Photo:PIXTA
小学生たちの椅子取りゲームが激化の一途だ――。2023年の中学入試では、首都圏の受験者数は5万2600人（首都圏模試センター。私立・国立受験者）と、これまでのピークだった昨年を上回り、受験率（同）と共に過去最高に達した。西の激戦区、関西の受験率（日能研関西データ）も14年ぶりに10％を超える異常事態だ。問題は、この史上空前の“中受ブーム”が来年以降も続くとみられていることだ。学校間の競争も激化し、入試トラブルも起きる中、入って後悔しない「志望校」と「塾」はどこか。特集『2024年入試対応！わが子が伸びる中高一貫校＆塾＆小学校』では、中学受験以上に過熱する小学校受験を含めて、4月3日（月）から18日（火）まで全29回の連載で、その選び方や勉強法を余すところなく伝授する。
＃1 4月3日（月）配信
首都圏の中学受験者数が続伸し過去最高！最難関校回帰、芝国際ショック…激変最新入試事情
Photo by Akio Fujita
過去最高の受験者数と受験率を更新し続ける首都圏の中学受験。だが2023年入試では、コロナ禍が終息に向かう中、志望校選びで新たな動きが起きている。23年最大の話題、「芝国際ショック」とともに最新の首都圏中学入試を分析する。
＃2 4月3日（月）配信
「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・首都圏中堅120校】偏差値50未満でも名門大合格者輩出
難関中高一貫校の出身者だけが名門大学に進むわけではない。入試時の偏差値は高くなくても、入学後に大きく後伸びできる学校は多い。入学時の偏差値と卒業時の偏差値を基に、入りやすいがその後伸びるレバレッジ度ランキングを独自に算出。ここでは首都圏で偏差値が50未満の学校を対象にした【首都圏・中堅校版】を掲載する。
＃3 4月4日（火）配信
中学受験塾「合格力」ランキング【2024入試版・関西＆東海22塾】希学園が復活の2位、1位は？
わが子の塾選びに悩む親は多い。つい塾の広告に躍る難関校の合格実績から判断しがちだ。しかし、子どもの学力や志望校を鑑みて、その塾が最適とは限らない。「難関校よりも中堅校に強い」「特定の中学校に強い」など、塾それぞれに強みがあるからだ。そこで関西と東海の主要塾について、最新2023年入試を含めた過去16年間分の合格実績を大分析。子どもを伸ばせる塾の「合格力」を明らかにする。
＃4 4月4日（火）
「小学校受験」ブームは天井知らず、早慶附属や新難関校は倍率10倍超え！合否のポイントは？
Photo:PIXTA
受験者数がコロナ禍で急増した前年を上回るなど、6歳児たちの「11月の勝者」を目指す戦いが激化している。最難関の早慶附属小はもちろん、農大稲花小など「新難関校」も人気が高い。関西エリアも含めて小学校受験の最前線を明らかにする。
＃5 4月5日（水）配信
「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・関西54校】中堅・上位・難関の偏差値別で名門大に強い学校は？
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首都圏と同様、関西の中学受験事情も様変わりした。難関校への志願者数が増加に転じ、かつ偏差値にとらわれない層の志願者も増えている。さらに、公立王国である大阪にも中学受験の波が押し寄せている。「お得な中高一貫校」ランキング【関西＆難関校入試】とともに、関西エリアの入試最新分析をお届けする。
＃6 4月5日（水）配信
『19×19までかんぺきに暗算できる本』27.5万部の作者が教える、中学受験に有利な算数の「別解」体得法
Photo:photolibrary
中学受験の要である算数は、ただ解ければいいというものではない。実は、複数の解き方である「別解」を多く知ることで、有利に働くのだ。ぜひ、親にも知っておいていただきたい。
＃7 4月6日（木）配信
「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・東海その他38校】低偏差値でも名門大に強い学校は？
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直近入試で、中堅校を含めて軒並み志願者数が増加し、本格的な中学受験ブームが到来した東海エリア。その最新事情について、入りやすいのに大学進学実績が良い中高一貫校ランキング【東海・その他版】とともにお届けする。
＃8 4月6日（木）配信
元サピックス小学部教室責任者が正しい「褒め方＆叱り方」を伝授、自宅学習でわが子を伸ばす！
親の誤った褒め方や叱り方によって、ゆがんだ学習観を持ったり、成績が伸び悩んだりする中学受験生は多い。親に知ってほしい子どもが伸びる「褒め方」と「叱り方」を伝授する。
＃9 4月7日（金）配信
東京芸大、ムサタマ…「6美大」合格者数ランキング【中高一貫57校】2位吉祥女子、1位は？
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近年、人気が高まっている芸術系大学。東京藝術大学を筆頭に、ムサタマ（武蔵野美術大学、多摩美術大学）などへの合格者数が多い中高一貫校はどこか、ランキング化した。
＃10 4月7日（金）配信
早慶上理を目指せるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・107校】
Photo:PIXTA
中学入試時の偏差値はそう高くなくても、早慶など最難関私立大学に強い中高一貫校はどこか？「早慶上理」への進学だけにフォーカスして、“入るとお得”な高レバレッジ中高一貫校ランキングの最新版を掲載する。
＃11 4月8日（土）配信
“小1の壁”と“小4の壁”を突破！後悔しない「民間学童」の選び方、初の業界団体も発足
Photo:PIXTA
民間学童保育施設が急増している。3月には、やる気スイッチグループやウィズダムアカデミーなどが参画する初の業界団体も発足した。設立代表理事の遠藤奈央子氏に、入って後悔しないための民間学童の選び方を指南してもらった。
＃12 4月8日（土）配信
「中学受験＝課金ゲーム」は本当か？主要9塾の費用から受験コストを徹底検証
Photo:PIXTA
受験者数と受験率が右肩上がりの中学受験。比例して、受験費用が家計に重くのしかかる世帯の比率も増えている。そこで「課金ゲーム」とさえ呼ばれる中学受験にかかるお金を徹底解剖。中学受験を勝ち抜ける課金プレーヤーの世帯年収とは？
＃13 4月9日（日）配信
都立中高一貫校の入試倍率が急降下、それでも「易化」しないこれだけの理由
Photo by Seiko Nomura
学費が安く、ピーク時には10倍もの倍率を記録した都立中高一貫校。しかし、2022年入試では倍率が急低下し、直近23年も同様だった。その背景とともに、「倍率低下＝易化」とはいえない背景を解き明かす。
＃14 4月9日（日）配信
「SAPIXの中央値はMARCH」にSNS騒然、作家・藤沢数希氏に主張の根拠と中学受験のコスパを直撃！
Photo:PIXTA
「SAPIXの中央値はMARCH」――。年末年始にかけて、作家・藤沢数希氏の新刊内のツイートがSNSで大きな反響を呼んだ。中学受験のコスパは低いのか？「冷静に考えれば当たり前の話」と一笑に付す、藤沢氏を直撃した。
＃15 4月10日（月）配信
中学受験塾「合格力」ランキング【2024入試版・首都圏21塾】2位希学園（首都圏）、1位は？
中学受験の塾選びは、難関校の合格実績で選ぶと痛い目に遭いかねない。首都圏の主要塾について、最新2023年入試結果を含めた過去16年間分の合格実績を大分析。その塾の生徒の“平均的”な学力を算出した「合格力」ランキングのほか、わが子に最適な塾を見つけられる、あらゆるデータを公開する。
＃16 4月10日（月）配信
東大、京大…難関14国立大を目指せるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・45校】
Photo:PIXTA
中学入試時の偏差値はそう高くなくても、「旧帝一工」など名門国立大学に強い、後伸びが期待できる中高一貫校はどこか？名門国立大への進学だけにフォーカスした、お得な中高一貫校レバレッジ度ランキングの最新2024年版を掲載する。
＃17 4月11日（火）配信
中学受験「難関26校に強い塾」ランキング【首都圏＆関西】男女御三家、早慶付…過去16年の実績で判明
Photo:PIXTA
首都圏で難関校に強い塾といえば、SAPIXをまず思い浮かべるはず。だが、特定の難関校を見れば、SAPIXより強い塾もある。そこで、首都圏と関西の難関26校について、共学、男子校、女子校別に、最新2023年入試を含めた過去16年間の塾別合格者数を大調査。特定の難関校に強い塾に加え、現在どの塾がどの難関校の合格実績を上げようとしているのかを明らかにする。
＃18 4月11日（火）配信
ジャック幼児教育研究所、理英会、わかぎり21…「小学校受験」でわが子を合格に導く塾活用法
Photo:PIXTA
学力一本勝負の中学受験と異なり、小学校受験はペーパー、行動観察、運動、面接、願書など総合力が問われる。家庭だけでは対策が難しく、上手に塾を活用することが不可欠だ。小学校受験の試験内容や最新のトレンドを解説しながら、わが子を合格に導く正しい塾の活用法を解説する。
＃19 4月12日（水）配信
関関同立を目指せるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・82校】
Photo:PIXTA
関西の中学受験において、親たちが子どもに望む、最終的な出口＝大学のボリュームゾーンは、「関関同立」への進学だ。中学入試時の偏差値は高くないが、関西名門私立大学に強い中高一貫校はどこか？関関同立への進学にフォーカスした、お得な中高一貫校レバレッジ度ランキングの最新版をお届けする。
＃20 4月12日（水）配信
グノーブル、希学園首都圏、エルカミノ…御三家合格率「SAPIX以上」の少数精鋭中学受験塾を大解剖
首都圏には四大塾以外にも魅力的な中学受験塾が多く存在する。王者SAPIXより御三家合格率が高いグノーブル、エルカミノ、希学園首都圏と、今年2月に開校して注目度の高い進学館ルータスのキーマンに難関校合格の秘訣や指導方針を直撃。上位層だけでなくその塾の「真ん中」の子どもが狙える具体的な学校名についても明らかにしてもらった。
＃21 4月13日（木）配信
「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・首都圏難関＆上位92校】偏差値50～59から名門大に進学
難関中高一貫校の出身者だけが名門大学に進むわけではない。入試時の偏差値は高くなくても、入学後に大きく後伸びできる学校は多い。入学時の偏差値と卒業時の偏差値を基に、入りやすいがその後伸びるレバレッジ度ランキングを独自に算出。ここでは首都圏で偏差値が「60以上」と「50～59」の学校を対象にした【首都圏・難関＆上位校版】をそれぞれ掲載する。
＃22 4月13日（木）配信
中学受験「大学付属校」で志願者爆増の“新星”も誕生、一方で付属ブーム終焉の声も
Photo:PIXTA
ここ数年の中学受験は、私立大学の定員厳格化によって大学付属校の人気が高まり、いわば付属校バブルといえる状態だった。ところが2023年入試は一転して、付属バブルがはじけたという声が受験関係者から漏れ聞こえる。新生・付属校の躍進とともに付属校受験の未来に迫る。
＃23 4月14日（金）配信
医学部を目指せるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・157校】
Photo:PIXTA
大学受験における最高峰といえば医学部だ。国公立大学医学部の合格には、総じて東大・京大理系並みの学力が必要だ。その医学部合格者数の上位には中高一貫校の名前がずらりと並ぶ。中でも特に医学部に強い学校はどこなのか。最新版をランキング形式で公開する。
＃24 4月14日（金）配信
小1からの塾通い急増中、どんな塾を選べばいい？親次第で逆効果になることも【教育家対談】
Photo:PIXTA
中学受験の過熱ぶりから、有名中学受験塾の席を確保するべく、小学校1～2年から通塾する子どもが増えている。どんな塾を選ぶべきか、そして親はいかにあるべきか、中学受験塾に詳しい教育家の西村則康氏と小川大介氏の対談をお届けする。
＃25 4月15日（土）配信
首都圏で中高一貫「名門女子校」が大復活！5年で受験者数が倍増した人気の理由は？
Photo by Seiko Nomura
恵泉女学園大学の学生募集停止など、没落著しい名門女子大を尻目に、首都圏では伝統女子中高一貫校の人気が急騰している。中でも1903年開校の山脇学園は5年で受験者数が2倍以上に増加。女子校人気の背景を追った。
＃26 4月16日（日）配信
「MARCHじゃ肩身が狭い、最低でも早慶」タワマン住民の中学受験をタワマン文学の先駆者が語る
Photo:PIXTA
湾岸タワマンの住民といえば、高年収ビジネスパーソンやパワーカップル、医者や弁護士であり、中学受験ブームのけん引役といっても過言ではない。「タワマン×中学受験」の実態を「タワマン文学」の先駆者で、今年『息が詰まるようなこの場所で』（KADOKAWA）を上梓した、「窓際三等兵」改め外山薫氏が激白する。
＃27 4月17日（月）配信
MARCHを目指せるのに入りやすい「お得な中高一貫校」ランキング【2024入試版・首都圏83校】
Photo:PIXTA
首都圏の中学受験において、親たちが子どもに望む、最終的な出口＝大学のボリュームゾーンは、明治大学や青山学院大学、立教大学などMARCHへの進学だ。中学入試時の偏差値は高くないが、首都圏名門私立大学に強い中高一貫校はどこか？「MARCH」への進学にフォーカスした、お得な中高一貫校レバレッジ度ランキングの最新版をお届けする。
＃28 4月17日（月）配信
広島・岡山・福岡の中学受験最前線、福岡で「エリア2番手校」が人気の裏事情
提供=広島大学附属中学校
中国地方の2大経済圏である岡山・広島、そして九州の雄・福岡。「公立高校王国」ながら私立の名門校も数多い、西日本の3都市における中高一貫校中学受験最新事情を分析する。
＃29 4月18日（火）配信
おおたとしまさ氏のエール、私立中高一貫へ通う真の意義は「私学が持つ『美学』にこそあり」
空前の中学受験ブームの陰で、中学受験のコスパ、タイパの悪さも指摘され始めている。中学受験を目指す真の意義はどこにあるのか？近著『勇者たちの中学受験』（大和書房）が話題を呼んだ、教育ジャーナリスト、おおたとしまさ氏に寄稿してもらった。
Key Visual by Noriyo Shinoda
