武藤弘樹
第119回
受信料徴収について、何かと国民からの不満の多いNHKが、ここへ来てテレビ設置の届け出を義務化する要望を提出したという。反発を買うこと必至の迷走に見えるのだが、NHKに起死回生の一手はあるのだろうか。

第118回
マスク着用の有無や、旅行や外食などの外出について、どこまでが「アリ」でどこからが「ナシ」なのか、各自の判断に任されている。今、気になるのは隣人がどこまで気にする人なのか、ということだ。

10月16日から、劇場版『鬼滅の刃』が公開となる。原作漫画は、今月ついに累計発行1億部を突破。これは『ONE PIECE』の記録を抜く史上最速でのことだ。なぜ、ここまでのヒットとなったのか。長年にわたり少年ジャンプを愛読してきたライターが分析する。

リアリティ番組で相次ぐ悲劇、私が『テラスハウス』に没頭した理由とリスク
恋愛リアリティーショーが人気だ。赤裸々な人間心理を見たい視聴者によって熱烈に支持される一方で、今年に入り、出演者の自死が相次いで報じられた。制作者、そして視聴者に求められるものとは何か。実際に『テラスハウス』にハマっていた筆者が、視聴者としての反省・体験も踏まえて考えた。

第115回
もともと育児は重労働だが、コロナ禍でそれぞれが自粛を強いられ、外で遊ぶこともままならない中ではなおさらである。あるアンケートによれば、コロナ禍の子育てに「困りごとはない」と回答した母親はわずか13.3%だったそうだ。育児分担が叫ばれる中とはいえ、いまだ育児の負担は母に偏りがちだ。

コロナ禍で外出が減った子どもたち、そしてその保護者たちにとっての強い味方が子ども向けアニメである。子ども向け作品を一緒に見ているうちに親もハマってしまうというのはよくある話。老若男女問わず心が躍るアニメの数々を、あなたはもうご存じだろうか。

もともとインドア派の人であっても、いつ明けるかわからない半自粛生活が続くとストレスがたまるもの…。できる範囲で、おのおのがストレス解消をしなければやっていられない。密にならないストレス解消法には、どんなものがあるだろうか。

コロナ禍で東京からの移住を決める人が増えてきた。何となくそう感じていたところ、先日の総務省発表によれば、やっぱり東京圏からの転出は増えているらしい。中には初めて地方暮らしをする人もいるのではないか。前回に引き続き、アラフォーになって初めて田舎暮らしをしている筆者が、その状況をレポートする。

第111回
筆者は、中年を迎え初めて田舎暮らしを始めた元シティーボーイ。妻とまな娘、愛猫とともに、ほぼ在宅勤務の毎日を送っている。虫も殺せなかった筆者が、1年の田舎暮らしを経てどう変わったかお伝えしたい。

第110回
賛否両論のレジ袋有料化。この原稿は、高潔な思想に基づくレジ袋有料化への抵抗を記したものではない。ごくごく個人的な事情で、特に誰にも迷惑をかけずに、レジ袋有料化への抵抗を試みている人たちの、愚かしくもほほ笑ましい、あるいはほほ笑ましくも愚かしい記録である。

猫という動物にそれほど興味のない人の中には、「猫にまたたび」はちょっと大げさなことわざだと思っている人もいるかもしれない。この原稿で伝えたいのは、またたびはすごい、ということである。

第108回
今年の夏がこんなことになるとは、誰も予想していなかっただろう。そしてまた来年がどうなるかも、予想がつかない状況が続いている。東京オリパラは開催するのか、延期か、はたまた中止なのか。市井の人の思いをゆるく聞いてみた。

第107回
このご時世、特に自粛を求められているのが「夜の街」で遊ぶことである。夜な夜な、足しげく町に繰り出していたおじさんたちは、今どうしているのか。

ゲームは好きだが、フィットネス系には特段興味がなかった中年男性ライターが、任天堂から発売された『リングフィット アドベンチャー』にハマってしまった。コロナ禍でおうち時間が増えたことも相まって、今入手が困難とされるフィットネス系ゲームだが、その人気の理由が見えてきた。

新型コロナウイルスの感染者数が再び増えている。これは第2波だ、いやまだ第1波なのだ…などの議論も繰り広げられているが、緊急事態宣言が解除された今、個人の危機意識はさまざまに見える。街の声を聞いた。

あなたの周りで、アプリを使って自分を女性化させた画像をSNSにアップするおじさんを見かけたことはないだろうか。日常的にメイクやファッションでプチ変身している女性に比べ、メイクはもちろんファッションについてもバリエーションが少ないおじさんたちは変身願望が強い……のかもしれない。

新型コロナウイルスの影響で、都会がいかに「密」な空間であるか痛感させられた。わかってはいたけれど、ソーシャルディスタンスあるいはパーソナルスペースがいかに大切なことか。これを機に、地方移住を考える人がいることは想像に難くない。

第102回
コロナによる影響で外出自粛が叫ばれる中、流行しているのが「オンライン飲み会」である。オンライン飲み会に参加した人たちの声を聞くと、良しあしがあるようだ。実際に店で飲む「リアル飲み会」と何が違うのか、取材した。

第101回
自粛生活と名づけられてはいるものの、普段からインドア派の人にとってはこれまでとそれほど違わない毎日ではある。しかし、アウトドア派や、人と集まって明るく過ごすのが好きな人、いわゆる「陽キャ」や「パリピ」はどうなのだろう。年齢もタイプも異なる「陽キャ」に話を聞いた。

第100回
しばらく会っていなくても再会すれば昔のように話すことができるのが旧友だが、歳月は人を変えるもので、そうとはいかないときもある。今現在のお互いの環境の違いによって話がすれ違うことも…。これは割り切るべきなのか、悲しむべきなのか。
