クレジットカード比較
2013年10月10日 ザイ・オンライン編集部

「長距離+ビジネスクラス」の航空券への交換で
驚異の還元率5~7%も達成可能になる!
有効期限3年のANAマイルを無期限で貯める方法!

徹底比較!ANAマイルが貯まるおすすめクレジットカードは?(後編)

 「人気ナンバー1の「ANAマイル」が一番貯まるおすすめのマイル系クレジットカードは?」の「前編」「中編」では、クレジットカードを利用するだけでANAマイルが効率的に貯まる「ANA一般カード」を紹介してきた。

 結論としては、効率的に貯めるなら、「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」と「ANA VISA Suicaカード」が「ANA一般カード」の中でもANAマイルを貯めやすいクレジットカードとしておすすめだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒【ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO)】維持コストの安さに加え、「PASMO」チャージや東京メトロに乗車するだけでもANAマイルが貯まる!

 しかし、ANA、JALの国内の航空会社でマイルを貯める際にネックになるのは「マイルの有効期限」だ。

「ANAアメックス」ならANAマイルの有効期限が無期限に!

  米国大手のデルタ航空やユナイテッド航空(※1)など、海外の航空会社のマイレージ・サービスには「マイルの有効期限が無期限」のものもあるが、ANAやJALのマイルはクレジットカードの利用で貯まったポイントをマイルに交換できる有効期間が2年、交換したマイル(及び搭乗時に付与されるマイル)を利用できる有効期限が3年となっている(※1:ユナイテッド航空は期間内に1マイルでも増減があれば期間が延長される「実質」無期限)。

 つまり、通常ANAマイルは最長でも5年分しか、貯まったマイルを同時に利用することができないのだ。

 しかし、実はANAマイルを無期限で貯めることができるクレジットカードも存在する。

 それが「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」だ。「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」の詳細なスペックは以下の通り。


 では、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」でANAマイルの有効期限が無期限になる仕組みはどういうものなのか。

 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」は、利用額に応じて「100円=1ポイント」の「メンバーシップ・リワード」というアメリカン・エキスプレ ス独自のポイントが貯まる。このポイントは「ポイント移行コース(年6000円、税抜)」に登録している限り、有効期限が「無期限」となり、いつでも「1ポイン ト=1マイル」でマイルに交換することができるのだ(最低1000ポイントから交換可能。ANAマイルに交換後の有効期限は通常通り3年)。

 ほかの「ANAカード」では有効期限が設定されているため、最長でも5年分のマイルしか同時には利用できないのに対し、無期限でマイルを貯められる 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」なら「1マイル=5円以上」もの価値になるような使い方がしやすくなる。

通常の「ANAカード」では「1マイル=5円以上」の価値も実現可能な
「長距離+ビジネスクラス」分のマイルを貯めるのは困難!

 通常、マイルを利用する際には「遠距離」で、かつ「ビジネスクラス」の航空券に交換するほうが「1マイルあたりの価値」は高くなる。

区間 往復料金(最安値) 必要マイル数 1マイルの価値
 東京-大阪(伊丹) 2万140円  1万2000マイル  1.7円 
 東京-沖縄 3万6140円  1万8000マイル  2円 
 東京-上海 5万3500円  2万マイル  2.7円 
 東京-シンガポール 4万円  3万5000マイル  1.1円 
 東京-ニューヨーク
(エコノミー)
9万2000円  5万5000マイル  1.7円 
 東京-ニューヨーク
(ビジネス)
60万8000円  8万5000マイル  7.2円 
 東京-パリ
(エコノミー)
19万5000円  5万5000マイル  3.5円 
 東京-パリ
(ビジネス)
54万円  8万5000マイル  6.4円 

 もし、クレジットカードの年間利用額が50万円だった場合、ポイントとマイルの有効期限5年間で貯められるマイルは通常2万5000マイル、年間利用額が100万円でも最大5万マイルなので、マイルの価値が「1マイル=5円以上」で利用できる可能性が高くなる「長距離+ビジネスクラス」の航空券に交換することはできない。
(詳しくは「使い方次第で還元率5~10%も夢じゃない!マイルを貯めるおすすめの最強クレジットカードは?高還元率のおすすめクレジットカードでマイルを貯めよう!(前編)」を参照)

 もちろん、ANAマイルなら、マイルの有効期限が近づいても航空券に交換できない場合、「楽天Edy」や「Suica」などの電子マネーに交換することができるので、まったく無駄になることはない。

 とはいえ、その場合は「1マイル=1円」の価値にしかならず、それまでにマイルを貯めたクレジットカードの還元率は1%になってしまう。ANAマイルを電子マネーに交換するより、最初から還元率2%の「リクルートカードプラス」、還元率1.5~1.8%の「リーダーズカード」、還元率1.75%の 「レックスカード」など、高還元率のクレジットカードを利用したほうが得をするのだ。

 しかし、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」なら同じ年間利用額100万円でも、有効期限が延びるため、10年で10万マイル貯めることができる。これを利用すれば、マイルの価値が「1マイル=5円以上」になることもある「東京⇔ ニューヨーク」「東京⇔パリ」間のビジネスクラスでの往復航空券(必要マイル=8万5000マイル)などに交換することもできる。

 つまり、ANAマイルを無期限で貯められる「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」が還元率5%以上の、超高還元クレジットカードになる可能性を秘めているのだ。

ANAマイルが無期限で貯められる以外に
「アメリカン・エキスプレス」の充実した付帯サービスも魅力

 「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」の年会費は7000円(税抜)で、有効期限が無期限になる「ポイント移行コース」の手数料が年間6000円(税抜)。これらを合わせると年間維持コストは1万3000円になる。これは「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」の7000円の約1.8倍、「ANA VISA Suicaカード」の8000円の約1.6倍だ。

 しかし、コストが安い「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」を利用しても、国内線や近場の海外への国際線の航空券に交換して「1マイル=1.5円」になるような使い方しかできないならば、コストは高くても「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」を利用して、米国や英国、フランスなどのビジネスクラスの航空券に交換することで「1マイル=5~7円」になるような使い方をしたほうがお得になる。

 さらに、ほかの「ANAカード」ではANAグループでの利用でも 「100円=1マイル」しか貯まらないが、「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」をANAグループで利用した場合には「100円=1.5マイル」のポイントが加算される (「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」なら「100円=2マイル」)。

「アメリカン・エキスプレス・カード」としては年会費が割安で、「ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)」や「ANA VISA Suicaカード」と比較すると付帯保険も充実しているほか、「アメリカン・エキスプレス」が提供する国内28空港のラウンジも同伴者1名まで無料で利用可能、海外旅行の帰国時の「手荷物無料宅配サービス」など、「アメリカン・エキスプレス」が誇る充実したサービスが受けられるのもメリットだ。

「無期限のANAマイル」+「アメリカン・エキスプレスのステータス&ハイクラスなサービス」が手に入る「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」を作ってみてはどうだろうか。