先日、購入したばかりのiPhone 7の画面が割れてしまったので、スマートフォンの保証サービスについて調べた。
クレジットカードのショッピング保険については、これまでの記事で解説したが、せっかくなので、Appleの保証サービスと携帯電話キャリアの保証サービスのそれぞれについても解説したい。
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Appleの保証サービス「AppleCare」と「AppleCare+」の違いを解説!
筆者は、iPhone 4~7まで続けて購入してきているが、iPhone 7の画面が割れるまで、Appleの保証サービスである「AppleCare」と「AppleCare+」の違いすら知らなかった。
まず、「AppleCare」について説明しよう。「AppleCare」は、ほとんどのApple製品に自動付帯しており、1年間の保証と90日間のサポートを受けられるサービスだ。
一方、 「AppleCare+」の場合は、通常1年間の保証と90日間のサポートがそれぞれ2年間に延長される。「AppleCare+」の加入料は2年間で1万4800円(税抜)で、ドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれのiPhoneで加入できる。
さらに、無料の保証サービスである「AppleCare」の場合は、画面破損は補償の対象にならず、有料の保証サービスである「AppleCare+」の場合は、画面破損も補償の対象になるという違いがある。
「AppleCare+」でも画面の修理にはお金がかかる!
「AppleCare」と「AppleCare+」の損益分岐点を検証!
「AppleCare」の場合、画面の破損は補償の対象外だが、「AppleCare+」の場合は、補償の対象内ではあるものの無料では修理できない。
「AppleCare+」の場合、画面の破損の修理代は1回につき3400円(税抜)、そのほかの破損の修理代は1万1800円(税抜)で、「AppleCare+」の保証期間である2年間のうち2回まで利用できる。
では、「AppleCare+」に加入すると、どのくらいお得になるのだろうか。2年間に画面割れがなかった場合、1回あった場合、2回あった場合のそれぞれで、「AppleCare+」の加入者と未加入者のiPhone修理代を計算すると、下記の通りだ。
■「AppleCare+」の加入者と未加入者のiPhone修理代 | |||||
2年間で画面が 破損した回数 |
「AppleCare+」の 加入有無 |
加入代 | 1回目の修理代 | 2回目の修理代 | 合計料金 |
0回 | ○ | 1万4800円 | - | - | 1万4800円 |
× | 0円 | - | - | 0円 | |
1回 | ○ | 1万4800円 | 3400円 | - | 1万8200円 |
× | 0円 | 1万4800円 | - | 1万4800円 | |
2回 | ○ | 1万4800円 | 3400円 | 3400円 | 2万1600円 |
× | 0円 | 1万4800円 | 1万4800円 | 2万9600円 | |
※すべて税抜。 |
上記の表を見てもわかるように、購入から2年間のうちに画面破損が2回あった場合は、「AppleCare+」に加入していたほうがお得だ。
もちろん、「AppleCare+」には、画面が破損したとき以外も補償してくれるのだが、iPhone 7には防水機能が付いているため、水没での故障などは少なくなってきているのではないだろうか。
したがって、iPhoneを購入する際に、「AppleCare+」に加入すべきかどうかは微妙なところだろう。
携帯電話キャリアの保証サービスでも
iPhoneの修理代を補償してもらえる!
「AppleCare+」はAppleの保証サービスだが、これとは別に、携帯電話キャリアの保証サービスもある。ドコモの場合は「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」、auの場合は「auスマートパス 修理代金サポート(iPhone/iPad)」、ソフトバンクの場合は「あんしん保証パック(i)プラス」だ。
それぞれの保証サービスの内容をまとめると、下記の通りだ。
■それぞれのキャリアのiPhone保証サービス | ||||||
キャリア名 | 保証サービス名 | 月額 (税抜) |
補償額 | |||
ドコモ | ケータイ補償サービス for iPhone & iPad | 750円 | 1年間に2回まで最大1万1000円(税抜) | |||
au | auスマートパス 修理代金サポート(iPhone/iPad) | 372円 | 2年間に2回まで修理代金を最大1万円(税込) | |||
ソフトバンク | あんしん保証パック(i)プラス | 750円 | 修理代金(税抜)の80%以上を月々の利用料金から割引 |
「AppleCare+」とキャリアの保証サービスは、それぞれ同時に加入することができる。例えば、「AppleCare+」と「auスマートパス」に加入している場合は、画面の破損は「AppleCare+」が適用され、3672円(税込)で修理可能だ。さらに、「auスマートパス」が適用され、修理代の3672円(税込)がお見舞金として支払われるため、実質的に無料で修理できる。
キャリアの保証サービスの中では「auスマートパス」の加入料が断トツで安いが、これには理由がある。「auスマートパス」の場合は、「修理代金サポート」とあるように、修理に特化した保証サービスだ。したがって、紛失や盗難については補償されない。
auで、盗難や紛失もカバーしたい場合は、月額152円(初回のみ123円)の「紛失補償オプション(i)」に加入する必要がある。ただし、この「紛失補償オプション(i)」は、「AppleCare+」に加入していないと利用できないので、実質的には月額752円(初回のみ1123円)のサービスだ。
保証サービスでiPhoneのキャリアを選ぶことはないとは思うが、意外と各社で違いが出てくるため、キャリアを乗り換える場合などは、速度・料金だけでなく、保証サービスを確認しておくといいだろう。
「AppleCare+」も、キャリアの保証サービスも、それなりに月額料金が高く、同時加入の場合は月額1000円ほどになる。
iPhoneの保護フィルムや保護ケースは購入するとして、今回紹介した保証サービスやクレジットカードのショッピング保険を考えて、どの保証サービスに加入するかを考えて欲しい。
以上、今回は、Appleの保証サービス「AppleCare+」とキャリアの保証サービスについて解説した。
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年会費 | 無料 | |
家族カード | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
WAON、モバイルSuica、SMART ICOCA (モバイルSuicaとSMART ICOCAのチャージ分は還元率0.25%) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
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iD | |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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◆三菱UFJカード |
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0.5~5.5% (※1) |
永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
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0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
永年無料 | VISA Master |
- | |
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