韓国で50万部の超ロングセラー、韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、中高生の98.4%が「勉強をしたくなった」と証言! なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代~70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。いま、再燃している『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。
親が子が寝ているあいだに、机の上にそっと置く社会現象が起きたほど、親にも子にも衝撃的な話題作となった勉強本。全13章からなる『勉強が面白くなる瞬間』のダイジェストを全13回でお送りしてきました。そのうち、大反響のあった13章より、母があなたに伝えたい心のメッセージをお届します。
あなたのお母さんが一番気にかけているのは、あなたのことです
あなたは母親と話すとき、何でも大げさに言っていませんか? 毎日どんなに頑張って勉強しているか、どんなに忙しいか、授業がどんなに難しいか……。いつも会話の半分以上は愚痴です。「ストレスで死にそうだ」とか、「授業が多いし、進度が速くて大変だ」とか言って、母親に余計な心配をかけています。
それを聞かされる母親の立場からすれば、そのまま信じるしかありません。あなたは主に、「母親の目が届かない時間」について語っているからです。
実際はそんなにつらいわけでもないのに、あなたが何気なく口にした「つらい」という言葉に、母親は本当に胸を痛めています。自分は軽く言ったつもりでも、母親は子どもの言うことを真に受けて、その言葉が一日中、頭から離れません。怒って「お前の言うことなど信じないよ」と言ったとしても、あなたのお母さんは間違いなく「世界中であなたの話を一番信じてくれる人」です。
あなたのお母さんが一番気にかけているのは、あなたのことです。あなたはお母さんにとって振り払うことのできない心配の種ですが、同時にお母さんを明るい笑顔にできる人でもあります。あなた次第で、お母さんは世界一不幸な女性にもなるし、世界一幸せな女性にもなるのです。自分の人生は自分で責任を持つことを知るべきです。
(本原稿は、『勉強が面白くなる瞬間』第13章のダイジェスト版です)