あ、いやいや。注意しなきゃいけないのは、原則としては1人につき1つの金融機関でしか口座を作れないんだよ!
あと、取扱い商品も金融機関によって違うから、要注意。分かりやすく言うと、銀行は投資信託は扱っているけど現物株式なんかは扱っていないから、証券会社より選択肢が狭くなるとか。
あら、そうなの? じゃあ結局年間100万円だけってことなのか~。だとしたらなおさらどの金融機関でNISA口座をつくるかが重要になってくるってことじゃん。
1人1口座が原則! じっくり検討して開こう!
後から金融機関の変更とか一応出来るようにはなるとか言われてるけど、どうなるかよく分からないし、どっちにしろ口座変更とか面倒だから、最初に慎重に選んだ方がいいかもね。あと、NISA口座で対象となる商品がまだ完全に明らかになってなくて、証券会社でも、それぞれの証券会社でも取扱い商品が異なるから、ラインナップが揃ってから比較検討してNISA口座開設の手続きをした方が良いよ。
そもそもスタートが来年2014年度からだから、まあ、NISA口座作るのは年末くらいに検討すれば十分でしょ。最悪、NISA口座作っちゃった後で、NISA口座での商品ラインナップが少なかったり、手数料の高い投資信託ばかりを並べる金融機関が出て来ないとも限らないからね。
なるほどね~。焦って一番先に来た誘いに乗っちゃうのは危険かもな。違う話で、俺もネットの動画配信サービスを、ラインアップされてるコンテンツを見ないで契約しちゃって、後で他のサービスの方が良かったって泣きを見た経験があるけど、それに似てるな。
まぁホントそんな感じよ。1人につき1つの金融機関でしかNISA口座を作れないっていうのと、新規顧客の囲い込みをしたいからだと思うけど、口座開設できるのは今年10月からだっていうのに、やたらと銀行とか証券会社が張り切ってNISA口座開設の申込み獲得を頑張ってるよね。バンバン広告とかやってるでしょ。
こういう「よーいドン」で限られたパイの奪い合いをする時って、どうしても「深い理解」を与えるより「広い認知」を取りに行ってしまうんだろうね。まぁ15秒や30秒のTVCMで説明できるもんじゃないんだろうけど、中身さっぴいて「いつ口座つくるの? 今でしょ!」って押されてもなぁっていう感じ。
口座を持ってる銀行やら某大手証券やらからもお手紙が来るし、ネット証券からも色々メールとか来るし(笑)。
某大手証券では、NISA口座申込みの告知を始めた頃には「対象となる商品は未定」で、決まってみたら外国株式等は対象外ってなってたりね。
そういう、業者の手に軽はずみに乗らないっていうのはビジネスの基本だな!(笑)
次回「NISA用の投資を考える!」に続く
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