名投資家に学ぶ「株の鉄則!」
【18回】 2012年7月23日 ザイ編集部

【マーク・モビアスに学ぶ】「5年単位」で考えれば、銘柄選びや売買のタイミングの失敗を激減できる

マーク・モビアスの巻(第3回)

「5年先を考えよ」

Mark Mobius ボストン大学で修士号、マサチューセッツ工科大学で博士号を取得。香港、シンガポールを拠点に、アナリスト、ファンドマネジャーとして活躍。1987年にテンプルトン・グループに入社し、高い運用成績を上げ、新興市場投資の第一人者となる。

 新興国企業の株式投資の草分けにして、今でもトップランナーであり続けるマーク・モビアス。彼の成功のキーワードは「徹底した逆バリ」「ハードワーク」「楽観主義」「分散投資」「長期投資」の5つに集約できる。このうち、最後の「長期投資」について考えてみよう。

 モビアスは、あくまでも長期的な視点で投資を考えるべきだと繰り返し強調する。具体的には「5年」という基準を示し、著作やインタビューの中でも、「5年先のことを考えて」ということを盛んに言っている。

 なぜ3年や10年でなくて「5年」なのか、厳密なデータに基づいたものではないが、モビアスが厳しいマーケットと格闘するなかから見出した基準である。