アコム（8572）、4期連続となる「増配」を発表し、配当額は3年で6倍に急増！ 2021年3月期は前期比で2円増の「1株あたり6円」、配当利回りは1.29％に！

 アコムは、「未定」としていた2021年3月期の配当予想を発表し、前期比で「増配」とする予想を、2020年10月23日の15時30分に発表した。これにより、アコムの配当利回り（予想）は1.29％となり、”4期連続増配”の見通しとなった。

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アコムは、ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業、債権管理回収事業、海外における金融事業を主軸とする会社。
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　アコムは、「未定」としていた2021年3月期の予想配当を、中間配当（9月・権利確定済み）が「3円」、期末配当（3月）が「3円」、合計の年間配当額は「1株あたり6円」とすると発表した。

　アコムの2020年3月期の配当は「1株あたり4円」だったので、前期比で「2円」の増配となる。今回の増配発表によって、アコムの配当利回り（予想）は1.29%となった。
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　アコムは今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年3月期は前期比で「減収増益」の業績予想となっている。アコムは「業績、自己資本ならびに経営環境を勘案のうえ、安定的、継続的な利益還元を図り、株主還元の充実を目指す」ことを配当の基本的な考え方としており、今回発表された業績予想をふまえた結果、前期比で「増配」となる配当予想を発表した形だ。

　なお、2021年3月期の配当予想および業績予想が発表されたことを受けて、アコムの株価はSBI証券の夜間取引（PTS取引）で一時、発表当日（2020年10月23日）の終値462円より14円高い476円（＋3.03％）を記録しているので、明日の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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アコムの過去10期の配当の推移は？

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　アコムは2017年3月期までは「無配」が続いていたものの、2018年3月期に「復配」となってからは連続増配が続いており、2021年3月期の配当予想「1株あたり6円」が予想通り実施されれば、”4期連続増配”を達成することになる。
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　また、アコムの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。「復配」となった2018年3月期から2021年3月期までの3年間で、アコムの年間配当額は「1株あたり1円」から「1株あたり6円」まで、6倍に増加することになる。
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　参考として、アコムの株価も確認しておこう。アコムの株価は、2018年3月の終値が474円、本日（2020年10月23日）の終値が462円なので、この間に上下はしているものの、現在は2018年3月とほぼ同じ水準で推移していることになる。

■アコム（8572）の株価チャート／月足・10年

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アコムの配当利回りは？

　アコムの2020年10月23日時点の株価（終値）は462円なので、配当利回り（予想）は以下のようになる。

【※アコムの配当利回り】
株価：462円
年間配当額：中間3円＋期末3円＝6円
配当利回り：6円÷462円×100＝1.29％

　アコムの配当利回りは1.29％。2020年9月の東証1部の平均利回りは2.03％（配当実施企業のみ）なので、アコムの配当利回りは「低め」と言える。なお、アコムは株主優待を実施していない。
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 アコムは、ローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業、債権管理回収事業、海外における金融事業を主軸とする会社。三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社でもある。2021年3月期（通期）の連結業績予想は、営業収益5.9％減、営業利益18.3％増、経常利益20.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益17.9％増となっている（すべて前期比）。
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■アコム
業種	コード	市場	年間配当額（予想）
その他金融業	8572	東証1部	6円
株価（終値）	単元株数	最低投資金額	配当利回り（予想）
462円	100株	4万6200円	1.29%
【※アコムの最新の株価・配当利回りはこちら！】
※株価などのデータは2020年10月23日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

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