クレジットカード活用術
2018年10月13日 菊地祟仁

「JRE POINT」がもっとも貯まるクレジットカードは
「JRE CARD」だ! アトレなどJR東日本の駅ビルで
使うと、還元率3.5%になる“JR東日本の最強カード”

 2018年7月2日、「ビューカード」から新しいクレジットカード「JRE CARD」が発行されました。

 「JRE CARD」は、JR東日本の駅ビルでとても得するクレジットカードで、2016年2月13日に始まった「JRE POINT」のポイントカードとしての機能も付いています。

 今回は、「JRE POINT」の紹介をしながら、「JRE CARD」の効率的な利用方法を解説します。
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「JRE CARD」は、アトレやペリエなどの駅ビルで還元率3.5%の「JRE POINTが一番貯まるカード」!電子マネー「Suica」のチャージでも1.5%還元で得!

「JRE CARD」で貯まるのは「JRE POINT」で、
 従来よりもシンプルなポイントプログラムに!

 2018年6月27日、「ビューカード」の利用時に貯まるポイントが「ビューサンクスポイント」から「JRE POINT」に切り替わりました。以前の「ビューサンクスポイント」は、カード利用額1000円につき2ポイントが貯まり、1ポイント=2.5円相当で利用できるポイントプログラムでした。400ポイントでSuicaに1000円分をチャージできたりできましたが、正直、使い勝手の悪いポイントプログラムでした。

 しかし、「ビューサンクスポイント」が1ポイント=1円相当の「JRE POINT」に切り替わって、カード利用額1000円につき5ポイントが貯まるようになりました。還元率は従来と同じ0.5%ですが、ポイントプログラムはシンプルになってわかりやすくなりました。
(※提携カードの「ビックカメラSuicaカード」は、1000円で「JRE POINT」5ポイント=5円分、「ビックポイント」5ポイント=5円分が貯まるので、還元率は従来通り1.0%です)
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Suica利用者が一番得するクレジットカードが判明!全国で使えるSuica搭載のクレジットカードの中で年会費無料+常時還元率1.0%超のお得な1枚はこれ!

 付与されるポイントが「ビューサンクスポイント」から「JRE POINT」に変更するのと同時に、保有しているポイントも「ビューサンクスポイント」から「JRE POINT」に変わりました。「ビューサンクスポイント」と「JRE POINT」の交換比率は「1ビューサンクスポイント=2.5JRE POINT」となったため、従来から「ビューカード」を保有していた利用者が、「ビューカード」の明細を確認できる「VIES’s NET」でポイントを確認すると、大幅にポイントが増えています。「ビューサンクスポイント」を400ポイント保有していた場合、「JREポイント」は1000ポイントに、「ビューサンクスポイント」1000ポイントを保有していた場合は、「JRE POINT」が2500ポイントと、それぞれ2.5倍になっているはずです。

「JRE CARD」で貯まる「JRE POINT」のメリットは?
駅ナカや街ナカの「Suica」利用でも貯まるようになって身近に!

 「JRE POINT」は、アトレ、アトレヴィ、グランデュオなどのJR東日本が運営する駅ビルで貯まるポイントを1つにまとめたグループ内共通ポイントカード「JRE POINTカード」から始まりました。JR東日本の駅ビルでの買い物時に「JRE POINTカード」を提示すると、100円(税抜)につき1ポイント獲得でき、1ポイント=1円として利用できます。

 JR東日本沿線に住居があったり、学校・職場があったりする場合、「JRE POINTカード」は便利ですが、これらの駅ビルを利用しない人にはメリットはありませんでした。

 しかし、2017年12月5日に、「Suicaポイントクラブ」の「Suicaポイント」が「JRE POINT」に切り替わったことで一気に便利になりました。なぜならSuicaは、NewDaysやKIOSKなどの駅ナカだけではなく、紀伊國屋書店やイトーヨーカドーといった街ナカ(街の中にあるSuicaでポイントが貯まる加盟店)での利用でも「JRE POINT」を貯められるからです。そして、Suicaの利用で貯まった「JRE POINT」は、1ポイント単位でSuicaにチャージできるようになっています。

 「Suicaポイント」が「JRE POINT」に統合されたことで、今までJR東日本の駅ビルを使っていなかった人にとっても「JRE POINT」は身近になったのです。

「JRE POINTカードの提示で貯まる」店舗と
「Suicaで決済すると貯まる」店舗を間違わないように!

 ただし、「Suicaポイント」が「JRE POINT」に統合したことで、「JRE POINT」は非常に複雑になっています。「JRE POINTカードで貯まる」と「Suica決済で貯まる」の違いを理解していなければ、「JRE POINT」を使いこなすのは難しいため、しっかりと「JRE POINT」の仕組みを覚えておきましょう。

 まず、「JRE POINT」を貯めるには、主に以下の3つの方法があります。
1)「JRE POINTカード」の提示でポイントを貯める
2)事前に「JRE POINTサイト」に登録した「Suica」を利用してポイントを貯める
3)「ビューカード」で決済して貯める

 例えば、アトレで「JRE POINTカード」を提示して、Suicaで支払ったとします。この場合、「JRE POINTカード」の提示で「JRE POINT」は貯まりますが、Suica決済では「JRE POINT」は貯まりません。また、NewDaysで「JRE POINTカード」を提示しても「JRE POINT」は貯まらず、「JRE POINTサイト」に登録したSuicaで支払った場合は、「JRE POINT」が貯まるようになっています。

 従来の「Suicaポイントクラブ」が統合されたために混乱している方が多いのですが、Suicaで支払えばどこでも「JRE POINT」が貯まる訳ではありません。Suicaで支払って「JRE POINT」が貯まる場合には、黄色いステッカーが貼られています。

 一方、「JRE POINTカード」を提示してポイントが貯まる加盟店では緑色のステッカーが貼られています。

JRE POINTが貯まるマーク左が「Suicaで支払うとJRE POINTが貯まる」店舗、右が「JRE POINTカードを提示するとポイントが貯まる」店舗
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 これらの違いを覚えておくと、どこで、どの「JRE POINT」が貯まるのか判断できると思います。

「JRE POINT」は「ビューカード」を使えば一気に貯まる!
その中でも「JRE CARD」がもっとも「JRE POINT」を貯めやすいカード!

 アトレやアトレヴィ、グランデュオなどの駅ビルを利用する人は「JRE POINT」をそれなりに貯めることができますが、Suica決済をするだけで「JRE POINT」をたくさん貯めるのは至難の業です。しかし、「ビューカード」のポイントが「ビューサンクスポイント」から「JRE POINT」に変わったことで、「ビューカード」を使って「JRE POINT」を一気に貯めることも可能になりました。

 例えば、オートチャージ設定をした「ビューカード」の場合、オートチャージ時に1.5%の「JRE POINT」を獲得できます。従って、「ビューカード」でオートチャージしたSuicaを使えば、電車に乗ってもコンビニで買い物をしても、常に還元率は1.5%となります。NewDaysやKIOSK、紀伊國屋書店などでSuica決済すると、さらに0.5~1.0%の「JRE POINT」を獲得できるので、還元率は2.0~2.5%にまで上がります。そして、貯まった「JRE POINT」は「JRE POINTサイト」でSuicaにチャージすれば、またSuica決済に利用できます。

 2.0~2.5%でも十分に高い還元率ですが、さらに還元率が高くなって、「JRE POINT」をたくさん貯められるクレジットカードが「JRE CARDです。アトレ、アトレヴィ、グランデュオなどの駅ビルで威力を発揮し、なんと還元率3.5%で「JRE POINT」を獲得できるのです。

「JRE CARD」は、JR東日本の駅ビルで還元率3.5%になるので
通勤や通学でJR東日本を利用している人におすすめ!

 「JRE CARD」はアトレやアトレヴィ、グランデュオなどJR東日本の駅ビルでお得になるクレジットカードです。「JRE CARD」は、「JRE POINTカード」機能と、電子マネー「Suica」、そしてクレジットカードの「ビューカード」の3つの機能が一体化しており、アトレでは「JRE POINTカード」を提示すると通常は1.0%還元ですが、同時に「JRE CARD優待店」でもあるので「JRE CARD」で決済するとポイント3倍で3.0%還元になります。さらに、通常の「JRE CARD」決済分のポイントも0.5%還元になるので、合計で3.5%分の「JRE POINT」が貯まることになります。

 通常の「ビューカード」と「JRE CARD」の大きな違いが、「JRE CARD優待店」特典の有無です。「JRE POINTカード」が利用可能な店舗で「JRE CARD」で決済をすると、通常の3倍のポイントが貯まるため、「JRE CARD優待店」の駅ビルを利用する場合は「『ビュー・スイカ』カード」や「ルミネカード」「ビックカメラSuicaカード」などを利用するよりも2.0%も還元率が高くなるメリットがあるのです。

 なお、「JRE CARD」と紹介していますが、「アトレビューSuicaカード」「weビュー・スイカカード」「エスパルカード」「フェザンカード」「ペリアビューカード」は、2018年7月2日より、「JRE CARD」に切り替わっています。これらのクレジットカードの次回更新時には「JRE CARD」が送られてきますので、「こんなカードは申し込んでないんだけど?」と混乱しないようにしましょう。

「JRE POINT」は、複数の「ビューカード」のポイントと合算可能!
「JRE POINT」の登場で「JALカードSuica」のお得度が大幅にアップ!

JRE CARD」で貯まる「JRE POINT」は、ほかの「ビューカード」のポイントとも合算できるのが特徴です。筆者の場合は「JALカードSuica」と「ビックカメラSuicaカード」「JRE CARD」の3枚の「ビューカード」を保有しているので、「JRE CARD」で貯めたポイントを「ビックポイント」や「JALマイル」に交換も可能です。

 「JALカードSuica」を保有していて、「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」に加入している場合、1500ポイントを1000マイルに交換できるため、「JRE CARD優待店」で「JRE CARD」を利用して貯めた「JRE POINT」を「JALマイル」に交換すると、マイル還元率はなんと2.33%と非常に高くなります。「JALカード」単体ではあり得ないマイル獲得率で、JR東日本のポイントが「JRE POINT」に統合されたことによるメリットと言えるでしょう(「JALカードSuica」の場合、「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」に加入すると、カードの年会費とは別に年会費3000円+税が必要)。

JALカードSuica
還元率 1.5%
※1マイル=1.5円換算、JALカードショッピングマイル・プレミアム加入時
「JALカードSucia」のカードフェイス
発行元 JALカード
国際ブランド JCB
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降2000円
(+JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費3000円)
家族カード なし
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
「JALカードSuica」の公式サイトはこちら

 前述のように、マイル還元率が2.33%と高くなる「JALカードSuica」のゴールドカードとして、2018年7月に「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」が誕生しました。「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」は、還元率の高さ以外にも、豪華な「ビューゴールド特典」などのメリットがあるので、JALマイルを貯めている方、貯めようと思っている方におすすめのクレジットカードです。次回は、この「JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード」について詳しく紹介します。
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JALカードSuica
還元率 1.5%
※1マイル=1.5円換算、JALカードショッピングマイル・プレミアム加入時
「JALカードSucia」のカードフェイス
発行元 JALカード
国際ブランド JCB
年会費(税抜) 初年度無料、2年目以降2000円
(+JALカードショッピングマイル・プレミアム年会費3000円)
家族カード なし
ポイント付与対象の
電子マネー
Suica、モバイルSuica
「JALカードSuica」の公式サイトはこちら