「Apple Pay」に大部分のクレジットカードが登録可能に!
「Suica」とクレジットカード決済の両方で「Apple Pay」が勢力拡大
前回は、日本に上陸して約8カ月が経つ「Apple Pay」の基本情報と、「Apple Pay」で利用できる「Suica」に関するトピックを中心として紹介しました。
【※関連記事はこちら!】
⇒「Apple Pay+Suica」が世界標準になる日も近い!?アップル社も注目の日本発の電子マネー「Suica」は世界の交通系ICカードのスタンダードになれるか?
その後編となる今回は、「Suica」決済に加え、「Apple Pay」のもう一つの柱であるクレジットカード決済について解説します。
まずは、「Apple Pay」に関する簡単な復習から始めましょう。「Apple Pay」とは、iPhoneを財布代わりにして決済ができるサービスのこと。電子マネー「Suica」のほか、多種多様なクレジットカードを登録することができます。
ただし、「Apple Pay」はiPhoneを各種電子マネーの読み取り端末(フェリカ対応端末)にかざして決済をするため、通常だと磁気ストライプをスライドさせて読み取るクレジットカードを、そのまま利用することはできません。
よって、「Apple Pay」でクレジットカード決済をするときは、ポストペイ式電子マネーである「iD」や「QUICPay」を経由する、というやや複雑な仕組みになっています。
「Apple Pay」の日本でのサービス開始から1年も経たないうちに、日本で発行されている多くのクレジットカードが、「Apple Pay」に対応するようになりましたが、これは驚異的なスピードだったと言えるでしょう。
「Apple Pay」によって、注目度が低かった
「ポストペイ式電子マネー」への注目が集まることに
クレジットカード業界の動きはスピーディーでしたが、そもそもアップル社のクレジットカード業界への参入は、従来のクレジットカード会社にとって“黒船”と呼べるほどの衝撃だったはずです。
なぜなら、これまで長い間、非接触ICカード技術の国際標準規格ではない「フェリカ」が、iPhoneに搭載されることはないと思われていたため、アップル社のクレジットカード業界への参入はあり得ないとされてきたのです。
しかし、前回の記事で解説したように、国際的に「フェリカ」が見直されたことで、「Apple Pay」が日本で導入され、結果的にアップル社は日本のクレジットカード業界の勢力図を大幅に塗り替えることとなりました。
具体的には、「iD」を運営するNTTドコモと三井住友カード、「QUICPay」を運営するJCBとトヨタファイナンスが、業界における存在感を急激に強めたのです。
日本において、電子マネーは短期間のうちに素早く利用者を増加させましたが、利用者が増えたのは「Suica」「楽天Edy」「nanaco」「WAON」などの「プリペイド式(前払い式)電子マネー」ばかりでした。
一方、「iD」や「QUICPay」のような「ポストペイ式(後払い式)電子マネー」は、その性格上、クレジットカードとの差がほとんどないことから、「プリペイド式電子マネー」ほどは利用されてこなかったという経緯があります。
しかし、「Apple Pay」によって「ポストペイ式電子マネー」を介さなければクレジットカードが利用できない環境が生まれ、「iD」と「QUICPay」の立場は一躍“なくてはならないもの”へと変化しました。「ポストペイ式電子マネー」の関係各社にとっては神風が吹いたようなものだったと思います。
今後、クレジットカードは電子決済が当たり前に!
カード業界の盟主が「VISA」から「アップル」に変わる?
棚ボタで利を得たNTTドコモやJCBなどとは対照的に、割を食ったのは、長年クレジットカード業界の王者として君臨してきた「VISA」です。
クレジットカードには共通するレギュレーション(規定)があり、カード番号の桁数やナンバーをエンボス加工にすること、ICチップの搭載など、いちいち細かく決められているのですが、このレギュレーションの取り決めを仕切ってきたのは「VISA」でした。
しかし、今後どんどん「カード」よりも「スマホ」での電子決済が主流になっていくとすると、新たに電子決済のレギュレーションが必要になります。その取りまとめ役は「VISA」ではなく「アップル社」が担う可能性も高いでしょう。
これまでにも、最新技術が導入されることで、業界が様変わりした例はたくさんあります。
例えば、音楽業界ではネットで音楽をダウンロードすることが当たり前になり、CDが売れないという状況になりました。出版業界ではネットで膨大なコンテンツが無料で読めるようになって、紙の本へのニーズが大きく下がりましたが、今後、本格的に電子書籍が普及すれば、さらに紙の本のニーズは低下することになるでしょう。それと同じような状況がクレジットカード業界でも起こり、従来の常識が通用しなくなる時代が、もうそこまで来ているように思えます。
近年、「フィンテック」が大きなテーマとなっています。「Apple Pay」もフィンテックの大きな流れの一部ですが、今この瞬間も「お金」を取り巻く環境はめまぐるしく変わっています。「スマホ決済なんて興味がない」などと言っていると、あっという間に時代に取り残されてしまうかもしれません。
「Apple Pay」でおすすめのクレジットカードは?
「Suica」関連の3枚はやっぱり外せない!
さて、これから「Apple Pay」を利用するとして、どんなクレジットカードを登録すればいいのでしょうか? もしくは、すでに登録しているクレジットカードを見直すとして、どのクレジットカードに乗り換えればいいのでしょうか?
基本的に、今は多くのクレジットカードが「Apple Pay」対応となっているため、手持ちの好きなクレジットカードを登録すればOKです。しかし、アップル社は「Apple Pay」において、「Suicaファースト」の方針を明確にしています。そのため、必然的に「Suica」と関連性が深いクレジットカードが特におすすめ、ということになります。
なお、「Apple Pay」にクレジットカードだけ登録して、「Suica」は登録しない、というのはもったいないので、「Suica」とクレジットカードの両方を登録するようにしたほうがいいでしょう。一度利用すると、その便利さに驚くと思います。
おすすめのクレジットカードですが、「Apple Pay」のサービスが始まった直後に、この連載で掲載した「Apple Payで一番お得な最強クレジットカード発見!10月25日スタートの「Apple Pay」で利用できるSuicaとクレジットカードのお得な活用法を伝授!」で紹介したものと、基本的に大きな変化はありません。
改めて紹介しておくと、まずは「Suica」付きでお得なクレジットカードの王道である「ビックカメラSuicaカード」は通常のショッピング利用分は還元率1.0%、「モバイルSuica」へのチャージや「Suica」へのオートチャージ時の還元率は1.5%と高く、年会費もずっと無料にしやすいので、特におすすめです。
■ビックカメラSuicaカード | ||
還元率 |
1.0~10% (一般加盟店では1.0%、「モバイルSuica」へのチャージなどは1.5%、ビックカメラでは10%) |
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発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降524円 (年一回の利用で次年度無料) |
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家族カード | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
関連記事 | ◆Suica利用者が一番得するクレジットカードが判明!全国で使えるSuica搭載のクレジットカードの中で実質年会費無料+常時還元率1.0%超のお得な1枚はこれ! ◆「ビックカメラSuicaカード」をクレジットカード専門家がおすすめする理由とは? 還元率1.0%超、年1回利用で年会費無料、Suica搭載など、そのメリットを解説! |
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もちろん、オーソドックスな「Suica」付クレジットカードで、定期券機能もついている「『ビュー・スイカ』カード」もいいでしょう。
■ビューカード スタンダード | ||
還元率 | 0.5% ※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。 |
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発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税込) | 524円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費524円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
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「『ビュー・スイカ』カード」よりも補償が充実した、ワンランク上のクレジットカードが持ちたい人には、「ビューゴールドプラスカード」がおすすめです。
■ビューカード ゴールド | |||
還元率 | 0.5% ※「モバイルSuica」へのチャージなどは還元率1.5%。 ポイント付与およびサービスの詳細は「ビューカード」「モバイルSuica」「JRE POINT」「えきねっと」のWebサイトをご確認ください。 |
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発行元 | ビューカード | ||
国際ブランド | JCB | ||
年会費(税込) | 1万1000円 | ||
家族カード(税込) | あり(1人目は年会費無料、2人目以降3300円) | ||
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | ||
関連記事 | ◆「ビューカード ゴールド」は、JR東日本の利用者にメリットがあるビューカード初のゴールドカード! 女性なら、ルミネで得する「ルミネカード」もおすすめ! ◆定期券つきでお得な「ビューカード」の選び方とは?定期券+Suica+クレジットカードの一枚三役で、JR東日本の定期券利用者におすすめのカードはコレ! |
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今挙げたものは、いずれもJR東日本系列のビューカードが発行しており、ショッピングでの利用時のみならず、「モバイルSuica」へのクレジットチャージでもポイントが貯まります。しかも、「モバイルSuica」へのチャージでポイント還元率が1.5%と高くなる点は、大きなメリットです。
「モバイルSuica」だけでなく、「Apple Pay」でクレジットカードをどんどん使っていきたいということであれば、「Apple Pay」に搭載されている「iD」や「QUICPay」でお得になるクレジットカードがいいでしょう。
そこで、おすすめなのが「Orico Card THE PLATINUM」です。通常のクレジットカード利用時や「モバイルSuica」にチャージした場合のポイント還元率は1.0%ですが、「iD」や「QUICPay」を利用した際にはポイント還元率が1.5%にアップします。
「Orico Card THE PLATINUM」を「Apple Pay」に登録すると、利用する電子マネーは「QUICPay」となるので、「Apple Pay」で決済をする場合は常に還元率が1.5%となり、とてもお得に「Apple Pay」を利用できます。年会費が2万370円(税込)という上級カードではあるものの、「Apple Pay」でクレジットカードを利用したい人には、かなりお得な一枚です。
■Orico Card THE PLATINUM(オリコカード ザ プラチナ) | ||
還元率 | 1.0~3.5% | |
発行元 | オリコカード | |
国際ブランド | Master | |
年会費(税込) | 2万370円 | |
家族カード | あり(3人まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、 iD、QUICPay、au WALLET |
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(※関連記事はこちら!⇒「Orico Card THE PLATINUM」は割安な年会費、高還元率+付帯サービスも充実のプラチナカード!使い方次第で「Orico Card THE POINT」より得!?)
また、マクドナルドをよく利用する人には、「dカード」がおすすめです。マクドナルドで決済する際、「dカード」を提示すると通常1%ポイントが貯まりますが、さらに「iD」で決済すると割引やポイントの上乗せがあり、合計5%分も得することができます。
■dカード | ||
還元率 | 1.0% | |
発行元 | NTTドコモ | |
国際ブランド | VISA、Master | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
iD | |
【dカードのおすすめポイント】 「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得なクレジットカード! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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マクドナルドのサービスは、2017年12月末までのキャンペーンです。「dカード」のように、多くのカード会社が「Apple Pay」と絡めてお得なキャンペーンを実施しています。
クレジットカードの話からはズレてしまいますが、「au WALLETカード」のキャンペーンも注目に値するでしょう。「au WALLETカード」は、クレジットカードの国際ブランドである「MasterCard」に対応している店舗であれば、基本的にどこでも利用することができるニュータイプのプリペイドカードです。なお、プリペイドカードのほかに、「au WALLETクレジットカード」もあります。
この7月から、プリペイドカードの「au WALLETカード」も「Apple Pay」に設定できるようになりました(「au WALLETクレジットカード」も設定可能です)。
導入にあたり、「Apple Pay」に「au WALLETカード」及び「au WALLETクレジットカード」を設定して買い物をすると、ポイント(WALLETポイント)が通常の5倍になるキャンペーンを実施中です。
さらに、「au WALLETカード」に加えてキャンペーン期間中に「Suica」も登録し、「Apple Pay」で「au WALLETカード」を利用すると、「WALLETポイント」が10倍に跳ね上がります。プリペイドカード「au WALLETカード」の還元率は通常0.5%なので、還元率は最大5%に。「au WALLETクレジットカード」のほうは通常の還元率が1%なので、最大10%になります(※キャンペーン期間は2017年8月31日まで)。
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⇒Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ!
「Apple Pay」はセキュリティ面でもカード以上に安全!
「スマホ」決済の可能性はますます生かされることに期待!
「Apple Pay」でのクレジットカード決済に関しては、「セキュリティは大丈夫?」という不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。ですが、結論から言うと、「Apple Pay」のセキュリティ対策はかなり高度です。
iPhoneなどアップル社の製品は、「紛失モード」に設定することで、紛失時には簡単に「Apple Pay」の利用を一時停止できます。むしろ、不正利用を防ぎづらいクレジットカードよりも安心です。また、クレジットカードは決済時にカードを店員などに渡さなければなりませんが、「Apple Pay」は自分の手から離さず、かざすだけでいいのでこの点も安心材料です。
アップル社のセキュリティ対策は入念で、まず購入者のクレジットカード番号を別の文字列に置き換え、カード情報を購入店に残さない「トークン決済」を採用し、不正利用を防ぐ措置をとっています。2016年12月に可決・成立した割賦販売法の改正では、クレジットカード情報の漏洩などを防ぐ安全管理の措置を義務づけていますから、この仕組みは安心感がありますね。
また、これはセキュリティとは関係ありませんが、アップル社の製品には、ハンディキャップのある人に考慮した設計を重視している、という強みがあります。このあたりは、さすがシリコンバレーの雄であるアップル社、と言えるでしょう。
従来の「Suica」は、例えば目の不自由な人が、一人で使いやすい形状となっているわけではありませんでした。しかし、iPhoneで「Suica」を利用するのであれば、位置情報や音声ガイダンスを組み合わせるなどして、使い勝手を良くできるかもしれません(ただ、こういった特徴は欧米では高い評価を受けそうですが、現実主義の塊のような日本人には響きにくい可能性もありますね)。
このように、すでにクレジットカード業界にさまざまな変化を起こし始めている「Apple Pay」。今後の展開からまだまだ目が離せません。
(取材/麻宮しま)
『Suicaが世界を制覇する~アップルが日本の技術を選んだ理由』(朝日新書)
iPhoneで使えるようになったSuicaを、世界中の人が使う時代が到来する⁉
かつて、Suica黎明期から「Suica応援団」を自任している金融ジャーナリスト・岩田昭男さんが、iPhoneにSuicaが搭載できるようになった背景、その意味、そして将来的な展望を解説する。関係者しか知り得ないような裏事情も満載のビジネスドキュメント。
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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