「毎月分配型」投資信託の「本当の利回り」ランキングの最新版を公開! 上位には2019年後半に上昇傾向にあった「海外リート」に投資する銘柄が多数ランクイン!
発売中のダイヤモンド・ザイ4月号には、恒例特集「毎月分配型投信100本の【本当の利回り】」を掲載! 半年に一度掲載しているこの特集では、毎月分配型の投資信託の「本当の利回り」ランキング上位30本を紹介するほか、人気の毎月分配型の投資信託100本について、利回りだけでなく「健全度」や「今後の分配余力」などの面から細かく分析。さらに、毎月分配型の投資信託に投資するうえでの“ダメ行動”なども取り上げているので、毎月分配型の投資信託を保有している人や、これから投資したい人なら必見だ!
今回は、2019年12月末のデータを基にした、「本当の利回り」が高い毎月分配型投資信託ランキングの1~5位までを抜粋。投資先選びの参考にしてほしい!
【※関連記事はこちら!】
⇒【2020年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング! 信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?
2019年12月末時点の毎月分配型の投資信託は
株式型とリート型が絶好調で「本当の利回り」10%超えも続出!
ダイヤモンド・ザイの毎月分配型の投資信託の特集では、毎回、見た目の利回りよりも「本当の利回り」を重視している。
「本当の利回り」とは、基準価額が下落した場合、その下落分を分配金の合計から差し引き、それを1年前の基準価額で割って算出する利回りのこと。こうすることで、その投資信託の本当に儲かっている度合いがわかる。
高い分配金が出されていても、基準価額が合計分配額より下落していたら、“元本の取り崩し”が行なわれたことになり、「本当の利回り」はマイナスになる。そのような投資信託を選ばないためにも「本当の利回り」を見ることが大切だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒安心して長期保有できる「毎月分配型」投信2本を紹介! “実績”と“適正分配度”が優秀な先進国株型「新光ピクテ世界インカム株式」とグローバル債権型「夢逢月」に注目
ダイヤモンド・ザイでは、純資産額が多い人気の毎月分配型の投資信託100本を対象に「本当の利回りランキング」ベスト30を掲載している。今回はその上位5本を紹介しよう。
2019年12月末時点で"本当の利回り"が高い 「毎月分配型投資信託」ベスト5 |
|||||
順位 | 本当の利回り | 分配合計 (基準価額の増減) |
最新の 基準価額 |
||
2019年12月末時点 | 6カ月前 | 1年前 | |||
1位 | ◆チャイワン[中華圏株式ファンド](日興) | ||||
24.1% | -3.7% | -21.3% | 600円 (+96円) |
||
2位 | ◆ダイワJ-REITオープン(大和) | ||||
19.5% | 11.8% | 9.5% | 960円 (+147円) |
||
3位 | ◆DIAM世界リートインデックス(アセットマネジメントOne) | ||||
18.1% | 5.4% | -7.3% | 600円 (+65円) |
||
4位 | ◆ニッセイ世界リートオープン(ニッセイ) | ||||
18.1% | -2.3% | -10.2% | 1440円 (-467円) |
||
5位 | ◆ダイワ・US-REIT・オープンB(為替ヘッジなし)(大和) | ||||
17.7% | 9.3% | -6.0% | 480円 (+151円) |
半年前の調査だと、「本当の利回り」が10%以上になった毎月分配型の投資信託は、100本中10本しかなかったが、2019年12月末時点では100本中46本と、大幅に増加している。これは株とリートの価格が上昇傾向にあったためで、「株式型」や「リート型」の投資信託が「本当の利回り」ランキングの上位を占める結果となった。
1位になったのは、中国本土のほか香港、台湾といった中華圏の株に投資するチャイワン[中華圏株式ファンド]だ。2018年12月の大幅下落の反動もあり、2019年の中国株は全般的に好調だった。チャイワンの基準価額も上昇し、「本当の利回り」は24%を超えている。ただし、半年前、1年前の利回りはマイナスになっており、浮き沈みは激しいと考えるべき。今後は、新型肺炎の影響も強く懸念されるので、高利回りというだけで投資先に選ぶのは危険だろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒“巣ごもり消費”関連銘柄の「ビーグリー(3981)」や「ネクソン(3659)」に注目! 新型肺炎の影響でゲームやマンガなど、自宅で楽しめるサービスが人気に!
2位は「Jリート型」のダイワJ‐REITオープン。チャイワン[中華圏株式ファンド]と異なり、こちらは半年前、1年前の利回りもプラスで安定している。3位~5位はDIAM世界リートインデックスファンド、ニッセイ世界リートオープン、ダイワ・US‐REIT・オープンBと、いずれも「海外リート型」。6位以降も、利回り上位30本のうち「海外リート型」が11本を占めた。
とはいえ、今後ともこの好調さが続くとは限らない。これから毎月分配型の投資信託を選ぶなら、ダイヤモンド・ザイ4月号の特集「毎月分配型投信100本の【本当の利回り】」を参考に、注意深く商品を吟味してほしい!
少額で買える「5万円株」の注目銘柄と儲けの極意を紹介!
ダイヤモンド・ザイ4月号をチェック!
ダイヤモンド・ザイ4月号の大特集は「いつでも! 誰でも! 儲かる【5万円株】87」! 今が買い時の「5万円株」をランキング形式で紹介するほか、アナリストが名前を挙げた「5万円株」の注目企業4社の社長インタビューを掲載。さらに、「高成長」「割安」などの条件に当てはまる、これから注目度がアップしそうな「5万円株」も多数紹介しているので、少額で投資を始めてみたい株初心者や、分散投資の候補銘柄を探している人は必見だ!
そのほかにも、ダイヤモンド・ザイ4月号は「つみたてNISAとiDeCoだけ!【じぶん年金】計画」「最新決算&アナリスト予想でわかった来期も絶好調な株28」「米国株の配当の税金を取り戻せ」「就職氷河期世代をいま支援するワケ」「定年退職までのロードマップ~再雇用の『嘱託』ってどうよ~」など、お得な情報が盛りだくさん!
また、別冊付録は、2020年3月号に続いて超有名イラストレーター・金子ナンペイさんが登場する「株の買い方ガイド」! 株を買うときの基本ルールや、注文方法の種類など、初心者がつまずきがちなポイントをわかりやすく解説しているので、株初心者なら必見だ!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】 |
||||
順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード (手数料無料) |
積立対応 | ||
1位 | ◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2567本 | 2567本 | 2424本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 投資信託の保有残高が一定の金額を超えるごとに「楽天ポイント」が貯まるサービスもお得。また「投信残高ポイントプログラム」の対象となる6ファンド(「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」など」)については、保有しているだけで一定のポイントが還元されるのでお得。さらに投信積立の際に楽天カードを使うと0.2〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与される。ポイントは投資信託の買付や投信積立の代金にも利用できる。投資信託の最新事情がわかる「楽天証券レポート&コラム」や、最大5銘柄の基準価額の推移を比較できる「投信スーパーサーチ」など、投資信託選びのサポートもバッチリ。ロボ・アドバイザーが銘柄選択や売買タイミングまで判断してくれる「楽ラップ」や、スマホ専用のロボ・アドバイザー「ロボのぶくん」を利用可能。さらに、専用バランスファンドで手軽に積立投資ができるロボ・アドバイザー「らくらく投資」も登場。 |
||||
2位 | ◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
2554本 | 2554本 | 2367本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料で、投資信託本数の取扱本数はネット証券でトップクラス! スマホアプリ「かんたん積立 アプリ」を利用すれば、投資信託をスマホで管理可能だ。また、投資信託の月間平均保有額に応じてVポイントやPontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイルなどが貯まる「投信マイレージサービス」もお得。保有額が1000万円以上なら獲得ポイントが2倍になる(通常銘柄の場合)ので、投資信託が本格的に資産形成を考えている人には、かなりお得だ。買付&積立が100円以上1円単位に引き下げられ、初心者でも気軽に始めやすくなった。投信の買付には、VポイントやPontaポイントが利用できる。投信積立は三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」がお得で、最大で決済額の0.5%ものポイントが貯まる。最近では、低コストなiDeCo(個人型確定拠出年金)にも力を入れており、無条件で運営管理手数料を無料にしている。 |
||||
3位 | ◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1885本 | 1885本 | 1862本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の取り扱い本数を着実に増やしており、現在はランキング3位まで上昇。他社に先駆けて投資信託の販売手数料無料を打ち出したのも高評価だ。さらに投資信託の残高の最大1%分のポイントが貯まるサービスもお得。他社の類似サービスと比較しても、ポイント還元率は高水準に設定されている。投資信託ページは、人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホでの見やすさ、直接発注など機能が充実。さらに、投資信託の組み合わせに頭を悩ませる人のために「投信工房」「投信提案ロボ」「投信見直しロボ」という3つの高機能ロボアドバイザーを用意。無料のロボアドバイザーとしては、どれも非常に高い機能を備えている。 |
||||
順位 | 投資信託本数 ※1 | 最低積立金額 | ||
全体 | ノーロード | 積立対応 | ||
4位 | ◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) ⇒詳細情報ページへ | |||
1839本 | 1839本 | 1760本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の販売手数料はすべて無料! 信託報酬控除前のトータルリターンが見られるので、実態に合った取引コストや運用パフォーマンスがわかるのも魅力だ。また「プレミアム積立」は100円から可能。au PAYカード決済による積立なら1%ポイント還元、投資について気軽に話し合えるSNS「ファンドスクエア」も魅力。積立の銘柄選びに役立つ「セレクション」は、ジャンルごとの代表的な銘柄が複数紹介されている。ファンド探しはランキングやファンド検索から。投資信託の月間保有金額に応じて0.005〜最大0.24%分のPontaポイントがもらえる「資産形成プログラム」も上手に活用したい。 |
||||
【株アプリに慣れていない「株初心者」には特におすすめ!】 | ||||
5位 | ◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | |||
1764本 | 1764本 | 1704本 | 100円 | |
【特徴・メリット】 投資信託の購入時手数料はすべて無料! もちろん、NISA口座での取引や「投信つみたて」による購入も手数料0円だ。クレカ積立のポイント還元率は業界トップクラスで、「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積立購入すると最大1.1%分のポイントがもらえる。さらに、投資信託の保有金額の最大0.26%分のポイントがもらえるのもお得。なお、貯まったポイントは投信信託の購入代金に利用できる。ファンド探しに迷ったら、自分のライフプランに合ったファンド選びを手助けする「投信ポートフォリオ診断」を参考にするといいだろう。ポートフォリオの分析やリターン予測、アドバイスなどの機能がある「MONEX VISION」も便利だ。ロボアドバイザーサービスは、1000円から始められる投資一任型の「ON COMPASS」と、最低投資金額が5万円で国内ETFで運用を行うアドバイス型の「Monex Advisor」が利用可能。 |
||||
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託本数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合があります。 |