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マンガ『恋する株式相場!』単行本第2弾で、“株で儲けるコツ”を学ぼう! 知っておくべき「新NISA」のポイントや「円安」の基礎知識を本から抜粋して公開!

2023年7月7日公開
ザイ編集部
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ホイチョイ・プロダクションズが描く、大人気の株式投資入門マンガの書籍第2弾『マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』が、好評発売中!

『マンガ 恋する株式相場!』は、ダイヤモンド・ザイの人気No.1連載。この連載をまとめた書籍の第2弾となる本書では、一見難しそうな株のあれこれを、マンガと図解をフル活用して楽しく、わかりやすく解説しています!

今回は、その『マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』から、”株にまつわる最新テーマ”で儲けるコツをご紹介! 現在NISAを活用中のアナタ、2024年スタートの新NISAについて、きちんと理解できていますか? また、時代は長らく円安基調。それをうまく利用して、儲けるコツを押さえていますか?

ここからは、気になる「新NISA」と「円安」についてのマンガ解説を『マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』からピックアップするので、ぜひチェックを!
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【テーマ①】
2024年スタートの「新NISA」は何が変わる?
投資をするなら、活用しない手はない!

 2024年に「新NISA」がスタートします! そもそもNISAとは、投資に課される税金を一定額まで非課税にする制度のこと。これが、2024年から大幅にパワーアップ! ただ、新NISAのどこがそんなにスゴいのか、なんとなくしか理解できていない人も多いのでは?

マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』の中では、そんな新NISAについて、マンガを使ってわかりやすく解説しています。

恋する株式相場!①

 まず、現行のNISAは「NISA」と「つみたてNISA」の2種類があり、どちらかを選択する方式になっています。前者のNISAは株や投資信託、ETF(上場投資信託)など幅広い商品を買うことができ、年間120万円を上限に、売却益や配当金にかかる税金が5年間免除されます(非課税投資総額は最大600万円)。

 一方の「つみたてNISA」は、一部の投資信託などを積立投資することができ、年間40万円を上限に、20年間にわたって利益が非課税となります(非課税投資総額は最大800万円)。

 これが新NISAでは、非課税で運用できる期間が「無期限」となるので、好きなタイミングで売買できます。また、従来のNISAとつみたてNISAが一本化され、株の購入も、投資信託などの積立投資も、両方できるようになります。従来のNISAに対応するのが「成長投資枠」、つみたてNISAに対応するのが「つみたて投資枠」という名前です。

 従来の制度からの変化として大きいのは、非課税投資総額が大幅にアップすることです。年間の上限は、成長投資枠は240万円、つみたて投資枠は120万円となり、どちらも使えば年間360万円まで投資できるように。また、非課税投資総額は最大1800万円と、こちらも大きく増えます。

 例えば、毎年360万円の枠を使い切ると5年で1800万円が埋まり、追加投資できなくなります。ただ、保有している株や投資信託などを売ると、その分を新たに非課税で投資できるようになるのです。

 投資をするなら、この新NISAを活用しない手はないでしょう。『マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』では、このほかに「新NISAが始まったら現行NISAはどうなるの?」といった疑問や、新NISAで狙い目の株なども解説しています!
【※関連記事はこちら!】
「インフレ」時代に負けない“お金の増やし方”とは? 投資信託に「つみたてNISA」や「新NISA」で投資すれば非課税で手間なく“長期+積立+分散”投資が可能に!

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【テーマ②】
「円安」は日本にとってプラス? マイナス?
止まらない「円安」で儲かる企業はどこだ?

 円相場は2022年10月に一時、1ドル=150円を突破。これは、実に32年ぶりの円安水準でした。その後、政府・日本銀行による米ドル売り・円買い介入などもあり、2023年始めには130円前後となりましたが、5月後半以降は140円前後で推移。足元では145円に迫ってきています。

 この円安の最大の要因は、日本とアメリカの金利差にあります。アメリカではコロナ禍の下で行われた金融緩和の反動でインフレが加速し、急速な利上げが続けられました。一方の日本は、植田和男・日本銀行総裁の下でも、長期金利を0%程度に操作する金融緩和を継続しています。この状態だと、円よりドルで持っていたほうが金利がついて得なので、みんな円を売ってドルを買うのです。

 さて、円安は日本にとってプラスなのでしょうか? それともマイナス面のほうが大きいのでしょうか?

恋する株式相場!⑤※史上最高益だったのは2022年3月期決算。
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 たしかに輸出企業にとっては、円安はプラス面が大きいです。販売台数が同じでも円ベースの売上が上がるので、それだけで利益が大きくなります。トヨタだけでなく自動車産業や、大手メーカーといった製造業は儲けが膨らむと考えられます。

 しかし、輸出で儲かったとしても、いったいどれだけの人がその恩恵を受けられるのでしょうか。

 そもそも、海外向けビジネスが一定割合あると考えられる「大企業」に勤めているのは、日本人労働者の約3割。残りは中小企業で、そのうち海外向けビジネスの売上は3%しかないともいわれています。

 そう考えると、メリットが少ないように思える円安ですが、日米の金利差が大きい現状が続く限り、今後も大きく円高方向に振れることは考えづらい、と市場では見られているのです。

マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』では、今回取り上げたテーマのほかに「株式分割」や「TOB(株式公開買付)」「脱炭素」「未婚化と少子化」など、株にかかわる最新テーマを深く掘り下げています! 第1話の「株主総会」の回は、全ページ無料公開していますので、気になる方はチェックしてみてください!
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 いかがでしたか?『マンガ 恋する株式相場! 今から始める! 新時代の投資術』には、コロナ禍前から、ここ最近のテーマまで、旬の話題が満載! 登場人物たちの恋愛模様の移り変わりとともに、株式投資で儲けるコツを楽しく学んでいきましょう!

 今回紹介した「新NISA」については、巻末の特別編で扱っています。新NISAの始め方や、おすすめの銘柄を紹介するほか、「PER」「PBR」「ROE」といった重要な基本指標の解説もバッチリ。株初心者の方は、まずこちらからお読みください!

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