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【2020年版】毎月分配型の投資信託の「本当の利回り」ランキング公開! ベスト5のうち4銘柄は「リート型」で、特に「海外リート」に投資する銘柄の成績が好調

2020年2月29日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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「毎月分配型」投資信託の「本当の利回り」ランキングの最新版を公開! 上位には2019年後半に上昇傾向にあった「海外リート」に投資する銘柄が多数ランクイン!

発売中のダイヤモンド・ザイ4月号には、恒例特集「毎月分配型投信100本の【本当の利回り】」を掲載! 半年に一度掲載しているこの特集では、毎月分配型の投資信託の「本当の利回り」ランキング上位30本を紹介するほか、人気の毎月分配型の投資信託100本について、利回りだけでなく「健全度」や「今後の分配余力」などの面から細かく分析。さらに、毎月分配型の投資信託に投資するうえでの“ダメ行動”なども取り上げているので、毎月分配型の投資信託を保有している人や、これから投資したい人なら必見だ!

今回は、2019年12月末のデータを基にした、「本当の利回り」が高い毎月分配型投資信託ランキングの1~5位までを抜粋。投資先選びの参考にしてほしい!
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【2020年 最新版】「インデックスファンド」コスト比較ランキング! 信託報酬・実質コストがもっとも安いファンドは?

2019年12月末時点の毎月分配型の投資信託は
株式型とリート型が絶好調で「本当の利回り」10%超えも続出!

毎月分配型投信の利回りランキング

 ダイヤモンド・ザイの毎月分配型の投資信託の特集では、毎回、見た目の利回りよりも「本当の利回り」を重視している。

「本当の利回り」とは、基準価額が下落した場合、その下落分を分配金の合計から差し引き、それを1年前の基準価額で割って算出する利回りのこと。こうすることで、その投資信託の本当に儲かっている度合いがわかる。

 高い分配金が出されていても、基準価額が合計分配額より下落していたら、“元本の取り崩し”が行なわれたことになり、「本当の利回り」はマイナスになる。そのような投資信託を選ばないためにも「本当の利回り」を見ることが大切だ。
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 ダイヤモンド・ザイでは、純資産額が多い人気の毎月分配型の投資信託100本を対象に「本当の利回りランキング」ベスト30を掲載している。今回はその上位5本を紹介しよう。

2019年12月末時点で"本当の利回り"が高い
「毎月分配型投資信託」ベスト5
順位 本当の利回り 分配合計
(基準価額の増減)
最新の
基準価額
2019年12月末時点 6カ月前 1年前
1位 チャイワン[中華圏株式ファンド](日興)
24.1% -3.7% -21.3% 600円
(+96円)
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2位 ダイワJ-REITオープン(大和)
19.5% 11.8% 9.5% 960円
(+147円)
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3位 DIAM世界リートインデックス(アセットマネジメントOne)
18.1% 5.4% -7.3% 600円
(+65円)
 
4位 ニッセイ世界リートオープン(ニッセイ)
18.1% -2.3% -10.2% 1440円
(-467円)
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5位 ダイワ・US-REIT・オープンB(為替ヘッジなし)(大和)
17.7% 9.3% -6.0% 480円
(+151円)
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 半年前の調査だと、「本当の利回り」が10%以上になった毎月分配型の投資信託は、100本中10本しかなかったが、2019年12月末時点では100本中46本と、大幅に増加している。これは株とリートの価格が上昇傾向にあったためで、「株式型」や「リート型」の投資信託が「本当の利回り」ランキングの上位を占める結果となった。

 1位になったのは、中国本土のほか香港、台湾といった中華圏の株に投資するチャイワン[中華圏株式ファンド]だ。2018年12月の大幅下落の反動もあり、2019年の中国株は全般的に好調だった。チャイワンの基準価額も上昇し、「本当の利回り」は24%を超えている。ただし、半年前、1年前の利回りはマイナスになっており、浮き沈みは激しいと考えるべき。今後は、新型肺炎の影響も強く懸念されるので、高利回りというだけで投資先に選ぶのは危険だろう。
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 2位は「Jリート型」のダイワJ‐REITオープンチャイワン[中華圏株式ファンド]と異なり、こちらは半年前、1年前の利回りもプラスで安定している。3位~5位はDIAM世界リートインデックスファンドニッセイ世界リートオープンダイワ・US‐REIT・オープンBと、いずれも「海外リート型」。6位以降も、利回り上位30本のうち「海外リート型」が11本を占めた。

 とはいえ、今後ともこの好調さが続くとは限らない。これから毎月分配型の投資信託を選ぶなら、ダイヤモンド・ザイ4月号の特集「毎月分配型投信100本の【本当の利回り】」を参考に、注意深く商品を吟味してほしい!

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