IPO株の銘柄分析&予想

「シルバーエッグ・テクノロジー」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のウェブマーケティング企業との比較や予想まで解説![2017年10月5日 情報更新]

2016年8月22日公開(2017年12月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 シルバーエッグ・テクノロジー
市場・コード/業種 東証マザーズ・3961/情報・通信業
上場日 9月27日
申込期間(BB期間) 9月8日~9月14日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

シルバーエッグ・テクノロジーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)

 

■スケジュール
仮条件提示 9月6日
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月8日~9月14日
公開価格決定 9月15日
購入申込期間 9月16日~9月23日
払込日 9月26日
上場日 9月27日

シルバーエッグ・テクノロジーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

 

■取り扱い証券会社(2016年9月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券) 96.5
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
0.9
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みずほ証券 2.6  

シルバーエッグ・テクノロジーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

 

■価格情報
想定発行価格(※1) 850
仮条件
[予想PER(※2)
850~900円
[31.0倍~32.8倍]
公募価格 900円
初値 2622円
初値騰落率 +191.33%
予想トレーディングレンジ(※3) 800円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。

 

■類似会社3社の予想PER(2016年9月5日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 36.4倍
ブレインパッド<3655> 36.4倍(連)
ALBERT<3906>
サイジニア<6031>

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。

シルバーエッグ・テクノロジーの発行株数・単元数・公開規模は?

 

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 273万2900株(予定)
公開株式数 公募32万株  売出20万株
(オーバーアロットメントによる売出7万8000株)
想定公開規模(※1) 5.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

シルバーエッグ・テクノロジーはAI関連のマザーズ小型案件

 AI(人工知能)技術をベースにしたウェブマーケティングサービスの開発・提供を行う。主力サービス「アイジェント・レコメンダー」は、AIと高等数学を組み合わせた独自開発のロジックによるリアルタイム・レコメンドサービスである。ECサイト運営企業、ウェブサービス企業を主な顧客としている。

 公開規模がマザーズ上場案件としても小さいうえ、市場で根強い人気のある投資テーマの(AI)関連であることが関心を集める可能性が高い。

 公開規模については5億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あり、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるものの、影響はさほど大きくないだろう。9/27はチェンジ<3962>が同時上場する予定だが、ともに小型案件のため需給面の懸念は小さい。

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シルバーエッグ・テクノロジーの業績データ

 

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/12 311
(―)
18
(―)
12
(―)
2013/12 354
(13.7%)
3
-79.0%
2
(-81.2%)
2014/12 484
(36.8%)
58
(1436.5%)
36
(1459.8%)
2015/12 599
(23.7%)
74
(28.1%)
48
(31.2%)
2016/12 741
(23.6%)
118
(57.7%)
75
(55.1%)
2016/6 2Q 342
(―)
60
(―)
39
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:27.44円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

シルバーエッグ・テクノロジーの業績コメント

 2016年12月期の業績は、売上高が前期比23.6%増の7.4億円、経常利益が同57.7%増の1.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、同社の事業が関連するBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、2014年には12.8兆円(前年比14.6%増)、2015年には13.8兆円(前年比7.6%増)となり、以降も拡大が見込まれ引き続き堅調な成長が続いている(経済産業省調べ)。

 このような状況の中、同社は「AIクラウド型サービスで、あらゆるタッチポイントにおけるリアルタイム・パーソナライゼーションの実現」をミッションに掲げ、ECサイト運営企業、ウェブサービス企業向けに、AIを用いたマーケティング支援ツールである「リアルタイム・レコメンド・サービス」を提供してきた。

 EC市場の拡大を受け、営業強化及びシステムバージョンアップによる性能向上に注力し、アパレル、人材、家電等幅広い業界の新規顧客の獲得及び既存顧客からのコミッション売上増加につながった。また、事業拡大及び管理体制の強化を図るため、コア人材の積極採用による人員増強を行い、展示会に出展するなど、新たな顧客の獲得に努めている。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高3.4億円で46.1%、経常利益0.6億円で50.8%となっている。

シルバーエッグ・テクノロジーの詳細情報

 

■基本情報
所在地 大阪府吹田市江坂町一丁目23番43号
代表者名(生年月日) トーマス・アクイナス・フォーリー(昭和36年8月12日生)
設立 平成10年8月26日(平成16年1月に株式会社形態組織変更)
資本金 7800万円(平成28年8月22日現在)
従業員数 38人(平成28年7月31日現在)
事業内容 AI(人工知能)技術をベースにしたウェブマーケティングサービスの開発・提供

 

■売上高構成比率(2015/12期 実績)
品目 金額 比率
レコメンデーションサービス事業 597 百万円 99.6%
その他 2 百万円 0.4%
合計 599 百万円 100.0%

 

■大株主上位5位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 トーマス・アクイナス・フォーリー 197万5400 81.87%
2 テクノロジーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合 22万2300 9.21%
3 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) 15万8800 6.58%
4 (株)オプトホールディング 3万1800 1.32%
5 中道 徹 2万4600 1.02
合計   241万2900 100.00%

 

■その他情報
手取金の使途 設備投資資金に充当し、残額は運転資金に充当予定。
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

 

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シルバーエッグ・テクノロジーの銘柄紹介

 同社は、AI(人工知能)技術をベースにしたレコメンド技術(オンラインショップなどで、利用者の好みにあった物品やサービスを推薦するための技術・手法)及びそれをベースとしたマーケティング・サービスを提供する事業を行っている。

 スマートフォンの普及により、インターネットは私たちの生活に欠かせないものとなっている。それに伴い、企業活動においても、インターネットを使ったマーケティング活動はこれまで以上に大きな重要性を占めている。このような背景の中、商業サイトの最大の課題は、いかにして顧客の満足を得て、リピート需要を喚起し、売上の増加を図るかということにある。

 従来のマーケティング手法では性別、年齢による人口統計的な分類をベースとした分析が主流だったが、それではインターネット上で刻々と変化する顧客の嗜好やニーズに対応することができず、売上に結びつけることが困難だった。そこで、より顧客の好みに応じたコンテンツを提供する手法として「レコメンデーション」という手法が注目を集めている。

 これはパーソナライゼーション(顧客のウェブ閲覧行動、購買行動などの情報を基に、その顧客に最適な情報を提供すること)の手法のひとつで、ウェブサイト上やPOSなどのチャネルから閲覧や購買といった顧客行動を取り込み、人工知能技術を用いて自動的に個別顧客の次の行動を予測し、その顧客が欲している商品や情報を手間をかけずに取得し、大きな顧客満足の提供を可能にするものである。

 同社は、顧客企業が自らの顧客を知り、顧客に対して最大の価値をすべてのタッチポイント(企業やブランドと顧客とのすべての接点)においてリアルタイムで提供できるように、AI技術をベースに企業のマーケティングを支援する事業を行っている。主なサービスは、レコメンドエンジン「アイジェント」の活用による「リアルタイム解析」と「パーソナライズ・ターゲティング」。主な顧客は、オンライン上で複数の商品や情報を扱うECサイト運営企業、ウェブサービス企業。

・レコメンドエンジン「アイジェント」

 「アイジェント・レコメンダー」をはじめとする同社の各種サービスには、リアルタイム解析を実現した同社独自開発のレコメンドエンジン「アイジェント」が採用されている。

 その個別顧客が過去に行った閲覧履歴や購買履歴等といった行動データを記憶し、学習することにより効果的な推奨を行う。大量のデータがレコメンド結果を算出するために使われるため、多くのレコメンドエンジンは、日に1度ないし2度定期的なバッチ処理での解析結果をレコメンド結果として表示している。

 しかしながら、これでは、発売されたばかりの新商品がおすすめとして表示されない、また在庫切れの商品があってもおすすめ表示されてしまい、購買機会の喪失を招くことがあった。

 同社のレコメンドエンジン「アイジェント」では、リアルタイムの解析を実現し、ユーザーが今見ているものに対する最適な商品やコンテンツの表示を可能にしている。

シルバーエッグ・テクノロジーの投資のポイント

 公開規模がマザーズ上場案件としても小さいうえ、市場で根強い人気のある投資テーマの人工知能(AI)関連であることが関心を集める可能性が高い。マザーズのインターネット関連株は相対的に高いパフォーマンスを続けており、同社も初値急伸の条件が整っている。

 今年のマザーズ上場案件の初値パフォーマンスを見ても、公開規模6億円未満の9社は公開価格比+151.6%と高い上昇率を示している。ベンチャーキャピタル保有株が一定程度あるものの、影響はさほど大きくないだろう。

 同社の主力サービス「アイジェント・レコメンダー」は、AIと高等数学を組み合わせた独自開発のロジックによるリアルタイム・レコメンドサービスである。サイトに訪れるユーザーの行動データを「リアルタイム」に取得・解析して、その時点における各ユーザーの嗜好に合わせたおすすめ商品やコンテンツを顧客のサイトやアプリ内といった様々なタッチポイントで表示することができる。

 また、独自のリアルタイム・ユーザー動線分析技術により、単純な商品軸のレコメンデーションより、より一人ひとりの嗜好に合わせたレコメンデーションが可能になっている。オンライン上で複数の商品や情報を扱うECサイト運営企業、ウェブサービス企業を主な顧客としている。

 業績面について、2016年12月期は売上高が前期比23.6%増の7.4億円、経常利益が同57.7%増の1.1億円と増収増益の見通しとなっている。収益規模はまだ小さいものの、拡大基調が続いている。想定仮条件水準の今期予想PERは29~33倍程度あるが、類似企業のブレインパッド<3655>などと比べると妥当だろう。テーマ性で人気化すれば、更なる高バリュエーションも許容されよう。

 公開規模については5億円前後となる見込み。トーマス・アクイナス・フォーリー社長が発行済株式の8割強を保有するほか、カルチュア・コンビニエンス・クラブやオプトホールディング<2389>が株主となっている。ベンチャーキャピタルが1社222,300株を保有し、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除されるものの、公開規模が小さいだけに吸収は十分可能だろう。また、9/27はチェンジ<3962>がマザーズに同時上場する予定だが、ともに小型案件のため需給面の懸念は小さい。

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17社
35社
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2020 2019 2018
16社
52社
20社
61社
21社
66社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
310万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2020年は主幹事数、取扱銘柄数ともに第3位! また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
43社
22社
43社
13社
31社
10%:1人1票の平等抽選 303万
【ポイント】
国内三大証券の一角を占める大手証券で、毎年、数多くのIPOで主幹事を務めており、2019年は実績数を大きく伸ばして野村證券を抜いてトップ。取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
85社
7社
82社
11社
87社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
604万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2020年は全93社中85社と約91%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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