超成長株投資で資産10倍計画!

長期投資の根幹をなすグランドデザインを解説。配当収入とその再投資による株数増加で資産を形成。株価下落も配当利回りの上昇によって長期収益に貢献山本潤の超成長株投資の真髄 第96回

2021年1月15日公開(2022年3月29日更新)
山本 潤
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

長期投資が成功する必然的な理由とは?

 本コラムでは、成長株の長期投資に興味がある方に向けて、今回から数回に渡ってその意義や基本を伝えていきます。

 私が考える最も成功しやすい投資とは、複数の成長株銘柄でポートフォリオを構築し、それを長期で運用することです。その理由は、ポートフォリオを組むことで個別銘柄に起きる偶発的な失敗を小さくし、さらにそれを長期で運用することでリスクとリターンの関係が良化するからです。

継続的に得られる配当収入が長期投資のリターンの源泉

 長期投資で得られるリターンは、配当というインカムゲインの継続性を利用するものと言い直すことができます。そして、そのインカムゲインは事業が継続することによって得られます。

 企業には経営者や従業員などの人、設備や培ってきた知的資産、土地や現金など多くの資産があります。とりわけ上場企業はヒト、モノ、カネが集中し、社会の変化に応じて事業内容を変化させる力を持っています。例えば、江戸時代に始めた薬屋は当時の薬をずっと売り続けているのではなく、今では高度な科学技術を活用して創薬し、世界中に販売するなど、時代と共に事業を発展しています。

 一方、いつの時代にも無数に存在する零細企業や個人事業主などは、上場企業ほどの資金力やマンパワーを持っていることは例外的で社会変化に応じて事業内容を変えるのは容易ではありません。次代を先読みし、先んじて投資するぐらいまではできるかもしれませんが、大量の資金を投じて事業を大規模に発展させることは上場企業のように一定の企業規模がなければ難しいです。競合企業を買収するなどの戦略も企業規模が必要です。

  つまり、無数の零細企業が多くを占める世の中にあって、規模の経済が働くことは上場企業の大きな強みです。結果として、上場企業の中には競争優位性をどの時代も発揮できる優れた企業があります。ガバナンスのしっかりした上場企業は時代に合った経営を模索し、よりよい社会を作るために永続的な存在になることを目指しているのです。

 上場企業が持つ継続性は、投資家から見れば「幸せの青い鳥」、あるいは配当と言う「金の卵を永続的に産み続けるガチョウ」とも言えるでしょう。常に一定の収益を上げることができ、大きな社会変化に対抗できるレジリエンス(回復力)を持つ稀有な存在が上場企業なのです。

配当の再投資による株数の増加が長期投資を成功に導く

 株式投資で最も重要なのは、事業が継続して収益を上げ、その一部を投資家に還元する配当が継続することです。配当5円の銘柄を保有していれば、少なくとも2年間で10円を受け取れ、それが10年間になると累積50円、30年では累積150円の配当を受け取ることができるでしょう。当たり前と思われるかもしれませんが、配当が毎年獲得できることが、長期投資を確実な成功に導くのです。

 重要なのは、得た配当を再び株式に再投資することです。毎年の配当を再投資することで、ポートフォリオの株数を増やすことができます。配当利回りが2%ならば、毎年2%分の配当から税金を引いた金額分の株数を増やせます。毎年の配当とその再投資による株数の増加こそが、長期投資のグランドデザインを支える最も重要な要素と言えるのです。

株価の短期的な下落も好機、配当利回り上昇で資産形成に貢献

 多くの投資家は、株価の下落を最大の敵と考え、それをどう防ぐかが最大の関心事と言えるでしょう。しかし、長期投資においては、株価下落はむしろ配当を再投資して株数を増やす好機だと考えるのです。

 株価の騰落率と配当利回りの統計を取れば、逆相関になります。株価が下がっても配当が維持されれば、配当利回りが上昇します。もちろん、コロナ禍やリーマンショックなどの危機時には、配当を減額する(減配)企業もありますが、総じて言えば、減配は少なく、増配や配当を維持する企業が多数を占めます。結果的に、株価が下がることで、配当利回りが上昇する企業が多いのです。

 短期投資家の多くは株は安く買って高く売るものだと考えていますが、長期投資はそれほど単純ではありません。長期投資とは、毎年の配当を継続的に得て、それを再投資することであり、その当然の帰結として着実に資産は増えていきます。株価は下がった方が再投資は有利になります。つまり、短期投資においては株価下落は損失ですが、長期投資における株価下落は再投資利回りの上昇につながりやすく、むしろ、好ましいことと言えるのです。

(DFR投資助言者 山本潤)

この連載は、10年で資産10倍を目指す個人のための資産運用メルマガ『山本潤の超成長株投資の真髄』で配信された内容の一部を抜粋・編集の上お送りしています。メルマガに登録すると、週2回のメルマガの他、無料期間終了後には会員専用ページでさらに詳しい銘柄分析や、資産10倍を目指すポートフォリオの提案と売買アドバイスもご覧いただけます。


ダイヤモンド・ザイ 2025年5月号好評発売中!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

株で1億円をつくるワザ
気の株500&
米国株150激辛診断

5月号3月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[株で1億円をつくるワザ]
◎創刊25周年企画
●桐谷さんと振返る日本株の25年史
25年で私たちの投資環境はかなり改善された!
◎第1特集
勝ち組の個人投資家8人に聞いた!
株で1億円をつくるワザ

●億り人の歩んだ道のりから学ぶ1億円への必勝法!
●これだけは押さえよう!1億円達成のための心構え8

●億り人に聞いた!暴落時にどうする?

◎第2特集
買っていい高配当株が94銘柄も!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方①旬の3大テーマ
今期も来期も連続増益の好調株/連続で増配予想の高配当銘柄/円高が追い風の株
●儲かる株の見つけ方②5大ランキング
来期に売上が大きく伸びる株/営業利益率が高い株/配当利回りが高い株/少額で買える株/理論株価より割安な株
●儲かる株の見つけ方③セクター別平均
株価は業種で騰落真っ二つ!
●2025年春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

◎第3特集
今後25年も上がり続ける期待大!
人気の米国株150診断 2025年4-6月

●爆上がりの25年間を振返り!米国株の強さのヒミツ
●新政権でますます強く!2025年のS&P500を大予測
●GAFAMの最新決算判断も!Big8定点観測&買いの高配当株
●人気の133銘柄買い売り診断
●進化する指数だからS&P500は買い続けろ!

◎第4特集
NISA向き!インデックス投信より好成績!

運用実績25年以上!
儲かる長寿投信ベスト10

【別冊付録】
増益でさらに割安な株は1701銘柄
上場全3909社の最新理論株価

◎新連載・第3回

17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
◎連載も充実!

●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年2月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.08
●おカネの本音!VOL.33 髙橋史好さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.101
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報