株式投資において、PER(株価収益率)は企業の割安・割高を判断するうえで、最も広く使われている指標のひとつです。PERが低い企業は一般に「割安」とみなされ、投資妙味があるとされますが、その評価はあくまで一時点での利益水準に基づくもので、将来の成長性を十分に織り込んでいるとは限りません。
そこで近年、より実態に近い企業評価を行うための指標として注目されているのが、PEGレシオです。PEGレシオは、PERを企業の営業利益やEPSなどの成長率で割ることにより算出され、企業の利益成長力を踏まえた“割安さ”を測ることができる指標です。
一般にPEGレシオが1倍未満であれば、「成長性に比して株価が割安」とされ、成長性も加味したうえでの割安株を見つけるヒントとなり得ます。
そこで今回は、S&P500構成銘柄の中から、PEGレシオが低い順に上位15社を抽出しました。リストの中には、ブリストル・マイヤーズ[BMY]、シーゲイト・テクノロジー・ホールディングス[STX]、ファースト・ソーラー[FSLR]、シティグループ[C]、ギリアド・サイエンシズ[GILD]などが含まれており、多様な業種から選出されています。
PEGレシオを活用する際には、成長率の見積もりが過度に楽観的でないかといった慎重な目利きも求められますが、PERだけでは見逃されがちな“成長力を織り込んだ割安株”を探すうえで、有効な分析手段となります。今後の投資戦略を検討するうえで、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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