リコーリースは、2022年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2021年5月7日の15時に発表した。これにより、リコーリースの配当利回り(予想)は2.69%⇒3.26%にアップし、”22期連続増配”の見通しとなった。
リコーリースは、リースおよびリース関連のファイナンスサービスを提供している、リコーグループのリース会社。拡大画像表示
リコーリースが発表した2021年3月期の決算短信によると、2022年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「55円」、期末配当(3月)が「60円」、合計の年間配当額は「1株あたり115円」となっている。
リコーリースの2021年3月期の配当は「1株あたり100円」だったので、前期比で「15円」の増配となる。なお、2021年3月期の配当についても、予想配当の「1株あたり95円」から「1株あたり100円」に増配されている。今回の一連の増配発表によって、リコーリースの配当利回り(予想)は2.69%⇒3.26%にアップすることとなった。
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リコーリースは「中長期的に安定した株主還元」を基本方針としており、中期経営計画の最終年度(2023年3月期)には「配当性向30%」とすることを目指しているとのこと。また、リコーリースの2022年3月期の業績予想は、前期比で「減収・増益」となっていることから、増益予想を背景に、今回の「増配」が決まった形だ。
リコーリースの過去22期の配当の推移は?
| ■リコーリース(8566)の過去22期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 1999/3 | 12.5円 | 2011/3 | 39円 | |
| 2000/3 | 12.5円 | 2012/3 | 41円 | |
| 2001/3 | 17.5円 | 2013/3 | 43円 | |
| 2002/3 | 20円 | 2014/3 | 45円 | |
| 2003/3 | 21円 | 2015/3 | 50円 | |
| 2004/3 | 22円 | 2016/3 | 55円 | |
| 2005/3 | 24円 | 2017/3 | 60円 | |
| 2006/3 | 28円 | 2018/3 | 70円 | |
| 2007/3 | 31円 | 2019/3 | 80円 | |
| 2008/3 | 35円 | 2020/3 | 90円 | |
| 2009/3 | 36円 | 2021/3 | 100円 | |
| 2010/3 | 38円 | 2022/3 | 115円 (予想) |
|
リコーリースは、2001年3月期以降、連続増配を継続しており、2022年3月期の配当予想「1株あたり115円」が予想通りに実施されれば、”22連続増配”を達成することになる。なお、2021年3月期に達成した連続増配期間「21期」という記録は、上場企業の中で5位にランクインする記録となっている。ちなみに、リコーリースの決算資料等では、「2000年3月期の株式分割による実質増配」も含めて「27期連続増配を予想」としている。
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また、リコーリースの配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2000年3月期から2022年3月期までの22年間で、リコーリースの年間配当額は「1株あたり12.5円」から「1株あたり115円」まで、9.2倍に増加している。
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配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、リコーリースの株価は2000年3月の終値1916.6円から2021年3月に記録した年初来高値3800円まで、1.9倍に上昇している。なお、発表当日(2021年5月7日)の終値は3520円で、2000年3月の終値から1.8倍に上昇した水準で推移している。
■リコーリース(8566)の株価チャート/月足・25年
リコーリースの配当利回り、配当+株主優待利回りは?
リコーリースの2021年5月7日時点の株価(終値)は3520円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※リコーリースの配当利回り】
株価:3520円
年間配当額:中間55円+期末60円=115円
配当利回り:115円÷3520円×100=3.26%
リコーリースの配当利回りは3.26%。2021年4月の東証1部の平均利回りは1.86%(配当実施企業のみ)なので、リコーリースの配当利回りは「高め」と言える。
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また、リコーリースは100株以上の株式保有で「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。
| ■リコーリースの株主優待制度の詳細 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 継続保有期間 | 株主優待内容 |
| 3月末 | 100株以上 | 1年未満 | QUOカード:3000円相当 |
| 1年以上 | QUOカード:4000円相当 | ||
| 3年以上 | QUOカード:5000円相当 | ||
リコーリースの2021年5月7日時点の株価(終値)は3520円、配当利回りは3.26%なので「配当+株主優待利回り」を計算すると、以下のようになる。
【※リコーリースの配当+株主優待利回り(100株・1年未満保有時)】
投資金額:100株×3520円=35万2000円
優待品(QUOカード):3000円相当
株主優待利回り=3000円÷35万2000円×100=0.85%
配当+株主優待利回り=3.26%+0.85%=4.11%
【※リコーリースの配当+株主優待利回り(100株・1年以上3年未満保有時)】
投資金額:100株×3520円=35万2000円
優待品(QUOカード):4000円相当
株主優待利回り=4000円÷35万2000円×100=1.13%
配当+株主優待利回り=3.26%+1.13%=4.40%
【※リコーリースの配当+株主優待利回り(100株・3年以上保有時)】
投資金額:100株×3520円=35万2000円
優待品(QUOカード):5000円相当
株主優待利回り=5000円÷35万2000円×100=1.42%
配当+株主優待利回り=3.26%+1.42%=4.68%
リコーリースの「配当+株主優待利回り」は、100株・1年未満保有時で4.11%。それなりの利回りであるうえに、継続保有期間が長くなればQUOカードの額面がアップすることになる。さらに、リコーリースは2022年3月期で”22期連続増配”を達成する見込みでもあるので、今回の増配を機に長期保有を検討する価値は十分にありそうだ。
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リコーリースは、リースおよびリース関連のファイナンスサービスを提供している、リコーグループのリース会社。2022年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高4.5%減、営業利益5.9%増、経常利益4.5%増、親会社株主に帰属する当期純利益4.8%増となっている(すべて前期比)。
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| ■リコーリース | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| その他金融業 | 8566 | 東証1部 | 115円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 3520円 | 100株 | 35万2000円 | 3.26% |
| ※株価などのデータは2021年5月7日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 | |||







