
国際線の空港ラウンジを紹介する記事を執筆しているときに、これまで、「プライオリティ・パス」に特化した記事を書いていなかったことに気が付いた。
そこで今回は、この「プライオリティ・パス」について詳しく解説することにしよう。
(※関連記事はこちら!⇒「プライオリティ・パス」をもっとも安く入手できるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」か?空港ラウンジを無制限で利用できるお得なカード比較)
≫プライオリティ・パスとは?
≫プライオリティ・パスの年会費を解説!
≫会員資格が付帯するクレジットカードもある!
≫お得にプライオリティ・パスを使えるカードは?
≫プライオリティ・パスの使い方を解説!
≫プライオリティ・パスはアプリでも使える!
「プライオリティ・パス」を保有すれば、
世界1000カ所以上の空港ラウンジを利用できる!
「プライオリティ・パス」とは、国際線の空港ラウンジを利用できる会員制度のこと。この「プライオリティ・パス」を保有すれば、世界130カ国500都市、1200カ所以上のラウンジを利用できる(2019年1月8日時点)。

「プライオリティ・パス」を保有していなくても、例えば、ANAの上級会員であれば、スターアライアンスの空港ラウンジを利用できる。しかし、基本的にスターアライアンス以外の空港ラウンジは利用できない。
一方、「プライオリティ・パス」を保有すれば、航空会社や搭乗クラスに関係なく、自由に空港ラウンジを利用できる。対象の空港ラウンジで無料の軽食をとったり、シャワーを使用できたり(設置していない空港ラウンジもある)と、搭乗の時間までくつろげるのがメリットだ。もちろん、無料Wi-Fiや電源確保もできるため、ビジネスマンにとっても便利だろう。
「プライオリティ・パス」の会員プランの
年会費を比較して、損益分岐点を検証!
「プライオリティ・パス」には、「スタンダード」「スタンダード・プラス」「プレステージ」の3つの会員プランがある。それぞれの年会費は、「スタンダード」が99米ドル、「スタンダード・プラス」が249米ドル、「プレステージ」が429米ドルとなっている。それぞれの会員プランで何が違うのかというと、空港ラウンジの利用料金だ。
「プライオリティ・パス」のスタンダード会員が空港ラウンジを利用する場合、年会費とは別に、1回32米ドルの料金が発生する。また、スタンダード・プラス会員は年10回まで無料で、それ以降は1回32米ドル。そして、最上級会員のプレステージ会員は、年に何回使っても無料となっている。ただし、同伴者については、どのプランでも有料となる。
「プライオリティ・パス」の年会費や利用料金をまとめると、下記の通り。
■「プライオリティ・パス」の年会費と利用料金 | |||
スダンダード | スダンダード・プラス | プレステージ | |
年会費 | 99米ドル | 249米ドル | 429米ドル |
会員 | 1回ごとに32米ドル | 10回まで無料、 それ以降は1回ごとに32米ドル |
何回でも無料 |
同伴者 | 1回、1名ごとに32米ドル |
そして、それぞれの会員の損得分岐点をまとめたのが、下記の図表。空港ラウンジを年6回以下しか利用しないのであれば、スタンダード会員で十分だ。年7~14回までならスダンダード・プラス会員、年15回以上ならプレステージ会員がもっともお得になる。「プライオリティ・パス」に入会する際の参考にしてほしい。
「プライオリティ・パス」に直接入会するよりも、
会員資格が付帯するクレジットカードを保有したほうがお得な場合も!
この「プライオリティ・パス」は、クレジットカードの特典として付帯していることもある。
実際に、プラチナカードのインビテーションやガイドを見てみると、「プライオリティ・パスが付帯します」という文言を見かけることが多いだろう。基本的に、プラチナカードに付帯する「プライオリティ・パス」は、最上位のプレステージ会員となる。したがって、「プライオリティ・パス」が付帯するプラチナカードを保有している人なら、対象の空港ラウンジを何度利用しても、利用料は無料というわけだ。
また、プラチナカード以外のクレジットカードにも、「プライオリティ・パス」が付帯している場合がある。例えば、「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」は、スタンダード会員の「プライオリティ・パス」が付帯している。さらに、年2回までは、アメックス側が空港ラウンジの利用料金を負担してくれるという、お得な特典まで付いてくる。
(※関連記事はこちら!⇒アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!?日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?)
◆「アメリカン・エキスプレス」の入門カードに最適なのはコレ! ■アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※年3300円(税込)の「メンバーシップ・リワード・プラス」加入、ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 3万1900円 | |
家族カード(税込) | あり(1人目は年会費無料、2人目以降は年会費1万3200円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは? ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(アメックス・ゴールドの解説へ) |
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カード会社によっては、空港ラウンジの同伴者料金が2000円と通常よりも安かったり、何名分か無料になったりするクレジットカードもあるので、事前にそれぞれの特典内容を確認するのがおすすめだ。
「楽天プレミアムカード」は年会費1万円なのに、
「プライオリティ・パス」のプレステージ会員が付帯してお得!
では、「プライオリティ・パス」をもっともお得に利用できるクレジットカードはどれだろうか。
現在、プレステージ会員の「プライオリティ・パス」が付帯するクレジットカードとしては、年会費1万円(税抜)の「楽天プレミアムカード」が最安値だろう。通常なら、プレステージ会員の「プライオリティ・パス」は年会費429米ドル(1米ドル110円換算で4万7190円)なので、「楽天プレミアムカード」を保有したほうが圧倒的にお得だ。
(※関連記事はこちら!⇒「プライオリティ・パス」をもっとも安く入手できるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」か?空港ラウンジを無制限で利用できるお得なカード比較)
■楽天プレミアムカード | ||
還元率 | 1.0~5.0% (通常時は還元率1.0%、楽天トラベル利用時は還元率3.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天トラベル、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+2~3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費(税込) | 1万1000円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費5500円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
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◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! ◆「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる! ◆「プライオリティ・パス」をもっともお得に使えるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」だ!空港ラウンジの使い方や同伴者の利用料金も解説! |
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楽天プレミアムカードへの新規入会&利用で ポイントがもらえるキャンペーンを実施中! |
また、年間利用額200万円以上の場合に、次年度の年会費が1万円(税抜)になる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」も、プレステージ会員の「プライオリティ・パス」が付帯する。ちなみに、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、「ビジネス」と付いているが、普通のサラリーマンでも申し込めるクレジットカードとなっている。
(※関連記事はこちら!⇒法人クレジットカード(法人カード)を保有するならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめ!コンシェルジュを秘書代わりに使えばメリット大!)
■セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ||
還元率 |
0.5~1.75% ※年会費無料(2023年5月以降は税込5500円)の「SAISON MILE CLUB」に加入してJALマイルを貯めた場合は、マイル還元率1.5%+ポイント還元率0.25%。1マイル=1.5円換算。 |
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発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 2万2000円(年間200万円以上の利用で翌年は1万1000円に) | |
家族カード(税込) | あり(名称は「追加カード」で年会費3300円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
関連記事 | ◆法人クレジットカード(法人カード)を保有するなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスがおすすめ!コンシェルジュを秘書代わりに使えばメリット大! ◆年会費2万円で持てる、お得なプラチナカードは?プラチナカードの年会費と付帯サービスを比較して、コスパ最強の「おすすめプラチナカード」を紹介! |
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また、「楽天プレミアムカード」の場合は、同伴者の利用料金が3000円(税抜)、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の場合は、同伴者の利用料金が2000円(税抜)なので、同伴者が多いなら、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を保有したほうがお得だ。ただし、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年間利用額が200万円未満の場合、次年度の年会費が2万円(税抜)になるので注意しよう。
このように、年会費99米ドル(=1米ドル110円換算で1万890円)のスタンダード会員に入会するよりも、プレステージ会員が付帯する「楽天プレミアムカード」や「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」のほうがお得なので、「プライオリティ・パス」が欲しいなら、これらのクレジットカードに申し込んだほうがいいだろう。
国際線の空港ラウンジで、
「プライオリティ・パス」を使う方法を解説!
次に、クレジットカードに付帯する「プライオリティ・パス」の利用方法を解説しよう。
「プライオリティ・パス」で入場できる空港ラウンジには、「プライオリティ・パス」のロゴが掲示されている。また、利用できるかどうかは、「プライオリティ・パス」のアプリでも確認可能だ。
そして、対象の空港ラウンジの受付で、「プライオリティ・パス」と当日の航空券を提示して、利用人数を伝える。利用料金が発生する場合は、カード会社が決めている1人あたりの利用料金が、クレジットカードから引き落とされる。
なお、空港ラウンジによっては、子供の利用については無料になるケースもあるので、「プライオリティ・パス」のアプリで年齢制限などを確認しておくといい。
また、カード会社によっては、「同伴者○名まで無料」という特典が付帯する場合もある。つまり、同伴者分の料金は、そのカード会社が負担してくれるというわけだ。例えば、「楽天ブラックカード」は、同伴者2名まで無料だが、この2名分の料金は「楽天カード」が支払ってくれることになる。
(※関連記事はこちら!⇒楽天カードの最上位「楽天ブラックカード」入手!あまり知られていない「楽天ブラックカード」のお得すぎる驚異的なサービス内容を一挙公開!)
「プライオリティ・パス」のスマホ用アプリで
デジタル会員証を使えば、カードの持ち歩きが不要に!
「プライオリティ・パス」のデメリットは、クレジットカードとは別に、「プライオリティ・パス」のカードを持ち歩く必要があることだ。旅行中、持ち歩くカードはできるだけ減らしたいなどと考えていると、うっかり家に忘れてしまう可能性がある。
そんなときに便利なのが、デジタル会員証だ。スマートフォンに「プライオリティ・パス」のアプリをインストールすると、カード代わりのQRコードをスマホに表示できるようになる。ただし、すべての空港ラウンジでデジタル会員証が使えるわけではないので気をつけよう。
また、「プライオリティ・パス」の入手方法によって、デジタル会員証の利用可否が異なる。例えば、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」などに付帯する「プライオリティ・パス」ならデジタル会員証を利用できるが、それ以外のクレジットカードは、デジタル会員証が利用できない場合も多い。
◆インビテーション不要で申し込みが可能! ■アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 14万3000円 | |
家族カード(税込) | あり(4人目まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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関連記事 | ◆「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は“年会費14万3000円”を支払う程の価値があるのか?付帯特典や保険、還元率などのメリットを徹底検証! ◆アメックスおすすめカード解説「プラチナ・カード編」アメックス・プラチナの“年会費以上に得する”ホテルやレストラン、旅行先で利用できる付帯特典を解説! ◆「アメックス・プラチナ」は、招待不要で申し込める最強のプラチナカード! 年会費14万3000円と高額だが、空港やホテル、コンシェルジュのサービスはピカイチ |
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■ダイナースクラブカード | ||
還元率 | 0.4~1.5% (※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税込) | 2万4200円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6600円) | |
家族カード(税込) | あり(年会費5500円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
関連記事 | ◆「ダイナースクラブカード」のメリット・デメリットをわかりやすく解説! 年会費以上に得をする特典や手厚い旅行保険など“日本初のカード”の実力を検証! ◆【ダイナースクラブカードおすすめ比較(2022年版)】ダイナースクラブカードの15種類のメリットや特典、年会費を比較して、おすすめのカードを詳しく紹介! |
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デジタル会員証は、iPhoneのWALLETアプリに追加しておけば、その都度、「プライオリティ・パス」のアプリを起動しなくても表示できるので、iPhoneユーザーはこれを活用してほしい。
「プライオリティ・パス」は、単純に飛行機で往復するだけなら、それほど必要ないかもしれないが、乗り継ぎなどで待ち時間が長い場合は非常に便利だ。そして、自分で年会費を払って「プライオリティ・パス」に入会するよりも、「プライオリティ・パス」が付帯するクレジットカードを保有したほうがお得であることを覚えておこう。
以上、今回は、国際線の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」について解説した。
■「プライオリティ・パス」と同様のサービスである「ラウンジ・キー」を解説した記事はコチラ!
⇒「ラウンジ・キー」と「プライオリティ・パス」の違いは?「Orico Card THE PLATINUM」に付帯の「ラウンジ・キー」の申し込み方法や使い方も解説!
■楽天プレミアムカード | ||
還元率 | 1.0~5.0% (通常時は還元率1.0%、楽天トラベル利用時は還元率3.0%、楽天市場・楽天ブックス利用時は還元率5.0%に。なお、楽天トラベル、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+2~3%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント) |
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発行元 | 楽天カード | |
国際ブランド | VISA、Master、JCB、AMEX | |
年会費(税込) | 1万1000円 | |
家族カード(税込) | あり(年会費5500円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
楽天Edy(還元率0.5%) | |
関連記事 |
◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! ◆「楽天プレミアムカード」は付帯サービス充実でコストパフォーマンス抜群のゴールドカード!「プライオリティ・バス」が最安でゲットできる! ◆「プライオリティ・パス」をもっともお得に使えるクレジットカードは「楽天プレミアムカード」だ!空港ラウンジの使い方や同伴者の利用料金も解説! |
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楽天プレミアムカードへの新規入会&利用で ポイントがもらえるキャンペーンを実施中! |
■セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ||
還元率 |
0.5~1.75% ※年会費無料(2023年5月以降は税込5500円)の「SAISON MILE CLUB」に加入してJALマイルを貯めた場合は、マイル還元率1.5%+ポイント還元率0.25%。1マイル=1.5円換算。 |
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発行元 | クレディセゾン | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 2万2000円(年間200万円以上の利用で翌年は1万1000円に) | |
家族カード(税込) | あり(名称は「追加カード」で年会費3300円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
モバイルSuica、ICOCA | |
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◆インビテーション不要で申し込みが可能! ■アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税込) | 14万3000円 | |
家族カード(税込) | あり(4人目まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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■ダイナースクラブカード | ||
還元率 | 0.4~1.5% (※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税込) | 2万4200円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6600円) | |
家族カード(税込) | あり(年会費5500円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
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※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
【2023年3月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~5.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 2021年2月に申し込み受付が始まった「三井住友カード」の新しいクレジットカードで、券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと、還元率5%に大幅アップ(※)するので、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどを日常的に利用する人におすすめ! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短翌日発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大5%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率5%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード |
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1.875% (※1) |
4万9500円 | AMEX | - |
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【Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードのおすすめポイント】 2022年2月24日に誕生した「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)」の後継カード。SPGアメックスと同じく、通常100円につき3ポイントが貯まり、「6万ポイント⇒2万5000マイル」の高い交換レート(=還元率1.875%!)でANAやJALなどの航空会社40社以上のマイルに移行可能! しかも、ポイントの有効期限は「最後にポイントが増減した日から2年間」なので“実質”無期限でマイルを貯められるのも大きなメリット。また、世界的ホテルグループ「マリオット・インターナショナル」との提携カードなので、カードを保有するだけで上級会員資格「ゴールドエリート」が手に入り、客室のアップグレードや14時までのレイトチェックアウトなどの特典が利用できる。さらに、年間150万円以上を利用したうえでカードを更新すると、シェラトンやウェスティンなどの同グループのホテルに2名まで無料で1泊できる「無料宿泊特典」(※2)がもらえるほか、年間400万円以上を利用するとワンランク上の会員資格「プラチナエリート」が手に入り、最大でスイートまでの客室アップグレード、朝食無料サービスなどの豪華特典が利用可能に! 家族カード1枚は年会費が無料(2枚目以降は年会費2万4750円・税込)になり、夫婦や家族でポイントが貯めやすくなっている。 ※1 6万ポイントを一度にマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。※2 交換レートで5万ポイントまでのホテルに宿泊可能。追加で最大1万5000ポイントを支払って、6万5000ポイントまでのホテルに宿泊することも可能。 |
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【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(マイル系カード&プラチナカード部門) ◆「Marriott Bonvoyアメックス」のメリットを解説!「SPGアメックス」の後継の「プレミアム」なら、年400万円の利用で「プラチナエリート」資格を獲得できる! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!(Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム編) |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~5.5% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料の高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)通常還元率は1%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のAmazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、「ポイントップ登録(無料)」をすれば「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%に! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% | 初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※1) |
AMEX | Suica |
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【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※2)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※2 2022年10月31日までの利用分が対象で、2022年11月1日以降の還元率は未定。 |
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【関連記事】 ◆「セゾンパール・アメックス・カード Digital」は、QUICPayで2%還元と超お得! 最短5分で発行できる「SAISON CARD Digital」の申し込み方法も解説! ◆還元率が高い、おすすめのクレジットカードを紹介!クイックペイを利用すれば還元率2%になる「セゾンパール」など、年会費が実質無料で注目の3枚をチェック |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~5.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD |
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【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなどで「Visaのタッチ決済」または「Mastercardコンタクトレス」で支払うと還元率5%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗では還元率5.0%とならない場合あり。また、一部店舗および一定金額を超える支払いでは「Visaのタッチ決済」および「Mastercardコンタクトレス」が利用不可の場合あり。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで5%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
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【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! さらに、スマホ決済の「au PAY」へのチャージでも1.0%分のポイントが貯まり、「au PAY(コード払い)」の利用時に0.5%分のポイントが貯まるので、合計還元率1.5%でPontaポイントを2重取りできる! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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