IPO株の銘柄分析&予想

2021年9月に新規上場した「IPO株」全14銘柄の中で、株価上昇に期待の2銘柄! 来期も大幅成長が見込める「セーフィー」「プロジェクトカンパニー」をチェック!

2021年10月23日公開(2022年6月2日更新)
ザイ・オンライン編集部
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2021年9月に新規上場した「IPO株」全14銘柄の中から「セーフィー」と「プロジェクトカンパニー」の2銘柄を詳しく解説!

ダイヤモンド・ザイ12月号の連載「10倍株を探せ!【IPO株】研究所」では、IPO株の専門家であるフィスコの小林大純さんが、2021年9月に新規上場した「IPO株」全14銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。今回はその中で小林さんが注目している2銘柄を詳しく紹介!
【※関連記事はこちら!】
IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

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2021年9月に新規上場した「IPO株」は全部で14銘柄!
初値はすべて公開価格を上回るも「強気」以上の評価は5銘柄のみ

 9月の新規上場は14銘柄と多め。月の後半に11社が集中し、特に28日は4社同時上場というIPOラッシュだったが、14銘柄すべてで初値が公開価格を上回った。9月中旬まで相場全体が大きく上昇していたのに加え、22日に上場したシンプレクス・ホールディングス(4373)が、初値後ストップ高まで値上がりしたことも投資家の意欲を刺激して、買いはまずまず活発だった。
【※「IPO(新規公開株)」の最新情報はこちら!】
【IPO(新規公開株)スケジュール一覧(2021年)】IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新中!

 もっとも、多くの銘柄はその後株価が下落し、初値を下回っている。9月下旬に起きた世界株安の影響はもちろん大きいが、フィスコの小林大純さんは「公開価格が強気すぎるケースも目立った」と指摘する。

 背景には、公開価格が安すぎるという批判があるもようだ。公正取引委員会が調査に乗り出したとも報じられている。

 「実際の公開価格の割高・割安感はまちまちですが、明らかに高すぎの銘柄は、その後に公開価格割れとなっています。価格設定が適正かどうかにも注意を払うべきです」(小林さん)

 全体的に初値の上昇率は控えめで、9月後半に上場した銘柄では3~4割程度のプラスが多い。 

 「公開価格から画一的に初値の水準が決まる傾向が強かった印象を受けます。こうした状況は、セカンダリー投資(上場後の株を買う投資)のチャンスでもあります。銘柄の選別をしっかり行えば、初値後の株価上昇を読みやすいといえるでしょう」(小林さん)

2021年9月の【IPO株】14銘柄の投資判断は?

上場日 公開価格 初値
(騰落率)
株価
(10/5)
PER
(PBR)
今後1年の
高値予想
(安値予想)
投資判断
2日  モビルス(4370・東M)
1280円 1830円
(+43.0%)
1400円 53.5倍
(5.77倍)
1800円
(1000円)
中立
【分析コメント】コンタクトセンター向けクラウドソフトなど。チャットボット(自動応答)市場でトップシェア。契約数は順調な伸びだが、今後の増益を見越しても株価の割安感が乏しい
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2日  メディア総研(9242・東M)
2900円 3105円
(+7.1%)
2367円 20.6倍
(4.32倍)
3000円
(2000円)
中立
【分析コメント】理工系の高専生・大学生向け就活イベントが主力。前期はオンライン開催へのシフトで利益率が上昇したが、今期は 元の水準に。株価も割安感がなく公開価格を下回って推移。
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13日  Geolocation Technology(4018・福Q)
2240円 3550円
(+58.5%)
2830円 25.3倍
(9.45倍)
3200円
(2400円)
中立
【分析コメント】IPアドレスのデータベースを土台にした各種サービスを提 供。地域活性化や不正アクセス防止関連で引合いが強い。上場初日は注目されるも、その後の売買減少が気掛かり。
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22日  コアコンセプト・テクノロジー(4371・東M)
3500円 7040円
(+101.1%)
4975円 77.2倍
(21.86倍)
6500円
(3500円)
強気
【分析コメント】製造業・建設業向けDX支援が中心。初値は公開価格の約2倍でやや過熱感があったが、その後の調整で妥当な株価水準に。顧客数を年2割超のペースで増加させていく計画。
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22日  ユミルリンク(4372・東M)
1000円 1711円
(+71.1%)
1276円 22.4倍
(4.08倍)
1600円
(1000円)
中立
【分析コメント】企業から消費者に向けたメール配信・SMS配信サービス。デジタルマーケティングの普及が追い風。初値後の下落で 過熱感は薄れるも、業績成長のさらなる加速を待ちたい。
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22日  シンプレクス・ホールディングス(4373・東1)
1620円 1660円
(+2.5%)
2041円 26.3倍
(3.03倍)
2300円
(1700円)
中立
【分析コメント】金融システム開発で有名。MBO(自社の経営陣による買収)による上場廃止を経て再上場。大型IPOだったが海外投資家が旺盛な買い。ただ 初値後の上昇で割安感は薄れた。非金融領域の開拓に期待
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24日  レナサイエンス(4889・東M)
670円 976円
(+45.7%)
785円
(12.54倍)
950円
(600円)
中立
【分析コメント】医薬品や医療機器を研究開発する東北大学発ベンチャー。コロナ治療薬も取組む。腹膜透析用の極細内視鏡が年度内にも承認申請の予定だが、赤字先行で株価の評価が難しい。
最新の株価はこちら(SBI証券へ)
上場日 公開価格 初値
(騰落率)
株価
(10/5)
PER
(PBR)
今後1年の
高値予想
(安値予想)
投資判断
28日  ジィ・シィ企画(4073・東M)
1890円 2560円
(+35.4%)
2250円 33.9倍
(6.59倍)
3000円
(1800円)
強気
【分析コメント】クレジットカードなどキャッシュレス決済システムの開発や保守運用、クラウド型サービスを提供。業績は拡大傾向で、テーマ性もあり株価上昇の余地が大きい。
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28日  ROBOT PAYMENT(4374・東M)
1860円 3725円
(+100.3%)
2965円 108.4倍
(34.23倍)
3500円
(2200円)
中立
【分析コメント】EC黎明期からネット決済代行を手がける。請求業務用のクラウドサービスも。市場の拡大とともに業績が成長。ただ需給面の不安もあり、株価の上昇余地は限られそう。
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28日  デジタリフト(9244・東M)
1570円 2110円
(+34.4%)
1649円 22.1倍
(7.09倍)
2200円
(1400円)
強気
【分析コメント】フリークアウトHD傘下のネット広告代理店。中規模以上の顧客が中心で、小規模事業者の開拓にも注力。22年9月期の業績拡大を視野に入れれば株価は上昇余地あり。
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28日  リベロ(9245・東M)
1400円 1940円
(+38.6%)
1298円 31.0倍
(5.57倍)
1500円
(1000円)
弱気
【分析コメント】部屋探し・引越・ライフライン手配などをワンストップで提供する。不動産会社や法人向けのサービスが主力。業績は堅調も、類似企業に比べ公開価格が強気すぎた。
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29日  セーフィー(4375・東M)
2430円 3350円
(+37.9%)
3750円
(84.65倍)
5500円
(3000円)
買い
【分析コメント】監視カメラ映像システムの有力企業。大型上場ながら海外投資家の買いが旺盛で初値後の株価も堅調。短期的な需給軟化に要注意だが、今期は6割近い増収予想と高成長。
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29日  プロジェクトカンパニー(9246・東M)
2650円 3500円
(+32.1%)
4660円 92.3倍
(39.40倍)
5000円
(3200円)
強気
【分析コメント】DX推進の支援サービスを提供。企業のDX関連投資の増加に伴い業績を大きく伸ばしており、来期も好業績が期待できる。採用の強化でさらなる成長を目指す。
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30日  アスタリスク(6522・東M)
3300円 5760円
(+74.5%)
5450円 51.6倍
(16.92倍)
6500円
(3500円)
中立
【分析コメント】自動認識技術による物品管理システム。ファストリとの特許係争で知名度が高い。多様な分野で活躍が期待できるが、短期的には業績のブレが大きそう。今後の動向に注目。
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※データは10月5日時点。

アナリストのイチオシは、今期だけでなく来期も大幅な成長が
見込まれる「セーフィー」と「プロジェクトカンパニー」!

 ここからは、2021年9月に新規上場した14銘柄の中で、小林さんが特に注目している2銘柄を詳しく紹介していこう。

 まずは、唯一の「買い」推奨となったセーフィー(4375)だ。

 セーフィーは監視カメラ映像のクラウド録画・分析サービスを提供する企業。監視や防犯といった用途にとどまらず、生産性向上や業務改善のための導入が広がっている。有力なクラウドサービス企業と比べても、売上成長率の高さが際立つ。市場予想では来期も5割超の増収で、黒字転換を見込む。来期の業績はまだ株価に織り込みきっておらず、上昇の余地が大きい。

 続いて紹介するのは、プロジェクトカンパニー(9246)だ。

 プロジェクトカンパニーは、新規事業開発や事業変革の支援、SNS運用などのマーケティング支援、スマホアプリなどのユーザーテスト・改善提案が3本柱。一気通貫のサービスを強みとする。企業のDX推進が追い風。顧客数は増加傾向で継続的に入る売上の比率が大きく、安定した高成長が期待できそうだ。PERは高いが、類似企業と比べ割高感はない。

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 そのほか「岸田新政権でどうなる⁉【日本株】」「早く自由になりたい!【FIRE】入門」「【NISA(少額投資非課税制度)】の年末戦略」「景気減速の【中国】は売りか⁉ 日本の中国関連株は大丈夫?」「【早期退職】は得か損か」なども要チェック!

 さらに、別冊付録で「【老後の不安】解消BOOK」も付いてくる! ダイヤモンド・ザイでは、延べ7800人を対象に「老後のお金」に関するアンケートを実施。この別冊付録ではアンケートの結果を紹介するほか、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説する”老後不安への対処法”も掲載しているので、少しでも老後に不安を感じている人は参考にしてほしい。

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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