USJにある「JALラウンジ」の内部や利用方法を紹介！「ミニオン･ハチャメチャ･ライド」に優先搭乗できるパス付きの｢JALダイナミックパッケージ｣で予約しよう

　筆者は、毎年のように新幹線でUSJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）に行っているが、今回は「JALダイナミックパッケージ」を利用して飛行機で行くことにした。

 「JALダイナミックパッケージ」とは、JALの旅行サイトで簡単に航空券と宿泊先の予約ができ、ツアー内容を自由に組み合わせられる旅行パックのことだ。

　今回、筆者は「JALダイナミックパッケージ」で往復航空券＋大阪宿泊を予約して、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」に付帯する無料宿泊特典「フリー・ステイ・ギフト」で姫路に2泊することにした。通常のパッケージツアーの場合は、今回のケースだと3泊分の宿泊施設を予約する必要があるが、「JALダイナミックパッケージ」の場合は1泊からでも予約できるのが特徴。つまり、1泊4日などの旅行にも対応できるというわけだ。
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　ちなみに、今回の筆者の旅行スケジュールは下記の通り。

■筆者の旅行スケジュール
往路	JAL便
1泊目	フリーステイ・ギフト（姫路）
2泊目	フリーステイ・ギフト（姫路）
3泊目	JALダイナミックパッケージ（大阪）
復路	JAL便

　なぜ、筆者がわざわざ飛行機を使う「JALダイナミックパッケージ」でUSJに行ったのかというと、JALはUSJの「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」に協賛しており、「JALダイナミックパッケージ」の利用者は、このアトラクションにある「JALラウンジ」を利用できるからだ。

 「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」のJALラウンジは、「JALダイナミックパッケージ」の利用者だけでなく、JALのポイントプログラム「FLY ON プログラム」の上級会員である「JMBダイヤモンド」と「JGCプレミア」の会員も利用できる。「JGCプレミア」や「JMBダイヤモンド」を維持するのは大変だが、「JALダイナミックパッケージ」であれば簡単にJALラウンジを利用できるので、今回は新幹線ではなく、飛行機を利用することにしたというわけだ。

「JALダイナミックパッケージ」の予約方法を解説！

　続いて、「JALダイナミックパッケージ」の予約方法を紹介しよう。

　JALの国内ツアーのページから「JALで行くユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」にアクセスして「自由で組み立てるツアーで行く（航空券＋宿泊券）」を選択する。ちなみに、このプランにはUSJのアトラクションに優先搭乗できる「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」も付いている（対象アトラクションは後述）。

　利用人数、出発日、宿泊日程、部屋タイプなどを選択して、最後に「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」を利用したい日付を選んで「検索する」ボタンをクリック。

　たとえば、筆者の場合、往路は4月22日、復路は4月25日、宿泊日は4月24日に1泊、「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」の利用日は4月24日に指定、といった感じにした。

　検索結果が表示されるので、飛行機の往路と復路の時間を決める。デフォルトでは最安値の便が選択されており、別の便をクリックすれば、それに応じた料金が表示される仕組みとなっている。

　続いて、ホテルとプランが表示されるので「選択する」ボタンをクリックする。

　すると、簡単な日程表が表示されるので、ページ下部にある「オプションの追加」から「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」をクリックして、日付を指定する。この日付は入園チケットの利用日なので、「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」で指定した日付と同じにする。筆者の場合は4月24日だ。

　購入するチケットを選択して、同行者の内容を確認する。

　日程表を再度確認して、「[オプション] JALユニバーサル・エクスプレス・パス」と「[オプション] 1デイ・スタジオ・パス」の人数などが一致していることを確認する。

　最後に、同行者情報を入力して、支払画面から決済をすると予約完了となる。

　旅行日程はダウンロードできるが、「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」などのオプションは旅行の1～2週間前に郵送されてくる。

　郵送されてきた封筒には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン観光券」という用紙がたくさん入っており、1セット目は「スタジオ・パス（入場券）引換券」、2セット目は「エクスプレス・パス引換券」、3セット目は「JALラウンジ入場券」の用紙だった。

　どれも非常に似ていて混乱するが、「券種名称」で確認するとわかりやすい。

　なお、この中にホテルのバウチャーや飛行機のeチケットなどは含まれていない。eチケットは、自分で印刷しなければならないので注意しよう。

USJに入園する方法や、JALラウンジを利用する方法を解説！

　続いて、USJの来園当日の流れについて説明しよう。

　まず、入園前に、郵送されてきた「スタジオ・パス（入場券）引換券」をチケットブースで提示した。なお、「エクスプレス・パス引換券」「JALラウンジ入場券」はチケットブースで提示する必要はない。

　次に、入園して、JALラウンジを利用するために「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」に行った。JALラウンジに向かうには、アトラクションの出口から逆行する必要がある。

　その途中に「JALマイレージバンク（JMB）カードをタッチして 32マイルGET!」とある液晶パネルを発見。「ここにタッチ」とある箇所に「JALカード」をかざすと32マイルをゲットできた。
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　エレベーターで5階に上がると「LOUNGE OPEN」との表示があり、「ご利用いただけるお客さま」として、下記のように案内されていた。

・JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員
・JALパックの対象旅行商品をご利用の方
・JTBの対象旅行商品をご利用の方

　なお、「JMBダイヤモンド」と「JGCプレミア」の会員がもらえる「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」は、各日先着30名限定となっている（「JALダイナミックパッケージ」の利用者は無条件）。

　また、「JMBダイヤモンド」と「JGCプレミア」の会員の場合は、計5名までラウンジを利用できる。2020年3月31日までは期間限定で「JMBサファイア」もJALラウンジを利用可能だが、「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」の配布は対象外となる。

　JALラウンジを利用するために、入口で「エクスプレス・パス引換券」と「JALラウンジ入場券」を提示した。すると、人数分の「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」が渡された。

「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」にある
JALラウンジの内部やサービス内容を紹介！

　次は、JALラウンジの内部を紹介しよう。

　入り口では、ミニオンズのぬいぐるみがお出迎えしてくれた。

　ラウンジ内は非常に広く、ソファー席やカウンター席がたくさんあった。

　ラウンジの右奥には化粧室、左奥には無料のドリンクコーナーがあった。

　ドリンクコーナーには、コーヒー、ココア、お茶などが用意されていた。コップはミニオンズ仕様だ。

　USJ内にあるが、雰囲気は空港ラウンジのようだった。

JALラウンジを利用するだけではアトラクションに優先搭乗できないが、
「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」で搭乗時間を大幅短縮！

 「JALダイナミックパッケージ」に付いている「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」は、下記のいずれかのアトラクションで利用できる。

■JALユニバーサル・エクスプレス・パス対象アトラクションと利用条件
対象アトラクション	利用条件
ミニオン・ハチャメチャ・ライド	─
ジュラシック・パーク・ザ・ライド	13時～
ジョーズ	13時～

 「三井住友カード プラチナ（旧・三井住友プラチナカード）」の保有者がもらえる「エクスプレ・パス」の場合は、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」と「ジョーズ」は対象になっているが、「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」は対象になっていない。そこで今回は「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」で「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」を利用することにした。
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　ちなみに、「三井住友カード プラチナ（旧・三井住友プラチナカード）」の保有者がもらえる「エクスプレス・パス」の対象アトラクションは下記の通りだ。

■「三井住友カード プラチナ（旧・三井住友プラチナカード）」会員向けの 「エクスプレス・パス」の対象になっているアトラクションと利用条件
対象アトラクション	利用条件
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド	～バックドロップ～は対象外
アメージング・アドベンチャー・オブ・ スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D	─
ジュラシック・パーク・ザ・ライド	─
ジョーズ	─
ターミネーター 2：3-D	─
バックドラフト	─
スペース・ファンタジー・ザ・ライド	─

　JALラウンジは、同じくUSJ内にある「JCB ラウンジ」や「三井住友カード ラウンジ」とは違って、アトラクションの優先搭乗はない。
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　しかし、優先搭乗の代わりに「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」があるので、利用したい時間に自分でエレベーターを降りていく。

　スタッフに「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」を渡すと、すぐにアトラクションに案内してくれた。ラウンジからアトラクションにアクセスするときは、通常の「エクスプレス・パス」の利用者とは別の列だったので、JALラウンジで「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」を使ったほうが案内は早いのではないだろうか。

　JALラウンジでは「最大で30分ほど待つことになる」と言われていたが、実際は1分も待たずに案内された。

　ちなみに、筆者がJALラウンジを利用しているタイミングでは「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」の通常待ち時間は120分だった。

　JALラウンジを利用できて、アトラクション待ち時間を短縮できる「JALユニバーサル・エクスプレス・パス」がもらえるのは大きいので、興味のある人は、ぜひ「JALダイナミックパッケージ」を利用してみてほしい。

　以上、今回は、「JALダイナミックパッケージの」の予約方法と「JALラウンジ」について解説した。