会社名 | フィット |
市場・コード/業種 | 東証マザーズ・1436/建設業 |
上場日 | 3月11日 |
申込期間(BB期間) | 2月24日~3月1日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、SMBC日興証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
フィットのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月22日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 2月24日~3月1日 | |||||
公開価格決定 | 3月2日 | |||||
購入申込期間 | 3月4日~3月9日 | |||||
払込日 | 3月10日 | |||||
上場日 | 3月11日 |
フィットのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年2月24日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券(主幹事証券) [最短2日で口座開設可能] |
86.3% | |||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
4.6% | |||||
みずほ証券 | 4.6% | |||||
SMBCフレンド証券 | 0.9% | |||||
極東証券 | 0.9% | |||||
東洋証券 | 0.9% | |||||
日本アジア証券 | 0.9% | |||||
水戸証券 | 0.9% |
フィットのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 1750~1890円 | |||||
公募価格 | 1890円 | |||||
初値 | 1741円 | |||||
初値騰落率 | -7.88% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
1500~2500円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
フィットの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 427万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募107万株(オーバーアロットメントによる売出10万株) | |||||
想定公開規模 | 20.5億円~21.6億円(OA含む) |
フィットは住宅・太陽光関連のマザーズ案件
規格住宅や規格戸建賃貸住宅の販売及び太陽光発電施設の販売を手掛ける。四国地方を中心に事業展開し、住宅事業において規格住宅の主要な商品として「IETERRACE」「Solar Rich House」「FIT CELL」「FIT CELL Solarich」を、エナジー事業において「コンパクトソーラー発電所」を販売している。
公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きく、初値の伸びを抑える要因となる。また、事業内容もIPO人気が高まりやすいとは言いづらく、売上高の6割超を占めるエナジー事業では再生可能エネルギーを巡る政策変更の影響を受ける可能性がある。
公開規模については20億円強となる見込み。ただ、公開株式以外の市場流通株は少ないとみられる。また、3月は需給環境がタイトになりつつあるが、同日上場の企業はない。
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SBI証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
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フィットの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 1,748(―) | ▲ 55(―) | ▲ 34(―) | |||
2013/3 | 2,190(25.3%) | 123(―) | 74(―) | |||
2014/3 | 5,135(134.4%) | 625(407.5%) | 373(400.6%) | |||
2015/3 | 7,033(37.0%) | 1,091(74.6%) | 714(91.2%) | |||
2016/3予 | 8,500(20.9%) | 1,200(10.0%) | 780(9.2%) | |||
2015/12 3Q | 5,536(―%) | 1,040(―%) | 674(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:182.67円(上場時発行済株式数で試算)/-円 |
フィットの業績コメント
2016年3月期の業績は、売上高が前期比20.9%増の85億円、経常利益が同10.0%増の12億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の住宅業界においては、政府による消費税増税の反動減の緩和策として、住宅取得促進政策が施行され、引き続き緩やかな回復傾向にある。また、エナジー事業においては、前期に発生した電力会社による再生可能エネルギー発電設備の接続申込に対する回答保留や接続検討の期間が長引く等の影響は解消されている。
このような状況下、同社は「第2の住宅産業を創る」をテーマに業容の拡大に努め、引き続き関東エリアでの事業拡大を進めている。住宅事業では販売棟数は87棟、エナジー事業では販売数は167.25区画となった(いずれも2015年12月末時点)。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高55.3億円で65.1%、経常利益10.4億円で86.7%となっている。
フィットの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 徳島県徳島市川内町加賀須野1069番地23 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 鈴江 崇文(昭和48年12月8日生) | |||||
設立 | 平成21年4月1日 | |||||
資本金 | 4761万円(平成28年2月5日現在) | |||||
従業員数 | 63人(平成27年12月31日現在) | |||||
事業内容 | 規格住宅や規格戸建賃貸住宅の販売及び太陽光発電施設の販売 |
■売上高構成比率(2015/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
住宅事業 | 2,590 百万円 | 36.8% | ||||
エナジー事業 | 4,274 百万円 | 60.8% | ||||
報告セグメント計 | 6,865 百万円 | 97.6% | ||||
その他 | 168 百万円 | 2.4% | ||||
合計 | 7,033 百万円 | 100.0% |
■大株主上位3位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)エフピーライフ | 240万株 | 74.31% | |||
2 | 鈴江 崇文 | 64万株 | 19.82% | |||
3 | 尾﨑 昌宏 | 16万株 | 4.96% | |||
合計 | 320万株 | 99.09% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 社内管理システム及びフランチャイズ支援システムの開発投資、住宅事業及びエナジー事業における販売用不動産の仕入資金に充当予定。 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2013年12月30日 | ||||
割当先 | 鈴江 崇文、尾﨑 昌宏 | |||||
発行価格 | 44円※株式分割を考慮済み |
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フィットの銘柄紹介
徳島県など四国を中心に規格住宅や規格戸建賃貸住宅の建築請負(住宅事業)、太陽光発電施設の販売(エナジー事業)、その他不動産に関連する事業(その他の事業)を行っている。主な事業は次のとおり。
(1)住宅事業
徳島県など四国エリアを中心に、規格住宅や規格戸建賃貸住宅の建築請負(土地及び建物のセット販売)を行っている。また、「いえとち本舗フランチャイズ本部」として加盟店に対して、建築資材の共同購買システムを提供しているほか、同社が事業展開をしていく中で得られた経験をもとに土地・建物のセット販売の独自の事業ノウハウの提供を行っている。
コンパクトな規格住宅「IETERRACE(イエテラス)」、規格戸建賃貸住宅「FIT CELL(フィットセル)」、及び太陽光発電設備を搭載した規格住宅「Solar Rich House(ソーラーリッチハウス)」、規格戸建賃貸住宅「FIT CELL Solarich(フィットセルソラリッチ)」を販売している。
同社商品の特徴でもある「規格化」とは、「熟練の職人に頼らなくても、標準的に良い家が建てられる」ということを意味している。同社は設計から施工まで品質に徹底的にこだわり、長く安心して暮らせる家づくりを目指しているが、同時に「規格化」の採用により、顧客に低価格で商品を提供している。
いえとち本舗フランチャイズ本部は、「日本の高すぎる家をもっと安く!そして、大変な家探しをもっと楽に!」をコンセプトに、「いえとち本舗」1カ所で土地も建物も選べて、かつ相談もできる仕組みを顧客に提供している。
いえとち本舗フランチャイズ本部では、フランチャイズ加盟店に対して独自の事業ノウハウや建築資材の共同購買システムの提供をしている。一方、フランチャイズ加盟店を運営する会社は「いえとち本舗」の統一ブランド・統一イメージのもと、その地域のコンパクト住宅市場で最有力企業を目指して活動している。このような加盟店が2015年12月31日時点で全国に27店舗(22社)ある。
(2)エナジー事業
2012年10月より、主に個人向け(投資家や会社員等)の投資商品として「コンパクトソーラー発電所(小型太陽光発電施設)」の販売を行っている。また、自社でもメガソーラー(大型太陽光発電施設)やコンパクトソーラー発電所を保有する。発電所の設置にあたっては、独自の不動産情報ネットワークを活用し、企業や個人の遊休地を安価な賃料で借り上げている。
また、エナジー事業に関連する顧客への一つの窓口として、「投資の窓口」のフランチャイズ展開を行っている。同社は、「投資の窓口」に加盟する企業等に対し、ソーラーパネル等の材料の販売や、研修会を通じた情報の提供等を行っている。また、このような加盟店が2015年12月31日時点で全国に19店舗(19社)ある。
(3)その他の事業
その他の事業として不動産賃貸管理業務やサブリース業務を行っている。賃貸住宅経営は、手間がかかり専門知識も必要になる。そのため不動産賃貸管理業務として、戸建賃貸物件等の所有者(不動産オーナー)から賃貸管理を受託している。また、サブリース業務は、不動産オーナーから不動産物件を借り上げ、同社が貸主となって入居者に対し賃貸を行っている。
フィットの投資のポイント
公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きく、初値の伸びを抑える要因となる。2015年にマザーズへ上場した公開規模20億円~30億円の案件では、日本郵政グループ上場後のIPO人気に乗りインベスターズクラウド<1435>が公開価格比+93.3%の初値となったものの、日本スキー場開発<6040>は同+9.9%、リンクバル<6046>は同+27.9%とマザーズ平均を大きく下回る。また、事業内容もIPO人気が高まりやすいとは言いづらく、売上高の6割超を占めるエナジー事業では、グリーン投資減税の変更や廃止が見込まれているほか、再生可能エネルギーを巡る政策変更の影響を受ける可能性がある。
同社は、本社がある徳島県を含む四国地方を中心に事業展開する。住宅事業において規格住宅の主要な商品として「IETERRACE(イエテラス)」「Solar Rich House(ソーラーリッチハウス)」「FIT CELL(フィットセル)」「FIT CELL Solarich(フィットセルソラリッチ)」を、エナジー事業において「コンパクトソーラー発電所(小型太陽光発電施設)」を販売している。
業績面について、2016年3月期は売上高が前期比20.9%増の85億円、経常利益が同10.0%増の12億円と増収増益の見通しとなっている。直近数期は業績の伸びが継続しており、今期第3四半期までの進捗も順調と言える。想定仮条件水準の今期予想PERは9~10倍程度で、建設・不動産関連銘柄としては妥当な水準だろう。
公開規模については20億円強となる見込み。ただ、鈴江社長とその関連会社が発行済株式の大半を保有しており、ベンチャーキャピタル保有株がないため、公開株式以外の市場流通株は少ないとみられる。また、3月の新規上場企業が18社まで増え、需給環境がタイトになりつつあるが、3/11は同日上場の企業がない。
◆「フィット」IPOに申し込める おすすめ証券会社◆ | ||||||
SBI証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |