市場の期待を上回る増益となった2月決算銘柄は
9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の上期決算発表も先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、堅調なインバウンド(訪日外国人)需要や値上げによる利益率の改善、猛暑による夏物商品の販売増、プライベートブランド(PB)商品の好調な販売、電子商取引(EC)の拡大などを追い風に増益となる銘柄も多くみられました。
そしてそうした銘柄のなかには市場の期待を上回り増益となった銘柄もあります。そこで今回は上期の営業利益がコンセンサス予想を5%以上上回り増益となった2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばディップ(2379)は、パート・アルバイトの求人サイト「バイトル」での掲載企業が増えたことなどから、上期の営業利益がコンセンサス予想を6.6%上回り、前年同期比で20.6%増となっています。
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