓国で50万部の超ロングセラーが発売から7年、いよいよ日本に上陸。韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、学生の98.4%が「勉強をしたくなった」と証言! なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代~70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。執筆に8年かかったとされる『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。
だんだんと勉強が面白くなる
もうお分かりでしょうが、私は特別な秘法のようなものは持っておらず、その後も同様でした。ただ「自分で自分のことを信じてやりたい!」という思いだけで、わけも分からないまま勉強に飛びついただけです。ただ心を引き締め、育て、つなぎ留めることにだけ集中しました。
冬休みの最初の週には「夜中の1時まで眠らずに耐えられれば満足!」でした。でも、やることが多すぎて、それではとても間に合いません。始めたと思ったら、もう寝る時間になっているのです。他の人よりもスタートが遅れているうえに、賢くもないのですから、時間ばかりかけていてもダメだと思いました。そこで生まれて初めて「計画」を立ててみました。題して「毎日あと5分だけ!」です。月曜日に1時5分まで勉強したのなら、火曜日には1時10分、水曜日には1時15分まで、といった具合です。
心が引き締まり、だんだんと勉強が面白くなってきたころだったので、計画もきちんと守ることができました。冬休みが終わるころには、午前4時過ぎまで勉強しても、疲れることはありませんでした。睡眠が3、4時間の日が1週間続き、1か月続いても、少しも眠くなりませんでした。以前は10時間寝ていても、毎日のように「疲れた」と口にしていたのに、実に不思議なことでした。
体のどこかから不思議な力があふれ出してくるようでした。頭が勉強にどっぷり漬かっている間、心ではエネルギーがふつふつと湧き出るような感覚。勉強に強い力でつかまえられ、身動きができないような気分でした。でも、それはとても気持ちのよいものでした。「みんなはずっと前からこの面白さを知っていたのか!」と、ちょっと悔しくなるほどでした。
(本原稿は書籍『勉強が面白くなる瞬間 読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法』の一部抜粋したものです)