今回は、「定年前後でのクレジットカードの見直し方」について解説します。
仕事を持っている多くの人は、20代のときにクレジットカードを作っているのではないかと思います。一度作ったクレジットカードは、返済さえ滞らせなければ、基本的にいつまででも保有し続けることができます。何十年と持ち続ける中で、そのクレジットカード自体が新規発行されなくなったとしても、利用期限で切り替えるタイミングで、代替のクレジットカードが届けられます。
しかし、長かった現役時代を終え、セカンドライフに突入してからも、同じクレジットカードを持っていていいのか? という疑問を抱いている人、心配している人もいるかもしれませんね。
結論から言うと、現役時代と同じクレジットカードを持ち続けても、ダメということはありません。むしろ、「これからは年金生活になるのだから、そんなにクレジットカードでは買い物はしないだろう。年会費ももったいないし」などと考えて、所持しているクレジットカードを急いで解約してしまうことのほうがNGです。
深く考えずに解約してしまうと、後々困る場合があります。「解約しなければよかった!」と後悔しても、定年後は現役時代のときほど気軽にクレジットカードを作れなくなるので、注意して行動しなければなりません。
クレジットカード会社が危惧しているのは
「支払い能力の低下」と「代金未回収」
なぜ、定年後のシニア世代の人が気軽に新しいクレジットカードを作れないかといえば、第一の理由は、「現役世代よりも支払い能力が低いと見なされるから」です。定期的な給与収入が毎月入ってくる現役世代よりも、年金生活をしている人の信用力は低下してしまいます。そのため、新規のクレジットカードを作りづらくなるのです。
続いて、シニア世代がクレジットカードを作りにくくなる第二の理由は、「利用代金の未回収リスクがあるから」です。
クレジットカード会社にとって大きなリスクなのが、加入者の死亡により、クレジット代金の回収ができなくなることです。加入者の死亡後、法定相続人から取り立てるなどして回収するかどうかは各カード会社の約款によります。しかし、回収にかかるコストや、企業イメージの低下リスクを考えれば、積極的に行いたいことではないでしょう。
シニア世代は、若い現役世代と比較すると、病気などで死亡するリスクが高いと見なされてしまいます。よって、現役を退いたシニア世代が、新規でクレジットカードを作るのは難しくなるのです。
ちなみに、クレジットカード会社は、入会審査の年齢制限(上限)の有無を公表していないのが普通ですが、60代後半になると、それまでよりもさらに入会の難易度が上がり、80代ともなれば、どのクレジットカードであろうと、ほぼ審査に通るのは不可能となっているようです。
不要品を処分する感覚ですべてのカードを解約!
ところが、ネットショッピングが不便でストレスに…
シニア世代がクレジットカードを作りにくくなる現実を踏まえると、定年後にクレジットカードを安直に解約してしまうのはよくない、という点は理解できたと思います。
ここからは、実際にクレジットカードを解約したことで、不便になってしまった人(仮にAさんと呼びます)の実例を紹介します。
Aさんは、地方都市で一人暮らしをしている70代の女性です。彼女は、年金生活に入るのを機に、10枚ほど所有していたクレジットカードをすべて解約しました。その中にはゴールドカードなどの年会費が発生するクレジットカードが何枚かあり、Aさんは老後生活の負担になると考え、解約に踏み切ったそうです。
当初は、不用品を処分したような気持ちでスッキリしていたAさんですが、やがてミスを犯したことに気づきます。というのも、頻繁にしていたネットショッピングが、一気に不便になってしまったからです。
ご存じのように、ネットショッピングはクレジットカード決済が便利です。クレジットカード決済にしておくと、宅配ボックスがあるマンションなどに居住していれば、荷物が届いたときに不在にしていても問題ありません。
もちろん、代金引換やコンビニ振替などにすれば、クレジットカードなしでもネットショッピングはできますが、代引きの場合は現金の準備や、到着日に在宅していなければならないという制約が生まれます。コンビニ振替も、わざわざ店に出向くことを考えると億劫になるでしょう。
それまで、クレジットカード決済で便利にネットショッピングを楽しんでいたAさんは、クレジットカードなしの生活に多大なストレスを感じるようになってしまったといいます。そのため、再度クレジットカードに加入しようとしたものの、「年会費無料の一般カードですら審査に落ちた」とのことでした。
もし、Aさんのようなケースにアドバイスをするとしたら、「デビットカード」の利用がベストだと思います。VISAやJCBなどのクレジットカードの国際ブランドと提携し、「ブランドデビット」と呼ばれているデビットカードです。
例えばVISAデビットカードならば、VISAの使える場所ならどこでもクレジットカード感覚で利用でき、それでいて入会の審査はありません。シニア世代でも、問題なく加入することができます。
今回、デビットカードは本題ではないので、話を元に戻しましょう。
(※デビットカードの関連記事はこちら⇒デビットカードとプリペイドカードのメリットとは?クレジットカード同様に使えて、使いすぎも防げる「国際ブランドつき」デビット&プリペイドカード!)
50代になったら、早めにクレジットカードを整理し、
新しいクレジットカードが必要なら入れ替えよう
先ほどのAさんのケースから得られる教訓は、「自分のライフスタイルや消費行動を見極めて、所有するクレジットカードを考える」ことの大切さです。Aさんも、「終活」のような感覚で、処分一辺倒にならず、自分の生活に必要なクレジットカードを見極めていたら、年会費が無料のネットショッピング用クレジットカードの一枚くらいは手元に残す選択もできたことでしょう。
ここからは、Aさんと同じ轍を踏まないために、実践していただきたいことを紹介します。
まず、50代に入ったところで、手持ちのクレジットカードを一度見直してみるといいでしょう。定年後、現役時代に使っていたすべてのクレジットカードを持ち続ける必然性はありません。せいぜい1~2枚あれば十分です。クレジットカードの選別をする際は、年会費のかかるクレジットカードを処分候補に入れてもいいと思います。
具体的には、まず手持ちのクレジットカードをすべて出して、どんなクレジットカードを何枚持っているか把握することから始めます。意外と、家の引き出しにしまいこんだまま、年会費だけ支払い続けているクレジットカードもあるかもしれないので、すべてを洗い出すようにしましょう。
すべてのクレジットカードを集めたら、定年後も残すクレジットカードと、いずれ処分するクレジットカードに分けます。残すクレジットカードは、自分のライフスタイルや消費活動を見極め、必要な機能を持ち、年会費とのバランスがよいものがベストです。
今の手持ちのクレジットカードが、定年後のライフスタイルと合致しないように思われる場合は、新たなクレジットカードにを作り直しましょう。50代前半であれば、過去のクレジット履歴に傷がついていない限り、まだ新規加入できる場合が多いので、早めの行動がおすすめです。
旅行好きなら保険が充実しているクレジットカードを!
「エポスゴールドカード」は年会費実質無料で補償は充実
ここからは、定年後にも使えるクレジットカードの一例を紹介しましょう。
例えば、「定年後は、パートナーと年1~2回は海外旅行に行きたい」と考えているとしたら、多少なりとも海外旅行保険がついているクレジットカードがいいかもしれません。
補償の手厚さで言えばゴールドカードなどがベターですが、年会費が気になる場合は、年会費無料の一般カードの中で、海外旅行保険付きのものを選択するといいでしょう。ただし、年会費無料のクレジットカードに付帯している保険だけでは、補償が不十分の場合が多いので注意してください(※不十分と感じられる場合は、追加で別途海外旅行保険に加入するなどの手間が生じます)
年会費実質無料のクレジットカードの中で、比較的海外旅行保険の補償が充実しているものに「エポスゴールドカード」があります。「エポスゴールドカード」はゴールドカードではありますが、年会費が条件付き無料(通常5000円。年間利用金額50万円以上で翌年以降は年会費永年無料)。それでいて、海外旅行保険の補償は最高1000万円となっています。自動付帯である点もポイントです。
■エポスゴールドカード | ||
還元率 | 0.5~10% (通常時にマルイで提示して現金で支払うと還元率0.5%、クレジット利用で還元率1%。年4回の「マルコとマルオの7日間」開催時は還元率10%。一般店舗では還元率0.5%) |
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発行元 | エポスカード | |
国際ブランド | VISA | |
年会費(税込) | 5000円 (ただし、インビテーションを受け取った場合は永年無料。また、年50万円以上の利用で次年度以降永年無料) |
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家族カード | ― | |
お得な優待サービス | ポイントの有効期限が無期限になるほか、よく利用する店舗や公共料金を3つ選べて、その還元率が1.5%になる「選べるポイントアップショップ」特典つき! また、ビッグエコーなどの室料30%オフ、ロイヤルホストや居酒屋チェーンで飲食代10%オフなど、全国1万店舗以上の飲食店、レジャー施設を割引価格で利用可能。 | |
また、「子どもの新築祝いに家具を買ってあげたい」「孫に贈り物をしたい」など、買い物が趣味に近い人は、ネットショッピングでポイントを貯めやすいクレジットカードを取っておくといいかもしれません。
例えば、楽天市場でよく買い物するなら「楽天カード」を選択すると、高い還元率で効率的にポイントを貯めることができます。
(※関連記事はこちら!⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!)
■楽天カード | ||
還元率 | 1.0~3.0% (通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 | ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(メインカード部門) ◆「楽天カード」の4券種の中で、もっとも得するカードを選ぶ方法をカード専門家が解説! ゴールド、プレミアム、ブラックの特典を比較して最適な券種を選ぼう |
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楽天カードへの新規入会&利用でポイントがもらえるキャンペーン中! |
なお、アマゾンや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、幅広いサイトでショッピングをする人には「Orico Card THE POINT」もおすすめです。「Orico Card THE POINT」はどこで利用しても還元率1%。入会後6カ月間はポイント加算倍率が2倍になる点も魅力です。
「Orico Card THE POINT」でネットショッピングをする際は、「オリコモール」を経由してから各ショッピングサイト(楽天、アマゾン、Yahoo!など)に飛ぶと、最低0.5%以上のポイントの加算があります。基本還元率が1%なので、ネットショッピングでは1.5%以上の還元率でお得に買い物をすることができます。
■Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | ||
還元率 | 1.0~3.0% | |
発行元 | オリコカード | |
国際ブランド | Master、JCB | |
年会費 | 永年無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA、iD、QUICPay | |
関連記事 | ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2022年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2022年の最優秀カード”を詳しく解説!(年会費無料カード部門) ◆「Orico Card THE POINT」は、還元率1.0%、年会費が永年無料のお得な高還元率カード。入会6カ月間は最大還元率がなんと3.0%に! |
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特にショッピングをしたい、旅行をしたい、などの希望がない場合は、年金を引き出す銀行の発行しているクレジットカード(キャッシュカードと一体化したクレジットカード)を利用するのも手です。
メガバンクやゆうちょ銀行などを含め、大半の銀行ではキャッシュカードと一体型クレジットカードを発行していますが、「ATMの時間外利用手数料が無料になる」などのメリットがあるため、年金を引き出すときに便利です。
定年後でも比較的加入しやすい!?
シニア層をターゲットにしたクレジットカードとは
最初のほうで、シニアが新規にカードを持つのは難しいという話をしました。しかし、例外的に、これから人口比の上がる高齢者層をメインターゲットにしたクレジットカードも出てきているので、最後にそれらを紹介して、締めくくりとしましょう。
まずは、「大人の休日倶楽部ミドルカード」です。
■大人の休日倶楽部ミドルカード | ||
還元率 |
0.5~1.5% (一般加盟店0.5%、JR東日本の切符や定期券、「Suica」チャージなど1.5%) |
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発行元 | ビューカード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料、2年目以降2624円 | |
家族カード | なし | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
Suica、モバイルSuica | |
「大人の休日倶楽部ミドルカード」は、男性で満50~64歳、女性で満50~59歳まで申し込みができるクレジットカードです(男性満65歳以上、女性満60歳以上の人向けには「大人の休日倶楽部ジパングカード」もあります)。
JR東日本グループのビューカードが発行しているクレジットカードなので、JR東日本線・JR北海道線の切符が何回でも5%割引になるのが最大の特徴。鉄道での国内旅行をよくする人にはおすすめです。
また、会員向けの「趣味の会」というイベントや講座(たとえば「ワイン講座」「歌舞伎の楽しみ方口座」「語学講座」など)も多数実施されているので、楽しめるのではないでしょうか。年会費は初年度無料、次年度以降2623円(税込)です。
続いて、イオンフィナンシャルグループが発行している「G.G WAON」「G.Gイオンカード」「イオンJMBカード(G.Gマーク付)」です。
「G.G WAON」は、55歳以上の人を対象としたプリペイド式電子マネーで、購入時にあらかじめ300WAONポイントが付与されています(発行手数料が300円かかります)。毎月15日の「G.G感謝デー」には5%割引特典を受けることができます(65歳以上の人向けの「ゆうゆうWAON」もあります)。
「G.G イオンカード」は「G.G WAON」とクレジットカードの「イオンカード」が一体化したもの。やはり、毎月15日の「G.G感謝デー」には割引特典が受けることができます。発行手数料、年会費はかかりません。
また、JALマイルを貯めたい人であれば、「JMB(JAL MILEAGE BANK)」機能を搭載した「イオンJMBカード(JMB WAON一体型/G.Gマーク付)」を選択してもいいでしょう。
(※関連記事はこちら!⇒55歳になったらイオンカードを切り替えよう!「イオンJMBカード(G.Gマーク付)」ならJALマイルの有効期限を5年に延長できる!)
■イオンJMBカード(JMB WAON一体型/G.Gマーク付) | ||
還元率 | 0.5~1.5% | |
発行元 | イオンフィナンシャルサービス | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
イオン系列店の通常のポイントアップデーにもお得に買い物ができ、さらに毎月15日の限定割引特典が上乗せになるので、今「イオンカード」を保有している人は、対象年齢になったところで切り替えることもおすすめです。
最後に、クレジットカードではありませんが、すかいらーくグループの「プラチナポイントカード」、シズラーの「シニアカード」などのように、提示することで特典を受けられるカードもあります。こういったシニア向けサービスは今後も広がっていくと思われるため、アンテナを張っておくようにしたいですね。
(取材/麻宮しま)
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆イオンカードセレクト |
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0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
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【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
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