IPO株の銘柄分析&予想

「ランドコンピュータ」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のシステム・インテグレーター企業との比較や予想まで解説![2016年3月17日 情報更新]

2015年11月9日公開(2017年12月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名(市場・コード) ランドコンピュータ
市場・コード/業種 東証二部・3924/情報・通信業
上場日 12月11日
申込期間(BB期間) 11月25日~12月1日
おすすめ証券会社 SBI証券丸三証券マネックス証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ランドコンピュータのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月20日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月25日~12月1日
公開価格決定 12月2日
購入申込期間 12月3日~12月8日
払込日 12月10日
上場日 12月11日

ランドコンピュータのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■引受証券会社(2015年11月26日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
2.6
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丸三証券 0.9
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マネックス証券 0.9
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野村證券(主幹事証券) 87.0  
SMBC日興証券 2.6  
みずほ証券 1.7  
SMBCフレンド証券 1.7  
岩井コスモ証券 0.9  
いちよし証券 0.9  
エース証券 0.9  

ランドコンピュータのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 1710~1760円
公募価格 1760円
初値 3580円
初値騰落率 +103.41%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
■レンジ予想(2015年11月21日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]
1610円~1710円
11.0倍~11.7倍
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
1700円~3000円
11.6倍~20.5倍
※期間は上場後1年を想定。

ランドコンピュータの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時)  193万1500株(予定)
公開株式数 公募32万3500株 売出10万株
(オーバーアロットメントによる売出6万3500株)
想定公開規模 7.8億円~8.3億円(OA含む)

ランドコンピュータは、
独立系SIerの東証2部上場案件

 各種コンピュータシステムに関するコンサルティング、企画、設計並びにソフトウェア販売及び運用、保守管理を手掛ける。システムインテグレーション・サービスでは、金融業等の幅広い分野において受託開発を行っている。企画立案、システム構築、システム運用の工程を全て手掛け、トータルでサービス提供できる点が特徴。

 東証2部上場のIPOは初値パフォーマンスが低い傾向にあるため、人気薄となりやすい。同社も12月のIPOラッシュのなかでは人気が集まりにくいだろう。ただ、需給面の懸念材料が少ないうえ、予想配当利回りが高い点が株価の下支え要因となる。

 公開規模については8億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はさほど多くなく、12/11は同日上場の企業もない。

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ランドコンピュータの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 5,346(―) 451(―) 227(―)
2013/3 5,367(0.4%) 292(-35.3%) 158(-30.2%)
2014/3 5,547(3.4%) 215(-26.1%) 112(-28.9%)
2015/3 6,333(14.2%) 413(91.7%) 228(102.5%)
2016/3予 7,150(12.9%) 472(14.0%) 282(23.5%)
2015/9 2Q 3,539(―%) 218(―%) 139(―%)
予想EPS/配当 単独:146.00円(上場時発行済株式数で試算)/45.00円

ランドコンピュータの業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比12.9%増の71.5億円、経常利益が同14.0%増の4.7億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の情報サービス業界では、前年度に引き続き顧客企業の収益に伴いIT投資が堅調に推移していることに加え、マイナンバー関連の需要や金融系の大型案件への期待により事業環境は緩やかな回復基調が続いている。その一方で、業者間の受注競争の激化に加え、協力会社を含む開発要員獲得の面で厳しい経営環境が続いており、引き続き人材の確保と育成が経営課題の1つとなってきている。

 このような環境のもと、同社では、引き続き既存顧客とのパートナーシップの強化に努め、継続的な受注確保・拡大を図るとともに、クラウドコンピューティングサービス分野を主体として新規顧客の開拓に注力した結果、売上高、営業利益ともに堅調に推移している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高35.3億円で49.5%、経常利益2.1億円で46.2%となっている。

ランドコンピュータの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区芝浦四丁目
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 諸島 伸治(昭和23年2月20日生)
設立 昭和46年1月13日
資本金 1億7111万円(平成27年11月6日現在)
従業員数 440人(平成27年10月31日現在)
事業内容 各種コンピュータシステムに関するコンサルティング、企画、設計並びにソフトウェア販売及び運用、保守管理
■売上高構成比率(2015/3期 実績)
品目 金額 比率
システムインテグレーション・サービス 5,036 百万円 79.5%
インフラソリューション・サービス 824 百万円 13.0%
パッケージベースSI・サービス 472 百万円 7.5%
合計 6,333 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 福島 嘉章 23万株 14.01%
2 有限会社三豊 20万4480株 12.46%
3 田村 聡明 19万5000株 11.88%
4 髙際 伊都子 15万5000株 9.44%
5 田村 嘉浩 13万株 7.92%
6 高梨 和也 10万5000株 6.40%
7 田村 誠章 9万 5.48%
8 ランドコンピュータ従業員持株会 6万9290株 4.22%
9 田村 秀雄 6万3630株 3.88%
10 有限会社ケイアイテイ 5万9600株 3.63%
合計   130万2000株 79.32%
■その他情報
手取金の使途 設備投資と運転資金に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) 1社 1万2500株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格
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ランドコンピュータの銘柄紹介

 同社は、情報サービス産業において、顧客の経営に直結するシステム課題を解決する「システムソリューションサービス」を行うシステムインテグレーターである。提供するサービスは、「システムインテグレーション・サービス」、「インフラソリューション・サービス」及び「パッケージベースSI・サービス」の3つである。

(1)システムインテグレーション・サービス

 同社事業の中核となるサービスであり、金融業(銀行・保険・証券・クレジットカード)、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野において、顧客であるエンドユーザーや国内メーカー、大手システムインテグレーターからの受託開発を中心に行っている。企画立案、システム構築、システム運用の工程を全て手掛けており、トータルで顧客にサービスを提供できることが特徴である。

 まず、企画立案においては、経営及び情報技術の視点から顧客の基幹業務システムに関するコンサルティング、顧客の業務の効率化や顧客の提供するサービスの向上につながる課題解決の提案、そしてシステム構築に向けて実装すべき機能や満たすべき性能などを明確にするための要件定義を行う。

 次に、システム構築においては、システム機能の確定やユーザインターフェースを決定する基本設計、システム機能の各内部処理を詳細化する詳細設計を行い、プログラム等の製造に取り掛かる。

 製造後は、各プログラムの連携を確認する結合テスト、システム全体機能や性能を確認するシステムテストを行う。最後にシステム運用テスト(受入テスト)において、製造された製品が顧客要求を満たしているかを確認し納品に至る。その後も製品が正常に稼働するために継続的に保守、システム運用を行っている。

(2)インフラソリューション・サービス

 顧客のITシステム基盤となるサーバー等ハードウェアの導入やネットワークの構築、データベース、アプリケーション基盤等のシステムインフラを構築するとともに、その後の運用や保守まで一連のサービスを提供する。

 一般企業、大学等の教育機関、病院、官公庁等さまざまな顧客のそれぞれのITシステムインフラ環境を調査、分析した上で顧客のニーズに適したインフラソリューション・サービスを提供している。

 同社ではネットワーク構築等のインフラソリューション・サービスに加えて、システムインテグレーション・サービスを組み合わせたトータルサービスをエンドユーザーや国内メーカー、大手システムインテグレーターのニーズに応じて提供するワン・ストップ・ソリューションも展開している。

(3)パッケージベースSI・サービス

 同社は、成長分野の柱としてシステム・パッケージベンダーとアライアンスを組み、場合によってはパッケージの提供を受け、顧客へソフトウェアパッケージ製品(Salesforce、COMPANY、SuperStream等)の導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守、運用までを行い、トータルサービスを提供していくパッケージベースSI・サービスを展開している。

ランドコンピュータの投資のポイント

 東証2部上場のIPOは初値パフォーマンスが低い傾向にあるため、人気薄となりやすい。今年は6社が東証2部へ新規上場したが、公開価格に対する初値騰落率は平均+9.7%と低い。6/25上場の冨士ダイス<6167>は同+50.9%と初値を伸ばしたものの、他の5社はいずれも+10%未満となっている。同社も12月のIPOラッシュのなかでは人気が集まりにくいだろう。ただ、公開規模が小さく、需給面の懸念材料が少ないうえ、予想配当利回りが想定公開価格ベースで2.6%と高い点が株価の下支え要因となる。

 同社は独立系システムインテグレータ(SIer)で、事業内容は「システムインテグレーション・サービス」など3つのサービスラインに大別される。中核のシステムインテグレーション・サービスは、金融業、産業・流通業、公共分野、医療分野等の幅広い分野において、顧客であるエンドユーザや国内メーカー、大手システムインテグレータからの受託開発を中心に行っている。企画立案、システム構築、システム運用の工程を全て手掛けており、トータルでサービス提供できる点が特徴という。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比12.9%増の71.5億円、経常利益が同14.0%増の4.7億円と増収増益の見通しとなっている。企業のIT投資は堅調に推移しており、事業環境は比較的良好と言える。想定仮条件水準の今期予想PERは11~12倍程度で、東証2部上場の類似企業とおおむね同水準となっている。

 公開規模については8億円程度となる見込み。株主構成上は大株主の保有占有率が低い印象だが、ベンチャーキャピタル保有株はさほど多くなく、需給面の懸念は小さい。また、12月のIPOラッシュのなかでも12/11は同日上場の企業がないため、IPO環境もさほど悪くはないだろう。

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2019 2018 2017
17社
35社
23社
37社
27社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選 534万
【ポイント】
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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
20社
61社
21社
66社
13社
71社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
293万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2019年は主幹事数で第2位! 取扱銘柄数も多く、全86社中、実に61社のIPO銘柄を取り扱った。また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆大和証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
22社
43社
13社
31社
18社
41社
15%:1人1票の平等抽選
5%:「チャンス当選」
302万
【ポイント】
毎年、数多くのIPOで主幹事を務め、取扱銘柄数も多いが、特に2019年は実績数を大きく伸ばし、主幹事数では野村證券を抜いてトップだった。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売(※2)
※残あり口座数
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
7社
82社
11社
87社
8社
83社
70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
463万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2019年は全86社中82社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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◆東海東京証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
4社
27社
1社
20社
3社
11社
10%:1単元1票の平等抽選 32万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの多くのIPO銘柄を扱っており、主幹事も毎年数社で務めている。東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2019年3月末時点。
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