クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較
【第15回】 2015年6月23日 岩田昭男 [消費生活評論家]

高還元カードの代表格、百貨店系クレジットカード!
還元率5~10%のカードも多い中、本当に使えるのは
「ペルソナ・アメックス」と「MICARD GOLD」

 みなさんもご存じのように、最近は高還元率のクレジットカードが増加しており、年会費無料でありながら還元率が1%台のクレジットカードも珍しくなくなりました。従来の一般的な年会費無料のクレジットカードは還元率0.5%程度でしたが、そんな常識が変わりつつあるようです。

 例えば、最近人気の「リクルートカード」の還元率は、年会費無料で常時1.2%です。また、「レックスカードライト」も同様に年会費無料で、還元率は1.25%です。現時点ではこの2枚のクレジットカードが、無条件に年会費無料になるクレジットカードの中では、最高水準の還元率を誇ります。

リクルートカード
還元率 1.2%
「リクルートカード」のカードフェイス
発行元 三菱UFJニコス、JCB
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、nanaco、
ICOCA(VISA、Masterのみ)、楽天Edy(VISA、Masterのみ)
「リクルートカード」の公式サイトはこちら
※「レックスカードライト」のカード名は「レックスカード」に変更されました。
レックスカード(REX CARD)
還元率 1.25%
「レックスカード(REX CARD)」のカードフェイス
発行元 ジャックス
国際ブランド VISA、Master
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、ICOCA
関連記事 海外旅行保険が「自動付帯」にもかかわらず、年会費無料のお得なクレジットカードはコレだ!「利用付帯」と「自動付帯」のカード活用法
「レックスカード(REX CARD)」の公式サイトはこちら

 また、「リクルートカード」のライバルともいうべき「楽天カード」は、やはり年会費無料で、還元率1.0%。昨年登場した「Orico Card THE POINT」も還元率1.0%です。そのほかにも、条件を満たすことで還元率が1%以上になるクレジットカードはいくつも増えています。

楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場利用の+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天ポイントカードの公式サイトはこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
楽天カード公式サイトはこちら
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
還元率 1.0~3.0%
発行元  オリコカード
国際ブランド Master、JCB
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、ICOCA、
iD、QUICPay、
au WALLET(MasterCardのみ)
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)公式サイトはこちら

 クレジットカード業界を何十年と見続けてきた人間としては、年会費無料で1%以上の還元率は快挙だと感じます。クレジットカード会社が薄利を覚悟して、客集めに奔走しているのでしょう。

 しかし、一方で年会費が有料のクレジットカードを見てみると、前述の年会費無料カードよりも還元率が高いものもありますし、特定の店舗では還元率が5~10%と、段違いに高くなるクレジットカードもあります。

そんな高還元クレジットカードの代表格として昔から知られているのが、百貨店が発行するクレジットカードです。

全国展開している百貨店の主なクレジットカードとは?
多くの百貨店カードには、お得意様向け上級カードもある

 百貨店のクレジットカードは、そこでよく買い物する人にとってはかなり使えるシロモノです。そもそも、百貨店は顧客の囲い込みを目的としてクレジットカードを発行しているので、自社のクレジットカード会員を優遇するサービスをいくつも用意しているからです。

 その優遇サービスの一つが「高いポイント還元率」です。百貨店のクレジットカードは年会費が1000~2000円くらいかかるものが多いですが、その百貨店で利用した際のポイント還元率が5~10%程度と、非常に高い設定になっています。一般的な年会費無料のクレジットカードと比較すると、かなり大きな差がありますね。

 仮に、年会費が2000円だとすると、ポイント還元率が5%の場合、4万円も買い物すれば、ポイントで年会費の2000円を回収できてしまいます。よって、特定の百貨店を頻繁に利用しているような人は、たとえ年会費がかかっても、百貨店カードを持ったほうがベターでしょう。

 それでは、百貨店系のクレジットカードにはどのようなものがあるのでしょうか。全国に幅広く展開している主な百貨店のクレジットカードは以下のとおりです。

主な百貨店系クレジットカードのスペック
提携・発行する百貨店、
ショッピングモール
提携・発行する
店舗での還元率
通常の
還元率
年会費(税抜) カード
フェイス
【カード名】MICARD (エムアイカード)
三越、伊勢丹、
丸井今井、岩田屋、
名鉄百貨店
5~10% 0.5% 2000円
ルミネカードの詳細はこちら
【カード名】タカシマヤカード
髙島屋 8% 0.5% 2000円
タカシマヤカードの詳細はこちら
【カード名】大丸松坂屋カード
大丸、松坂屋 5% 0.5% 初年度無料、
2年目以降500円

(ただし、年1回でも
利用があれば、
次年度以降も無料)
PARCOカードの詳細はこちら
【カード名】OPクレジットカード
小田急 5~10% 0.5% 初年度無料、
2年目以降500円

(ただし、年1回でも
利用があれば
次年度以降も無料)
OPクレジットカードの詳細はこちら
【カード名】TOP&ClubQ JMBカード PASMO
東急百貨店 3~10% 1% 初年度無料、
2年目以降1000円
TOP&ClubQ JMBカード PASMOカードの詳細はこちら
【カード名】ミレニアム/ クラブ・オンカード  セゾン
西武百貨店、
そごう
2.5~7.5% 0.5% 無料
ミレニアムクラブ・オンカードの詳細はこちら
【カード名】ペルソナ STACIAカード
阪急百貨店、
阪神百貨店
5~10% 0.5% 2000円
ペルソナSTACIAカードの詳細はこちら
【カード名】エポスカード
マルイ 1~10% 0.5% 無料
エポスカードの詳細はこちら


 そして、それぞれの百貨店のクレジットカードには、ゴールドカードなどの上級カードも用意されています。

主な百貨店系クレジットカードのスペック
提携・発行する百貨店、
ショッピングモール
提携・発行する
店舗での還元率
通常の
還元率
年会費(税抜) カード
フェイス
【カード名】MICARD GOLD (エムアイカード ゴールド)
三越、伊勢丹、
丸井今井、
岩田屋、
名鉄百貨店
5~10% 1.0% 1万円
ルミネカードの詳細はこちら
【カード名】タカシマヤカード ≪ゴールド≫
髙島屋 8~10% 1.0% 1万円
タカシマヤカードの詳細はこちら
【カード名】大丸松坂屋カード 〈ゴールド〉
大丸、松坂屋 5% 1.0% 7000円
(ただし、
大丸・松坂屋で
年間100万円以上
利用すれば、
次年度の年会費無料)
PARCOカードの詳細はこちら
【カード名】OPクレジット ゴールド
小田急 5~10% 0.5% 1万円
(ただし、年1回でも
利用があれば
次年度以降も無料)
OPクレジットカードの詳細はこちら
【カード名】TOP&ClubQ JMBゴールドカード
東急百貨店 3~10% 1.0% 初年度無料、
2年目以降1000円
TOP&ClubQ JMBカード PASMOカードの詳細はこちら
【カード名】ペルソナ STACIA アメリカン・エキスプレス・カード
阪急百貨店、
阪神百貨店
5~10% 1.0% 1万4000円
ペルソナSTACIAカードの詳細はこちら
【カード名】エポスゴールドカード
マルイ 1~10% 1.0% 無料
エポスカードの詳細はこちら


 それぞれのクレジットカードのスペックは表のとおりですが、ここからは百貨店の上級カードの中でも、特に使えるクレジットカードや注目すべきクレジットカードをピックアップして解説しましょう。