昨年来の大幅な円安や株高、金利上昇や生成AIのさらなる進化などを踏まえて、「5年後の日本株&業界地図」を大予想!数々の新潮流が産業界にどのようなインパクトを与えるのか、気になる人も多いだろう。そこで特集『高配当・半導体・生成AI超進化!5年後の業界地図』では、6月17日(月)から7月25日(木)までの全22回の連載で、注目10業種の業績から配当、業界内序列の変化に至るまで、定量と定性両面からの分析で未来予想図を明らかにする。また、今年は「新NISA元年」でもある。株価・為替の「5年後」予想アンケートや、独自の成長株・株主還元・高配当ランキングで有望株を炙り出すなど、投資に役立つコンテンツも一段と充実化してお届けする。
#1 6月17日(月)配信
【増配&自社株買い期待の50銘柄】業績堅調&好財務なのに総還元性向が低い=株主還元余地が大きい銘柄を厳選!
日本企業の株主還元ラッシュが続いている。東京証券取引所の「資本コストや株価を意識した経営」の要請やアクティビストの増加も、株主還元強化への取り組みを加速させる要因だ。今回は業績堅調で好財務なのに株主還元強化が出遅れている「総還元性向が低い50銘柄」をピックアップ。増配や自社株買いはもちろん、株価の大化けも期待できる銘柄群を紹介する。
#2 6月18日(火)配信
弁護士、会計士…士業の淘汰が生成AIの進化で加速!5年後の「収入格差」を士業コンサルタントが解明
「AIで消える職業」上位にランクインし続けてきたのが、弁護士や会計士などの士業だ。現状ではまだまだ生き永らえてはいるが、進化を続ける「生成AI」は、淘汰をさらに加速させること必至。士業コンサルタントの横須賀輝尚氏が、具体的な生成AI関連のプロダクトと併せて、生成AIの影響で到来が不可避の「収入格差の現実」を明らかにする。
#3 6月19日(水)配信
三菱UFJ、三井住友…最高益連発のメガバンク3社の死角は?さらなる金利上昇の影響を徹底分析
各社で最高益が続出し、業績が波に乗るメガバンク。背景には、「金利ある世界」の復活による利ざやの拡大や堅調な資金需要がある。ただし、その好調の要因や今後の成長ポイントを分析すると、各社によって異なるカラーが浮き彫りとなる。“わが世の春”を謳歌するメガバンクに死角はないのか。その中身を検証するとともに、今後の金利上昇がもたらすメガバンクへの影響を解説する。
#4 6月20日(木)配信
三菱商事、三井物産…絶好調の総合商社7社「5年後の本命企業」は?見え隠れする「いつか来た道」リスク
業績、株価、年収、就職人気――。あらゆる面から圧倒的勝ち組セクターの総合商社だが、世界的分断による資源高の定着や供給不足で、活躍の場がさらに拡大。インフレや円安も高水準の利益を押し上げる。ただし、中期経営計画を分析すると、積極的な株主還元策が評価される一方で、「いつか来た道リスク」も見え隠れする。総合商社の三つのキーワードを解説しつつ、三菱商事や三井物産、伊藤忠商事など7社の戦略を解説。意外なダークホースを含むトップアナリスト3人の5年後の注目企業も紹介する。
#5 6月21日(金)配信
5年後は「日経平均7万円」の予想も!2020年代末の株価水準を専門家が大予想、未来の注目業種も!
日経平均株価は年初から株高が続き、今年3月には史上初の「4万円」に達した。一巡後は高値圏でもみ合う中、今後はどこへ向かうのか。「5年後」をテーマとした本特集で、相場のプロがその行方を大胆に予想。すると、2020年代末に「7万円」という見方も飛び出した。その理由とは?注目業種などと併せ、一挙に明らかにする。
#6 6月24日(月)配信
小売り&外食34社の「賃上げ耐性」を試算!人件費高騰でも5年後に勝つ会社、インバウンドで勝ち組の小売り2社とは?
小売業界では、足元の人件費高騰の波が大きな経営リスクとなっている。企業の選別が加速する中、勝ち残る“強い企業”とはどこなのか。専門家による小売り&外食34社の「賃上げ耐性」の試算を基に人件費高騰のリスクを徹底検証、今後も業績拡大が期待できる「成長期待」銘柄を紹介する。また、小売りの注目トピックであるインバウンドについて、その恩恵を受ける二つの銘柄も紹介しよう。
#7 6月25日(月)配信
【株主還元「優等生銘柄」ベスト50】増配&自社株買いが狙える企業10位はKDDI、1位は?
来期以降も増益が見込まれる銘柄から、継続して株主還元を強化してきた銘柄をリストアップ。東証改革ではPBR1倍割れ銘柄が脚光を浴びたが、株主還元「優等生」の安定感にも注目すべきだろう。実際、ランキングに登場する銘柄は日本を代表する優良企業が目立つ。業績の突然の失速がない限り、今後も高水準の株主還元が期待できるはずだ。
#8 6月25日(火)配信
「高年収・高配当」伸びしろ十分の意外な電子部品企業が判明!AIブームはニデックやTDKなど株価の追い風に
生成AIがさらなる進化を遂げる中、電子部品業界にも追い風が吹いている。そうした環境下で、主要8社の「稼ぐ力」を分析。新時代の勝者を探ると、「高年収・高配当」で伸びしろも十分な、意外な存在が浮かび上がってきた。
#9 6月26日(水)配信
三菱地所、三井不、住不…利回り5%の「有力銘柄」と、利益成長が鈍い「弱点企業」は?不動産・住宅の5年後勝ち組を徹底分析!
不動産の決算が好調だ。大型プロジェクトも多く抱え、好業績はしばらく続きそう。一方、ある「トレンドの事業」に注目すると、他社に比べて成長率が見劣りする企業も浮き彫りとなる。不動産と住宅業界にフォーカスし、その成長性を徹底的に見極める。加えて、実は高配当銘柄が多い不動産・住宅セクター。利回り5%に迫る有望銘柄をチェックしていこう。
#10 6月26日(水)配信
テルモ、シスメックス、オリンパス…医療機器業界「5年後の勝者と敗者」をトップアナリストが解明!
成長の源泉だった中国市場の失速や世界的な医療財政の悪化など、厳しい環境の中でも成長を続けられる医療機器メーカーはどこか。今後5年間の医療機器セクターの論点を解説しつつ、新社長で「過去の延長線上にない成長」を目指すテルモ、復活を目指すオリンパス、第二の柱を構築中のシスメックスなど主力企業を分析。ニッチ市場で成長を狙える企業とこのままでは厳しい企業も、具体名を挙げて解説する。
#11 6月27日(木)配信
“エヌビディア沸騰”が続く条件とは?期待できる「半導体株」国内外の10銘柄を大公開!
生成AIブームに沸く半導体市場で、5年後も高成長を続けそうな企業とは?そんな期待大の国内外10銘柄を開陳。さらに、沸騰する米エヌビディアが今後も熱を失わないための、「ある条件」についても解説した。
#12 6月27日(木)配信
【5年後為替アンケート】最円安予想は「1ドル166円」に、著名ストラテジスト6人が徹底予測
昨年は歴史的な円安により、製造業を中心に大きな恩恵を受けた企業で好決算が相次いだ。一方、円安の継続には輸入物価の上昇といった弊害も存在する。現在の円安はどこまで続くのか。著名ストラテジストら6人に為替予測の緊急アンケートを実施。2029年末にかけたドル円レートの予測を大公開する。
#13 6月28日(金)配信
成長株「大化け候補」ランキング【5年後に伸びる80銘柄】6位M&A総研HD、1位は?
短期の株価変動に一喜一憂せず、中長期保有で大きな利益を狙えるのは個人投資家の特権だ。直近5年間は半導体製造装置メーカーや総合商社が躍進したが、次の5年間の主役株は何か。アナリストの5期先予想から「大化け候補80銘柄」を選抜。勢いのある中小型株だけでなく、躍進する大型株や、復活を目指す企業までさまざまなタイプがそろうので、ぜひチェックしてほしい。
#14 7月1日(月)配信
半導体業界「5年後の配当額・営業利益率・増収率」ランキング【計127社】ディスコ、レーザーテック…5年後に伸びる銘柄を大公開
半導体業界の中で、5年後に高笑いしているのはどの企業だろうか。IFISコンセンサス予想で「5年後」のデータを取得できる一群を抽出し、配当額・営業利益率・増収率それぞれの独自ランキングを作成。この先も期待大の一群を炙り出した。
#15 7月2日(火)配信
第一三共は時価総額10兆円超え!復活狙う武田、創薬力で注目の中外…製薬業界「5年後の勢力図」
大型のがん治療薬で躍進続く第一三共、復活を狙う武田薬品工業、創薬力に定評のある中外製薬……、5年後の医薬品セクターの勢力図はどうなるのか。薬価引き下げ圧力など業界環境が厳しい中、問われるのは各社の新薬開発力だ。承認取得が複数進行中の大型薬の具体的な名前を挙げながら、意外なダークホース企業やバイオベンチャーなど注目の中堅企業についても紹介する。
#16 7月3日(水)配信
日本株の専門家6人が「今後5年の注目46銘柄」を厳選!4人が選んだ王道株・3人が挙げたDX関連株…
今後5年で業績や株価に期待できる「ピカピカ銘柄」はどこなのか──。日本株の専門家6人にアンケートを行い、厳選の延べ46銘柄をその理由と共に明らかにした。
#17 7月8日(月)配信
株価85%下落「王者エムスリー」の復活は?追うJMDCの躍進は続く?医療IT業界の5年後を大予測!
日本を代表するグロース株として市場評価が高かったエムスリーに異変が起きている。2期連続で減益に転落し、株価が高値から85%も下落しているのだ。一方、エムスリーを追うJMDCは医療データの利活用を武器に躍進が続くが、株価はエムスリーに「連れ安」している。果たして「2強」の今後はどうなるのか。成長セクターだけに、大手生命保険やベンチャーも参戦して、合従連衡も加速している。最新情勢を解説しながら、新たなビジネス機会が立ち上がりつつある医療IT業界の5年後の勢力図を予測した。
#18 7月10日(水)配信
「もしトラ」で日本企業はどうなる?インフレ、関税、個人消費…米大統領選挙の影響を大分析!
今年11月の米大統領選挙の結果は、2020年代の世界経済の動向にも多大な影響を与えかねない。昨秋までニューヨークに駐在していた米国経済・金融担当の専門家である大和総研の矢作大祐主任研究員が、候補者2人の政策の方向性を分析し、日本企業がどのように備えるべきか展望した。
#19 7月11日(木)配信
【高利回り株ランキング】5年後に配当も利益も伸びる「高配当株80銘柄」5位武田薬品、1位は?
配当株投資であっても、高い利回りだけで銘柄を選ぶのは危険だ。業績が悪化すれば、減配や無配を余儀なくされる危険性があるからだ。そこで、アナリスト予想を基に「5期先の配当が増加」して、かつ「当期利益も増える」高配当株を選抜。複数のスクリーニングも実施して、5年先も安定配当が期待できる80銘柄をピックアップした。NISA(少額投資非課税制度)で人気の大型株も登場するので初心者も中級者もチェックしてほしい。
#20 7月22日(月)配信
【最新版】清原達郎式「割安小型成長株」候補213銘柄を抽出!爆発的な破壊力を秘める銘柄の条件とは?
爆発的な破壊力を秘める「割安小型成長株」を発掘するためにはどうすればいいのか。大きな反響を呼んだ「清原達郎式のスクリーニング術」の「最新版」をお届けする。圧倒的な成績を残した「伝説のサラリーマン投資家」が実践してきた割安小型成長株投資の極意とは?また、最新決算を反映した清原式投資への入り口となる213銘柄も一挙公開する。
#21 7月23日(火)配信
次世代スター株候補を発掘!売上高が急拡大する超成長期待銘柄【120社】8位フリー、1位は?
次世代のスター株の発掘は、個人投資家の強みを生かした投資法だ。また、成長力のある企業に早い段階で投資できれば、テンバガー(10倍株)も夢ではない。アナリストの5期先予想から「超成長期待120銘柄」をランキング。米国のインフレが一服した場合、再びこれらのグロース株が脚光を浴びる可能性が高いだけに、この好機を見逃さないようにしよう。
#22 7月25日(木)配信
【5年後には大化けも!?「割安株」ランキング】120銘柄を大公開!2位日本製鉄、1位は?
アナリストの業績予想に複数のスクリーニング条件も追加して、「5年後の割安株120銘柄」を選抜した。増益基調の割安株を中長期で保有して、「実力値」に株価が修正されるのを待つ割安株投資は、短期的な成績を求められない個人投資家向きの投資法だ。日経平均株価は高値圏で推移しているが、割安株であれば相場が崩れたときにも下値リスクは小さい。投資初心者も注目してほしい。
Key Visual by Noriyo Shinoda, Kanako Onda