クレジットカード活用術
2018年8月10日公開(2018年10月29日更新)
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菊地祟仁

「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」を
使ったほうが確実に得をする“損益分岐点”が判明!
楽天市場での利用額次第で「楽天カード」よりお得!

 2016年9月1日に「楽天カード」のラインアップに新しいクレジットカードが追加されました。その名も「楽天ゴールドカード」です。

楽天ゴールドカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天ゴールドカード(JCB)の詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 2000円
家族カード(税抜) あり(年500円)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
楽天ゴールドカード公式サイトはこちら
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 もともと「楽天カード」には年会費1万円(税抜)の「楽天プレミアムカード」という「ゴールドカード」レベルのカードが存在していました。

楽天プレミアムカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天トラベル利用時は還元率3.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天トラベル、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+2~3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天プレミアムカード(JCB)の詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 1万円
家族カード(税抜) あり(年5000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
関連記事 ◆「プライオリティ・パス」をもっとも安く入手できるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」か?空港ラウンジを無制限で利用できるお得なカード比較

◆「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる!
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 今回発表された「楽天ゴールドカード」は、「楽天プレミアムカード」や「楽天カード」とどう違うのか、どんな人に向いているのかを解説したいと思います。

「楽天カード」から「楽天ゴールドカード」となることで
年会費が2000円となるとともに、2つの特典が増えた!

 「楽天ゴールドカード」の年会費は2000円(税抜)で、国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選択可能です。

 では、年会費無料の「楽天カード」とは違い、年会費2000円(税抜)で「楽天ゴールドカード」に追加された特典は何でしょうか?

楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
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発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
関連記事 ◆[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定!2018年版、クレジットカードのおすすめはコレ!(最優秀メインカード&最優秀年会費無料カード部門)

◆定番中の定番「楽天カード」の実力を改めて検証!「楽天Edy」や「Rポイントカード」との併用、キャンペーンの活用でますますお得に使える!
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 1つ目は「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の2018年3月のリニューアル後、楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」のほうが2%分も多くポイントが貯まるようになった点です。2016年9月の「楽天ゴールドカード」誕生時は、「SPU」によるポイントアップは「楽天カード」が+3%、「楽天ゴールドカード」が+4%と、その差は1%でした。しかし、2018年3月の「SPU」リニューアルによって、「楽天カード」は+2%に減ったものの、「楽天ゴールドカード」は+4%のままなので、その差は2%に拡大し、楽天市場や楽天ブックスの利用者にとっては、従来よりもさらに「楽天ゴールドカード」のお得度が上がったのです。

 つまり、「SPU」では楽天市場や楽天ブックスで「楽天ゴールドカード」を利用すると、楽天市場利用時の1%分のポイント、楽天ゴールドカード」決済による2%分のポイント、さらにボーナスポイントとして2%分の合計5%のポイントを獲得できるようになっています(ボーナスポイントは有効期限がポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)。例えば、楽天ゴールドカード」を使って楽天市場で1カ月に1万円の買い物をした場合、1カ月に合計500円分のポイントを獲得できるということです。

 2つ目の追加された特典は、楽天ゴールドカード」なら国内の主要な28空港のクレジットカードラウンジを利用できる特典です。国内28空港に加え、ハワイ・ホノルル空港と韓国・仁川空港の2つの海外の空港ラウンジが利用可能です。2018年9月からはこれらの空港ラウンジを無料で利用できる回数が「無制限」⇒「年2回」に改悪となってしまいますが、利用頻度を考えれば「年2回では足りない」という人は少数派ではないでしょうか。

 では、「楽天ゴールドカード」の「楽天カード」にはない2つの特典が、年会費2000円(税抜)で手に入るというのが実際にお得なのかどうかを検証していきましょう。

年会費2000円の「楽天ゴールドカード」にすることで
楽天市場での還元率が「楽天カード」より2%高くなるので
楽天市場での年間利用額が12万円以上なら「楽天ゴールドカード」が得!

 まずは、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の+2%のポイントについて考えてみます。

 先ほど、楽天市場で1カ月に1万円の買い物をした場合、1カ月に合計500円分のポイントを獲得できると書きました。しかし、年会費無料の「楽天カード」でも3%のポイント、つまり300円分のポイントを獲得できます。

 この場合、年会費2000円を追加して月に200円分のポイントアップと考えることができます。1年間で考えると2400円分(200円分×12カ月)のポイントを多く獲得できることになります。「楽天ゴールドカード」の年会費は消費税8%の場合は2160円(税込)ですから、楽天市場や楽天ブックスで毎月1万円=年間12万円を利用する人なら、年会費を支払ってでも「楽天カード」ではなく「楽天ゴールドカード」を使ったほうが年間240円は得をする、ということです。

 これは、楽天市場で1カ月に1万円の買い物をするという条件なので、それ未満の場合はマイナスになる可能性もあるので注意してください。逆に考えると、楽天市場で毎月2万円、3万円、もしくはそれ以上の買い物をする場合は2000円(税抜)の年会費を払ったとしても「楽天ゴールドカード」のほうが大幅にプラスになるということです。

楽天ゴールドカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カード(JCB)の詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 2000円
家族カード(税抜) あり(年500円)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
楽天ゴールドカード公式サイトはこちら
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「楽天ゴールドカード」で利用できる空港ラウンジは
国内28空港+海外2空港で、ゴールドカードの中でも充実!

 次に、空港ラウンジの利用について考えてみましょう。正直、クレジットカードで利用できる国内線のラウンジはそれほど魅力的ではありません。多くのカードラウンジは、手荷物検査前にあるため、搭乗までくつろぐということができないからです。ただし、羽田空港国内線のように、手荷物検査後にあるラウンジを利用できる場合もありますので、このような場合はカードラウンジを利用しましょう。

 このカードラウンジを使えるクレジットカードは、基本的にゴールドカード以上のクレジットカードになります。ゴールドカードというと、年会費が1万円程度のものが多いですが、今回の「楽天ゴールドカード」の年会費は2000円(税抜)なので、お得な感じがしますね。

 しかし、実は年会費が実質無料で空港ラウンジを使えるカードがあります。それは「エポスゴールドカード」です。「エポスカード」を年間50万円以上利用すると、年会費が無料で保有できるようになります(インビテーションが届きます)。

エポスゴールドカード
還元率 0.5~10%
(通常時にマルイで提示して現金で支払うと還元率0.5%、クレジット利用で還元率1.0%。年4回の「マルコとマルオの7日間」開催時は還元率10%。一般店舗では還元率0.5%

 エポスゴールドカード

発行元 エポスカード
国際ブランド VISA
年会費(税抜) 5000円
(ただし、インビテーションを受け取った場合は永年無料。また、年50万円以上の利用で次年度以降永年無料
家族カード
ポイント付与対象の
電子マネー
モバイルSuica、ICOCA、
楽天Edy
関連記事 ◆「エポスカード」はマルイ以外でもメリットあり!年会費無料+高還元の「エポスゴールド」、高還元+サービス充実の「エポスプラチナ」も魅力!

◆[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定!2018年版、クレジットカードのおすすめはコレ!(最優秀ゴールドカード部門)
エポスゴールドカード公式サイトはこちら

 空港ラウンジだけを考えると、「エポスゴールドカード」を保有していたほうがいいわけですが、実は使える空港ラウンジはカードによって異なります。

 では、「楽天ゴールドカード」と「エポスゴールドカード」で利用できる空港ラウンジを比較してみましょう。

■「楽天ゴールドカード」と「エポスゴールドカード」、
 それぞれのカードで利用可能な空港ラウンジの違いは?
  楽天ゴールドカード
⇒詳細はこちら
エポスゴールドカード
⇒詳細はこちら
国内空港 新千歳空港
函館空港
青森空港 ×
秋田空港 ×
仙台空港
新潟空港 ×
富山空港 ×
小松空港
中部国際空港
成田空港
羽田空港
関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
岡山空港 ×
広島空港
米子空港 ×
山口宇部空港 ×
高松空港 ×
松山空港
徳島空港 ×
福岡空港
北九州空港
大分空港
長崎空港
熊本空港
鹿児島空港
那覇空港
 合計 28 19
海外空港 ハワイ・ホノルル空港
韓国・仁川空港
 合計 2 2

 「楽天ゴールドカード」のほうは国内の28空港、一方「エポスゴールドカード」のほうは19空港と、9つの違いがあります。

 羽田空港や成田空港、関西国際空港などの大きな空港で違いはありませんが、地方空港の対応が異なります。地方空港はあまり使わないという方もいるかもしれませんが、たまたま旅行で青森に行った、出張で米子空港を使うことになった、という場合もありますので、やはり対応空港は多いほうが良いですね。

 ただし、先ほども書いたとおり、2018年9月以降は「楽天ゴールドカード」で空港ラウンジを無料で利用できるのが「無制限」⇒「年2回」に制限されてしまうので注意しましょう。

楽天ゴールドカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カード(JCB)の詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 2000円
家族カード(税抜) あり(年500円)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
楽天ゴールドカード公式サイトはこちら
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「楽天ゴールドカード」の海外旅行保険は「楽天カード」と同じ。
付帯サービス重視なら「楽天プレミアムカード」のほうがお得!

 「楽天ゴールドカード」は、「SPU」と空港ラウンジ以外の追加特典はあるのでしょうか? 旅行保険について調べてみると「楽天カード」と同レベル。国内旅行傷害保険は付帯せず、海外旅行傷害保険は「楽天プレミアムカード」のほうが補償は手厚いです。

■「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」の付帯保険を比較!
    楽天ゴールドカード
(楽天カードと同じ)
楽天プレミアムカード
国内旅行
傷害保険
障害死亡保険金 5000万円
障害後遺障害保険金 最高5000万円
傷害入院保険金 日額5000円
傷害通院保険金 日額3000円
海外旅行
傷害保険
死亡保険金 最高2000万円 最高5000万円
後遺障害保険金 最高2000万円 最高5000万円
傷害治療保険金 最高200万円 最高300万円
疾病治療保険金 最高200万円 最高300万円
賠償責任保険金 最高2000万円 最高3000万円
携行品損害保険金 最高20万円(年間) 最高50万円(年間)
救援者費用保険金 最高200万円 最高200万円

 また、「楽天プレミアムカード」の場合、世界800カ所以上の空港のラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」ももらえるなど、年会費の8000円(税抜)の違いはこの辺りに現れてきます。

楽天プレミアムカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+2~3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カード(JCB)の詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 1万円
家族カード(税抜) あり(年5000円)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
関連記事 ◆「プライオリティ・パス」をもっとも安く入手できるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」か?空港ラウンジを無制限で利用できるお得なカード比較

◆「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる!
楽天プレミアムカード公式サイトはこちら

 ポイントプログラムも、「楽天プレミアムカード」の場合は、誕生日月にはさらに楽天市場での買い物が+1%、選べるサービスで「楽天市場コース」を選択すると、毎週火曜日・木曜日は1%増量と、誕生日月+楽天市場コースの利用で7%還元になるので、「楽天ゴールドカード」よりもとても有利な条件ですね。

■「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の
 3枚のカードの特典を比較!
  楽天カード 楽天ゴールド
カード
楽天プレミアム
カード
年会費(税抜) 永年無料 2000円 1万円
SPU
(スーパー
 ポイントアップ
 プログラム)
3% 5% 5%
誕生月 +1%
楽天市場コース
(毎週火・木)
+1%
空港ラウンジ
プライオリ
ティ・パス
国内旅行
傷害保険
海外旅行
傷害保険

楽天市場で月1万円=年間12万円以上を利用するなら
「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」のほうが得!

 今回、新たに登場した「楽天ゴールドカード」は、「SPU」の+2%、空港ラウンジが利用可能という2つの特典が年会費2000円(税抜)で追加されたわけですが、最初は正直「微妙かな」という気持ちもしていました。

 しかし、このように実際に計算してみると、楽天市場や楽天ブックスで毎月1万円(年間12万円)程度の買い物をする人にとっては「楽天カード」よりも「楽天ゴールドカード」のほうがお得なクレジットカードと言えます。そして、楽天市場をそのくらい利用している人はとても多いのではないでしょうか?

 現在、「楽天カード」を利用している場合は、楽天市場での年間利用額を計算してみてください。実は、年会費を払ってでも「楽天ゴールドカード」にしたほうがお得になる可能性が非常に高いかもしれませんよ。

「クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018」メインカード部門&年会費無料カード部門をW受賞!
楽天ゴールドカード
還元率 1.0~5.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
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国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費(税抜) 2000円
家族カード(税抜) あり(年500円)
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◆楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
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発行元  楽天カード
国際ブランド  VISA、Master、JCB
年会費  永年無料
家族カード  あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
 電子マネー
 楽天Edy(還元率0.5%)
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還元率 年会費
(税抜)
ブランド 電子マネー対応
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フェイス
 楽天カード
1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
楽天Edy
(楽天Edyへの
チャージ分は
還元率0.5%)
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