賢く貯める節約術![2020年]
【第41回】 2012年7月20日 ザイ編集部

ガソリン代を20%減らそう!
旅行や帰省で効果抜群のエコドライブの大ワザ小ワザ

これからの季節、行楽に帰省にと長距離ドライブの機会が増えます。そこで気になるのは車の燃費。エコカーへの買い替えを考えている人もいるかもしれませんが、新車購入となると諸経費含め100万円以上の出費になります。ぽーんと買えちゃう人はいいですが、そうでない人は今乗っている車で燃料費節約のためにできることを実践しましょう!(最終ページに「エコドライブのチェックリスト22」を掲載)

 車の燃費は運転の仕方によって差が出ます。マイカーの専門月刊誌『オートメカニック』のライター・高山則政さんに、大ワザ小ワザで最大2割の燃料費節約を目指すエコドライブの方法について、アドバイスしていただきました。

車のエアコンは温度よりも風量を絞ろう!

 この季節、特に注意すべきはエアコンです。節電意識の高まりから家庭やオフィスの設定温度には気をつけてる人が多いのに、車のエアコンは豪快に利かせている人が少なくありません。

 家庭やオフィスのエアコンは「設定温度は28度を目安にしましょう」「設定温度を1度上げると消費電力を約13%削減できます」(政府広報オンラインより)などと言われますが、車の場合は省エネの仕方が少し異なります。

 車のエアコンは構造上、冷やす能力はいつも一定で、冷やした空気を暖かい空気と混ぜて温度調整しています。ですから、設定温度(ダイヤルの青→赤のほう)を高めにしても、あまり省エネにはなりません

 そのかわり、冷えた空気を早く大量に循環させようすると送風機をぶんぶん回すことになり、エネルギーを大量に使います。したがって、設定温度は最低でも風量(数字のダイヤルのほう)を絞る、あるいは小まめに調整することが省エネにつながるのです。

写真ではエアコンがAUTOになっている。車のイラストが描かれているボタンで外気導入か内気循環かを設定する。(写真/ザイ・オンライン編集部)

エアコンの「AUTO(オート)」設定はOFFにしておきましょう。ONになっていると指定された温度に早く近づけようと、送風機が頑張るからです。

 送風機のパワーを抑えつつ少しでも早く温度を下げるなら、駐車は直射日光が当たる場所を避け、日陰に停めること。あるいは車に乗り込んでいきなりエアコンをかけるのではなく、しばらくドアやウインドウを全開にして溜まった熱気を逃がしてやるなどのひと工夫が必要です。

 また、快適な温度になるまでは外気を入れずに車内の空気を循環させる「内気循環」にするのも効果的です。