チャートで探せ!上がる株
【第10回】 2012年7月4日 ザイ・オンライン編集部

「扇理論」でコマツ(6301)の回復を見極めよう!
まだまだスゲー奥が深いぜトレンドライン!の巻

サポートがレジスタンスになったりするんだぜ

チャートに線を引く。たったそれだけで未来が見通せるトレンドライン。まだまだ魅力は尽きないけれど、これ以外にも役立つテクニカルツールはたくさんあるわけで、とりあえず今回でトレンドライン編は終了。最後はいろいろなワザをコンパクトにご紹介!

登場人物

福永博之さん

テクニカル分析の第一人者。どんな愚かモノにもいつも笑顔でわかりやすく教えてくれる超人格者。さまざまな投資情報を提供するサイト「アイトラスト」を運営するインベストラスト代表取締役でもある。『めちゃくちゃ売れてるマネー誌 ZAiが作った「株」チャートらくらく航海術』『FX一目均衡表ベーシックマスターブック』(弊社刊)など著作多数。今回、右端が空白のチャートが出てくるが、これはインベストラストが提供するアイチャート独自の機能。

ハラダ

チャートの(チャートも)愚かモノ。株やFXなど投資関連の編集に携わって10数年だが、好きな銘柄は自動車、鉄道、飛行機、そして建設機械。全部、子どものオモチャになるもの。「子どもっぽいところがカワイイっていわれるのさ」嘘つけ!

連載第7回での予想がバッチリ的中!

 いやあセンセイ、オレは満腹、いや感服したよ! マジ、トレンドラインってスゲーなぁー! ほら、この連載の第7回(トレンドラインを引けば、相場の先読みができる!の巻)でセンセイは予言したじゃん。4月から日経平均が下降トレンドに突入してサポートラインとレジスタンスラインがどんどん接近してきたのを見て、そうそう、ちょうどこういうチャートだったよね!

トヨタ自動車(7203)2012年3月13日~12年6月5日・日足 チャート:アイチャート チャート提供:インベストラスト 以下同

 ああ、2本の線がぶつかる時期がちょうどギリシャの再選挙が実施される6月中旬頃から下旬になりそうだったので、「選挙結果次第でさらに急角度を描く下げに突入したり、あるいは本格反発に転じたりするかも?」と予想したことですね。

 で、その後のチャートを見たら、サポートラインとレジスタンスラインが交差するところまで下落は続かなかったけど、途中でレジスタンスラインを突破したあと反発しちゃったね。その後、大きく上げたのは2本のラインが交差するところだったというのにはビックリだ!

トヨタ自動車 2012年3月13日~12年7月2日・日足

 サポートラインとレジスタンスラインがぶつかる付近は、チャートを分析している投資家なら誰もが注目していますからね。上に放(はな)れるか、それとも下に放れるかを凝視していて、流れが生じたほうに追随する投資家がたくさん出てくるから、株価も大きく動きやすくなるわけです。またトヨタのように、交差する頂点に近づく前に上下どちらかに放れた場合も考え方は同じです。そうそう、ほかの銘柄でもこんな例がありますよ。