6月22日の日経平均は7万2353円、TOPIXも4095と最高値を更新
日経平均株価は6日連続で最高値の7万2000円台、NT倍率はついに18倍台に―。
6月22日(月)の日経平均は1103円高の7万2353円。8日続伸、6日連続での最高値更新。TOPIXも50ポイント上昇の4095と最高値を更新。相場の強さを見せつけた。25日(木)にはNT倍率が18.01倍とついに18倍台に乗せた。今やSOX指数化した日経平均だが、いかにAI・半導体の上昇が日経平均を押し上げているかがよくわかる。日々のボラティリティは激しいが、当面はこうした展開が続くものと考えている。
さて、私がFM軽井沢で毎週放送している経済金融番組『軽井沢発!太田忠の経済・金融“縦横無尽”』が6月20日(土)で第600回放送を達成した。毎週土曜日午後4時から生放送、日曜日の午後9時から再放送を行っている。インターネットラジオも提供しているため、FM軽井沢のHPにアクセスすれば世界中どこからでも聴くことができる。また、生放送と再放送を聴き逃した場合はポッドキャスト(アップル、Spotify)でもダウンロードして無料視聴可能だ。
パーソナリティを務めるFM軽井沢の番組放映もあと半年で12年を迎える
FM放送局が提供している本格的な経済金融番組は全国でおそらく私だけだと思う。毎週のマーケット解説と来週の展望、金融業界のホットな話題、プロならではの深掘り解説を行う興味深いテーマ、資産運用のアドバイス、生活クオリティの向上に役立つ話などジャズや私のピアノ演奏も織り交ぜながらの盛りだくさんの内容である。「経済・金融のエンタメ化」をモットーに600週間にわたって放送してきた。ひょんなことがきっかけで番組を引き受けてスタートしたのが2014年12月。あと半年で12年を迎える。
私自身、30代の頃にテレビの経済番組の司会を行った経験はあるが、ラジオで冠番組を持つのは初めてである。最初の1年目は一人で1時間お喋りするのに必死だった。ようやく余裕が出てきた2年目。「えっ? ひょっとしてこの番組誰も聞いていないのでは」と思い始め、3年目に「教えて、太田先生」というコーナーを作ってリスナーからの質問を募って探りを入れてみたが、ほとんど質問が来ずにコーナーは自然消滅。何だか壁に向かってただ一人喋っているような気がして毎回、毎回、虚しさだけが残った。その時、心の励みにしていたのが将棋の羽生善治九段の言葉である。
「何かに挑戦して確実に報われるのなら、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続するのは非常に大変なことであり、それこそが才能だと私は思っている」
ひょっとしてリスナーなんてほぼゼロかも知れない。では何をモチベーションにするか?
番組開始時の日経平均は1万7920円。長期投資は大きな成果を生む
私の場合はやはり資産運用だった。そもそもこの番組は資産運用の大切さを訴え、リスナーに毎週役立つ話をする番組である。少なくとも私自身には大いに役立つ。番組スタート時の日経平均は1万7920円、それが今や7万2000円台に乗せた。私自身は36歳で億り人、45歳で自由億(10億)を達成した経験を持つが、50歳からのFM軽井沢パーソナリティー期間中も大きな資産形成を成し遂げることができた。その一例が「勝者のポートフォリオ」連動型個人ファンドであり、2021年10月に2億円の拠出金で皆さまにデモンストレーションしているが、今や7億1000万円だ。5年単位、10年単位での長期投資は非常に大きい。
投資にはもちろんリスクがつきものだ。運用資産は経済や市況により変動する。しかし、長期投資の成果は大きく、投資期間を長く取れば取るほど運用成績が安定し、経済成長や企業成長の果実を享受できる。経済成長があり利益成長がある限り株価は上昇していく。「日経平均はもう7万円だからバブルだ」という無責任な論調をメディアなどでしばしば見かけるが、全く間違った考え方だ。私がいつも話しているように、単に株価水準だけを見て判断するのではなく、利益を反映した株価バリュエーションが大事だ。株価を1株利益で割ったPER(株価収益率)はバブル時代の1989年は62倍だったが、今は18倍。日経平均は当時の2倍近く上昇しているにも関わらず割安だ。ひとえに利益成長のおかげだ。
システマティックリスクは、長期投資にはバーゲンセールでありチャンス
とは言え、長期投資を行っていればたびたび大きな下落に見舞われる。2000年以降を振り返ると、あの「100年に1度」と言われた忌まわしきリーマン・ショックによる暴落があり、チャイナ・ショックやコロナ・ショック、そして最近は令和のブラックマンデーやトランプ関税ショックが起こった。だが、そうした急落を乗り越えて、長期投資家には恩恵を与えてくれる。システマティックリスクと呼ばれる市場全体のリスクはピンポイントで見ればピンチだが、長期投資にとってはバーゲンセールでありチャンスだ。こうしたことを分かっている泰然自若の投資家が長期投資メリットの享受者である。そして今や個人投資家にとって長期的に資産形成が非課税でおこなえる新NISAという素晴らしい制度もできた。いい時代になった。
「今、お金がないから投資できないです」とか「いつかやりたいと思います」などと言う人をよく見かけるが、そういう人は10年後も資産運用に取り組んでいないと思う。「お金がない」や「いつか」ではなく、「今、少額から」やることが大事だ。習慣化すればどんどんいい方向に進む。一歩踏み出すか、踏み出さないか。答えは明白だ。踏み出さなければ永遠に「取り残された人」になってしまう。現金の価値が目減りするインフレ時代に…。
勝者のポートフォリオの設定来推移も6月22日で+196.2%と最高値更新
「もっと早くから太田先生の番組を聴いておけば良かった…」。ご安心を。第700回放送は2028年5月13日、第800回放送2030年3月22日、第900回2032年2月12日、そして第1000回放送が2034年1月15日。記念すべき第1000回まで今から7年半。まだまだ時間はたっぷりある。その時の日経平均は果たしていくら? おそらく2~30万円になっていると思う。あなたは、またその時に「もっと早くから…」と後悔するのだろうか?
さて、太田忠投資評価研究所とダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(DFR)がコラボレーションして投資助言を行う「勝者のポートフォリオ」の6月22日(月)時点の累計パフォーマンスは+196.2%と過去最高値を更新した。勝者のポートフォリオは、日本株を中心とした個人投資家向けの投資助言サービスであり、毎週のマーケット解説・投資戦略のメルマガ配信に加え、毎月恒例のWebセミナーの開催とスキルアップを目的とするスペシャル講義を提供している。
「勝者のポートフォリオ」の設定来パフォーマンスの推移と主要指数との比較
新サービス「投資プレミア講義&交流会」を7月1日(水)よりスタート!
直近のWebセミナーは6月17日(水)20時より開催した。テーマは『FRBがもし利上げに動いたら? 現状の金融相場への影響を見極める』。Webセミナーは投資戦略に加えて、個別銘柄の話やすべての質問にお答えするQ&Aコーナーもあり盛りだくさんの内容で投資のヒントが満載である。すでに会員ページにセミナー録画動画をアップしているので参考にしていただきたい。次回のWebセミナーは7月15日(水)20時より開催予定。10日間の無料お試し期間を使えば誰でも参加が可能である。毎回参加者は300名近くのビッグイベントであり、奮ってご参加願いたい。
そして、新たなサービス「投資プレミア講義&交流会」を7月1日(水)よりスタートする。「勝者のポートフォリオ」が具体的な投資アドバイスを行う投資助言であるのに対して、「投資プレミア講義&交流会」は非投資助言。「勝者のポートフォリオ」で提供している62本にも及ぶ基礎的内容のスペシャル講義を発展させたものがプレミア講義である。マーケットを実践的に読む力を養うのが目的である。そして、リアルでの交流会も行う。具体的な内容は、サービスがスタートしてから皆さまにご紹介したい。
●太田 忠 DFR投資助言者。ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)などでおもに中小型株のアナリストとして活躍。国内外で6年間にわたり、ランキングトップを維持した。現在は、中小型株だけではなく、市場全体から割安株を見つけ出す、バリュー株ハンターとしてもDFRへのレポート提供による「勝者のポートフォリオ」新サービス「投資プレミア講義&交流会」メルマガ配信などで活躍。

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