クレジットカード比較
2013年9月13日 ザイ・オンライン編集部

航空・旅行アナリストがおすすめ! 
貯めたポイントを航空会社14社で自由に使える
万能型のマイル系クレジットカードとは?

高還元率のおすすめクレジットカードでマイルを貯めよう!(中編)

 前回「使い方次第で還元率5~10%も夢じゃない!マイルを貯める最強のおすすめクレジットカードは?」では、クレジットカードでマイルを貯めることでいかに還元率が高くなるか、そしてどの航空会社のマイルを貯めるのがいいのかを紹介したが、それでは具体的にどのクレジットカードを使えばいいのか。航空・旅行アナリストで、帝京大学で「現代航空産業研究」の講師を務める鳥海高太朗さんにマイルが貯まるおすすめのクレジットカードを紹介してもらおう。

 最初に、マイル初心者におすすめの、各航空会社のマイルがもっとも貯まりやすいと思われるクレジットカードを表にまとめてみた。

順位 航空会社 年会費
(+費用、税込)
国際
ブランド
還元率(※1) カード
フェイス
1位 【カード名】アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
提携航空会社
14社どこでも
1万1000円 AMEX 1.5%
マイルで選ぶ!クレジットカードおすすめランキングアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード詳細はこちら
【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】
「マイル系最強カード」との呼び名が高いカード。対象航空会社・旅行会社27社で航空券代金やツアー代金では通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすい。さらに、貯まったポイントは提携航空会社16社のマイルに無期限で交換が可能
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アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード公式サイトはこちら
2位  【カード名】ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
ANA(全日空) 2200円
(+5500円)
JCB 1.5%
ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)詳細はこちら
【ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCBのおすすめポイント】
ANAマイルが貯まるクレジットカードの中では「年会費+マイル移行手数料」の年間維持コストがもっとも安く、東京メトロへの乗車、PASMOへのオートチャージでもマイルが貯まる。
関連記事【ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO)】維持コストの安さに加え、「PASMO」チャージや東京メトロに乗車するだけでもANAマイルが貯まる!
3位  【カード名】MileagePlusセゾンカード
ユナイテッド航空 1650円
(+5500円)
VISA、AMEX、Mater 2.25%
マイルで選ぶ!クレジットカードおすすめランキングMileagePlusセゾンカード詳細はこちら
【MileagePlusセゾンカードのおすすめポイント】
スターアライアンス系のユナイテッド航空「マイレージプラス」の最強カード。カード+マイルアップメンバーズの年会費合計7150円で「100円=1.5マイル」貯まる驚異的な還元率。「マイレージプラス」は有効期限が「実質無期限」で最低6000マイルから使えて初心者も貯めやすい!
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4位  【カード名】JALカードSuica
JAL(日本航空) 2200円
(+3300円)
JCB 1.5%
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【JALカードSuicaのおすすめポイント】
「Suica」チャージでJALマイルが貯まる、「Suica」利用者にはお得なJALマイルが貯まるカード。この1枚で空(JAL)も陸(JR東日本)も便利に移動ができる、出張などが多いビジネスマン向けのJALカードだ。
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5位  【カード名】デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
デルタ航空 2万8600円 AMEX 1.5%
マイルで選ぶ!クレジットカードおすすめランキングデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード詳細はこちら
【デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードのおすすめポイント】
デルタ航空やエールフランスなどが加盟する「スカイチーム」のゴールド会員資格がもらえるという特典つきのお得なカード。「スカイチーム」の空港ラウンジが利用可能になるほか、搭乗時のボーナスマイルが2倍、優先搭乗、座席のアップグレードなどワンランク上の旅行が実現可能に!
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※1 「1マイル=1.5円」換算で計算した還元率

 この中で、まず鳥海さんが注目したのは「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」だ。

対象航空会社20社で航空券を買えば、通常の3倍のマイルがもらえて
無期限で、提携航空会社のどこでもマイルが使える万能カード!

 本来、マイルを貯めるには、前回でも書いたとおり、「貯めたマイルをどの航空会社で利用するか」が重要になる。普段、仕事や帰省する際などに飛行機を多く利用している人なら、自分が一番よく利用する航空会社のマイルを貯めるべきだ。

 しかし、「還元率が高くなるならマイルを貯めたい」「いずれはビジネスクラスで優雅な海外旅行を楽しみたい」という目的でマイルを貯める場合、実際にどの航空会社を利用するかはわからない人のほうが多いだろう。

 そんな人におすすめなのが「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」なのだ。

 「『アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード』はすごくいいクレジットカードだと思います。このカードのメリットは、貯めたマイルをどの航空会社で利用するかを選べる点。このクレジットカードを利用して貯まるアメリカン・エキスプレスのポイントは有効期限が無期限で、しかも貯まったポイントを提携している航空会社16社のマイルに移行できるんです」

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 アメリカン・エキスプレスが提携しているのは、以下の16社。

■ポイントをマイルに交換できる航空会社16社
アライアンス名 対象となる航空会社
スターアライアンス(4社) ANA(全日空)
シンガポール航空
スカンジナビア航空
タイ国際航空
スカイチーム(4社) アリタリア-イタリア航空
エールフランス/KLM航空
チャイナエアライン
デルタ航空
ワンワールド(5社) カタール航空
カンタス航空
キャセイパシフィック航空
フィンランド航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
独立系・その他(3社) ヴァージンアトランティック航空
エティハド航空
エミレーツ航空
※2021年1月時点の提携航空会社。

 上記の16社のラインアップを見てわかるとおり、スターアライアンスやスカイチーム、ワンワールドなどのアライアンスの区別なく、各地域の大手の航空会社と提携を結んでいるため、世界中行きたい場所に行くことができる。

 しかも、マイルも非常に貯まりやすい。

「『アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード』で対象となる航空会社27社の公式サイトなどから航空券を購入した代金の3倍のポイントが付与されます(ただし、表示価格が日本円で、かつ支払いが円建ての決済分のみ)。例えば、対象航空会社のANAの航空券を10万円で購入した場合、30万円分のポイント(=3000マイル)がつく。ANAカードでANAの航空券を購入した際に付与されるマイルは購入代金の2倍ですから、航空会社が発行するクレジットカードよりもマイルが貯まりやすいんです」

 航空会社が発行しているクレジットカードよりもマイルが貯まるというのは驚きだが、どうやら『アメリカン・エキスプレス・カード』のステイタスがこの仕組みを実現しているようだ。

 

年会費は割高だが、1年間に10万~20万円の
航空券を購入する人なら十分にモトが取れる!

 しかし、年会費は1万1000円(税込)と割高なのは間違いない。どの程度、クレジットカードを使う人なら年会費のモトを取れるのだろうか?

「航空券を年間20万円ほど購入する人で、クレジットカードの利用総額が100万円を超える人なら十分にモトは取れると思いますね。しかも、頻繁にお得な入会キャンペーンも実施されているので、キャンペーンを活用すればマイルはもっと貯まりやすくなります」

 例えば、「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」に入会し、ANAでハワイ便のチケットを11万円で購入した場合、33万円分のマイル(3300マイル)が貯まり、入会ボーナスの3000マイルと合計すると6300マイルが貯まる。それに加えて、通常のクレジットカード決済で5700マイル分(=年57万円分、月平均4万7500円)を利用すれば、合計1万2000マイルになるので、「東京-大阪間の往復航空券」をゲットできる。

 実際に年会費1万1000円(税込)のモトを取るには、「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」で対象の航空会社から24万円分の航空券を購入すればいい。この際の獲得マイル数は「7200マイル(=24万円×3倍)」になるので、「1マイル=1.5円」換算すると「7200マイル=1万800円」で、これだけでモトが取れる計算になる。

 マイルが貯まるクレジットカードの場合、2000~5000円ほどの年会費がかかるカードが多いので、それらのクレジットカードと比較した場合には、鳥海さんが言うように航空券を年間10万円ほど購入する人であれば十分にモトが取れるはずだ。

航空券の購入で通常の5倍のマイルが貯まる「プレミア・カード」なら
最大5万マイルがもらえるキャンペーン実施中!

 また、「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」よりもマイルが貯まりやすいのが、今春登場した「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」。


 年会費が3万8500円(税込)の「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」なら対象航空会社で購入した航空券の代金のなんと5倍のマイルが貯まる

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」同様に計算してみた場合、対象航空会社から49万円分の航空券を購入した場合に獲得マイル数が「2万4500マイル」になり、「1マイル=1.5円」換算で計算すると「2万4500マイル=3万6750円」でモトが取れる計算だ。

 この2つのクレジットカードは、空港のアメリカン・エキスプレスのカードラウンジも利用できるなど、旅行好きには欠かせないサービスも充実しているので、これからマイルを貯めようと思っている人は検討してみよう!

 次回の「おすすめのマイル系クレジットカード(後編)~航空会社別におすすめの1枚を決定!飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる、高還元なおすすめクレジットカードはコレだ!」では、ANA(全日空)、JAL(日本航空)、ユナイテッド航空、デルタ航空の主要4社別に、マイルが貯まりやすい、おすすめのクレジットカードを紹介していく。